・同行 Hさん
・行程 0900林道終点―0920三級の滝―1000橋流失点―1100林道終点
雨続きで異常に涼しいお盆休み、ようやく晴れたので人ごみを避け中央アルプス北端の経ヶ岳から流れる横川渓谷を詰める。当初の目的地は経ヶ岳の尾根続き黒沢山。辰野町から153号線を北上し、JR信濃川島駅を左折して横川川に沿って進む。のどかな谷間の田園風景だが、前日までの大雨で川の水量は多い。蛇石のキャンプ場を過ぎて林道終点で車を止める。そこから1.2km右岸を高巻き、何度か橋を渡って進むと「三級の滝」。ものすごい水量でしぶきをあびる。頼りない吊橋を渡って滝の直下へ。

落差約30m、滝は水量次第でその雰囲気を変えるが今日は迫力満点。左岸の壁をつづら折れして滝の上部へ登ると、美しい渓谷沿いの道が続く。サワグルミやトチの実がたくさん落ちている。ふた抱えもありそうな大きな栃の木も。とにかく涼しい、いや寒いくらいだ。例年の夏なら別天地と呼ぶにふさわしい。
轟々と流れる川にかかる丸木橋を何度か渡って上流を目指す。出発から1時間程度のところで丸木橋が流されてしまっていた。普段の水量ならわけないのだろうが、この日ばかりは徒渉点が見つからず断念。一つ前の橋まで戻って右岸を高巻きすることにする。ところがかなりの急斜面に取り付いたところで、H氏が枯れ枝を踏み抜いて背中で約3mずり落ち、頭から川へ転落。一瞬ヒヤッとしたが、打撲だけで事なきを得る。

無理は禁物ということで、そこから下山することに。紅葉シーズンにもう一度トライしようと決める。下山途中川端でタマガワホトトギスの花を見つける。その姿、名前が変わっているので一度見たら忘れない花だ。車に戻って天然記念物の蛇石を見、「かやぶきの館」(400円)の薬湯で傷を癒す。