2002.6.2 鍋倉山(1288m)

・同行 Mさん、Kさん
・行程 1000関田峠-1045黒倉山-1110鍋倉山1140-1230巨木の谷-1330-黒倉山-1415関田峠

雪渓 飯山は戸狩スキー場の北側、新潟との県境の鍋倉山にブナの新緑を見に行く。関田峠は新潟県板倉町へ抜ける県道。標高は1129m。ということは今日のアルバイトはわずか150m?峠には10数台の駐車。
 途中の沼で白くねばねばした蛙の卵を見つける。思ったより残雪は少なく数箇所でまとまった雪渓があった他、登山道はほとんど乾いていた。
 多少のアップダウンを経てあっけなく到着した黒倉山からは光ヶ原、日本海、米山が見える。

ブナ






 黒倉山からは鞍部を経て約15分で鍋倉山頂。例年4月に山スキーで訪れる際は雪に覆われてだだっ広い山頂も、樹林が込み合って狭い。その山頂に大勢の人がお弁当を広げて大賑わい。展望は妙高方面と南の切り開きから千曲川。人ごみを避けて東へ少し下り雪の上で昼食。
 往路をもどって黒倉山との鞍部から巨木の谷を目指す。細い谷の雪渓を横切りながらひたすら南へトラバース。鍋倉山頂から東へ張り出した尾根の中腹までもどる。あたりは一抱え以上あるブナが点在しその新緑がまぶしい。

森太郎 中でも最も大きいとされるのが推定樹齢400年の「森太郎」。大人2人でも抱えきれないその幹はこぶだらけでゴツゴツ。大勢の人が見に集まった結果、根が踏まれて樹勢が衰えてしまったため、現在は周囲の立ち入りは禁止され、樹医の治療を施している由。



コブシ







そのまま下れば「森姫」を経て県道へ出るのだが、今回は車1台のため登り返して黒倉山経由関田峠へ戻る。峠の入り口にコブシの群落。青空に白い花が映える。戸狩温泉「暁の湯」(350円)明るい露天風呂で初夏の涼しい風に吹かれる。極楽極楽。

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