写真は左から/チゴユリ、ワダソウ、ミヤマザクラ ※クリックすれば拡大します
花暦(はなごよみ)が日々新しく、緑も日に日に濃くなっています。
毎年のことですが、小屋の森のこの時期「ふとみればチゴユリ花咲く山のみち」といったむきの感慨があります。ちょっと油断していると、いつの間にか新しい花が咲いていて驚かされます。
覆うように茂っていたアブラチャンを取り除き、日当たりを良くしたチゴユリの群落は、昨年よりずっと賑やかになりました。
ワダソウは逆に、従来の群生地が藪に覆われて壊滅に近い状態。写真は全く別の新しい場所に咲いた一輪です。
ミヤマザクラは例年どおり、白い清楚な花をいっぱい咲かせていますが、ウワミズザクラは花芽が全く見えず、それに小屋入口のヤマツツジもツボミはわずか数個しかついていません。数年に一度の"不作"の年にあたっているようです。
惜桜小屋日記
2005年5月14日(土)