このところ、わが家のイタヤカエデとサワラに、巣立ちして少し経ったと思われるモズのヒナが居ついて、賑やかです。
 駐車広場をはさんで向かいの、Yさん宅の梅の木にかけた巣から巣立ったヒナ(6月27日日記参照)のようです。
 それにしては、まだ幼い感じですが「ひっそりしていたので、すでに巣立ったあとの空き巣とばっかり思っていたけれど、あの時にはまだ巣の中にヒナがいたんだね」と、Yさんの話です。
 チャアチャア、甘えたような鳴き声でねだる、黄色いクチバシのヒナに、目の前の畑や田んぼで捕らえたエサを、せっせと運ぶ親鳥は、まだ子離れするようすはありませんが、場所を移しつつ自在に飛ぶ力をきたえ、鋭いクチバシと爪で生きたエサを採るすべを身につけさせながら、そのタイミングをはかってゆくことでしょう。
 

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惜桜小屋日記

2005年7月20日(水)