2002年のキノコ取り、その2  2002.10.26
奇跡的に土曜休みが取れたので、今年2回目のキノコ取りに行ってみました。
これは雑キノコの代表選手、アミタケです。
運がいいとまとまって取れることも有りますが、これは 1本だけで生えてました。
ジコボウの固まりです。
ジコボウはちょっと遅かったのですが、これは綺麗でしたね。
ほとんど虫にも食われてません。
ちょうど食べごろでしょう。
こいつもジコボウ。
裏はこんな具合に、スポンジみたいな網目になっています。
虫食いも無い、綺麗な網目でした。
キノコ汁には最適です。
ちょっとクリタケには見えないくらいの、実に堂々としたクリタケですね。
これでもう少し群生していると最高なのですが、まあよしとしましょう。
こちらは開きすぎのクリタケです。
カサが完全に開ききっていますね。
ここまで開いてしまうと商品価値は落ちますが、ウチで食べるぶんには問題ないです。
開きすぎのクリタケを横から見るとこんな感じ。
大きくなりすぎたエノキダケみたいですね。
あまり美味そうに見えませんか?
確かに、でかくなりすぎると味も大味です。
茎も硬くてゴリゴリしてます。
風味も落ちるかな。
ここは去年まで白樺林でした。
私が一番好きだった場所なんですが、ご覧のように白樺が切り倒され、林道になっていました。
毎年この林でクリタケがたくさん取れたので、がっかりです。
これって自然破壊じゃないのか?
残念です。
振り返ると諏訪盆地が一望に出来ます。
諏訪湖も分かりますよね。
って、夕方みたいですが上の写真を撮ったすぐ後です。
あっという間に雲が出てきて、オマケに逆光でこんな画像になってしまいました。
難しいな〜。
折り返し地点でこの群生を見つけました。
このくらいのが3つくらいで、いい収穫です。
ビクも一杯になりました。
ちょうどいい時間でも有るので、下る事にします。
毎年このパターンで、収穫が少ないともう少し登ってみたりするのですが、無理してもいい事は無いのでこの辺にしましょう。
下りながらも、もちろん探すわけです。
そしたら、こんな凄い群生にぶち当たりました。
クリタケのこんな群生は久しぶりです。
畳3枚分くらいのスペースに、所狭しと生えているのです。
まるで畑みたいでした。
この下の画像もそうです。
ちょっと、鳥肌が立ちましたが、時期的に遅すぎるのが残念です。
先週来る事が出来たなら、それこそ取りごろだったでしょうね〜。
これだけ有ると取るのが面倒なくらいです。
それがまた嬉しいのですが。
見てください。
この1箇所だけでこんなに取れました。
2kg以上有ります。
ビクは一杯だから、スーパーのビニール袋に入れたのですが、ずしりと重くて参りました。
そしていつもの休憩ポイント、送電線まで辿り着きました。
朝の7時前に入山し、5時間歩いた事になります。
持参したコーヒーを飲みながら一休みです。
ご覧のようにビクは満杯。
スーパーの袋も満杯。嬉しいけどこれが嫌なんです。
藪の中を歩くのに邪魔!
両手が空いてないとどうにもならないというか……。
これが今日の収穫です。
計ってみたら5.5kg有りました。
ビクに3kg、スーパーの袋に2.5kgです。
収穫のほとんどはクリタケでした。
6時間近く歩いた甲斐があったというものでしょう。
ジコボウはたったのこれだけです。
アミタケ数本と、チャナメ数本。
こんなに偏ったのも久しぶりかもね。
今日は、途中でカモシカとも遭遇でき、楽しいキノコ取りでした。
山はいいですよ。
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