戻る

 近くの家に咲くマンサク。実はこの写真を撮ったのは、2月の下旬のこと。花期が長いので、今でもこの姿が見られる。今日も、やや冷たい雨に打たれながらも元気に咲いている。
 黄色い花は春を呼ぶというけれど、2月に見るマンサクはまさに春の前ぶれ。特に冬枯れの山林を黄色く彩るこの花の印象は新鮮。この時期マンサクを訪ねる林の散策は、大きな楽しみとなっている。
 名前の由来はいくつかある。春「まず咲く」から変化したというのが一般的。他に枝いっぱい咲く姿から「豊年満作」、縮れた4枚の花びらを豊年踊りの踊り手に見立てたー等々いろいろ。

惜桜小屋日記

2006年3月12日(日)