お茶のマメ知識


生 産 量
静 岡 約45% 鹿児島 約18% 三 重 約8%
京 都 約3,5% 宮 崎 約3,5% その他

緑茶(日本茶)の種類
煎  茶 日本で最もよく飲まれているお茶。緑茶の生産高の約80%を占めています。同じ煎茶でも製造工程で蒸し時間が長いものを「深むし茶」と呼んで、普通の煎茶と区別します。
普通煎茶:ゆたかな香りと、旨み・爽やかな渋みの調和が味わえる。
深むし茶:茶葉は比較的細かく濃緑色に抽出されるが、渋みが少なくマイルドなお茶。普通煎茶に比べ手軽に淹れられます。
玉  露 緑茶の最高級品。茶葉を摘む2週間程前から覆いをして光を遮断する為、旨み成分であるアミノ酸が多く含まれます。独特のとろりとした甘みが特徴。
く き 茶 お茶の製造工程で茎を集めたもの。軽い味わいが特徴。「棒茶」・上級茶より選別されたものを、「雁ヶ音(かりがね)」とも呼ぶ。
ほうじ茶 比較的大きい茶葉や硬い茶葉を約180℃で焙煎したもの。さっぱりと香ばしい。
玄 米 茶 玄米を炒って、煎茶や番茶(ほうじ茶の原料)に混ぜたもので、玄米の香りが特徴。カフェイン・タンニンが少ない為、夜に飲んでも安心です。
粉  茶 お茶の製造工程で分けられた粉。色・味が濃厚。玉露の粉茶は、お寿司屋さんの「あがり」としてもよく使われます。

お茶(煎茶)ができるまで
1.摘み取り 摘み取りの時期によって、八十八夜(5/1or2)頃の一番茶から、多い地方では、9月の四番茶まである。
2.蒸  す 蒸機で蒸す。蒸し時間が普通煎茶より2〜3倍長いと、深むし茶になる。
3.冷  却 茶葉の表面の水分を取り除きながら、冷却する。
4.揉  捻 茶葉に熱風をあてて揉みながら乾燥させ、形を整える(針状に整形)。
[粗揉→中揉→精揉]
5.乾  燥 茶葉をさらに乾燥させ、水分を約5%にする。(荒茶)
6.選  別 茎・葉軸や粉を、選別機(ふるい・色彩分離・風選など)にかけて、分ける。
7.乾  燥 香味の向上や貯蔵の為、再度乾燥させて、パック詰する。
美味しいお茶のできあがり\(^o^)/

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