まだ雪の残る近くの里山で、間伐が始まっている。
赤松、カラマツ、クリ、コナラ等の大きな木々が樹冠を重ねあい、下藪が密生する荒れた森林(もり)が、3割の間伐と下払いによって、光あふれる里山に再生してゆくのを見るのは楽しい。
 伐採した木々は放置せず、いろいろな機械を駆使して、できるだけ森林の外へ運び出し、チップや合板材、杭材、建築用材等に利用する。
 エネルギーが薪炭から電気、石油に変わって久しい今日、荒れる一方の里山は、こうした計画的な森林整備でしか再生が難しい。
 それにしても、こうした森林整備に携わる人たちの高齢化は著しい。写真の現場には、若い人たちが何人もいて、元気づけられる。

 
 

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惜桜小屋日記

2007年2月3日(土)