2002年のキノコ取り
今年は仕事が忙しくて思うようにキノコ取りに行けません。
というか、まったく行く事が出来ません。なんせ日曜が休めればラッキー! という状況。
しかし、1回も行かずに秋が終わってしまうのはあまりにも淋しいじゃありませんか。
で、今日、午後からぽっかりと時間が空いて、こいつはいいや、とばかりに思い切って出かけてみました。
本当は、2日連休の土曜の早朝がいいんですよね。まだ人が入ってないので、1週間分のキノコが待っていてくれるわけです。
午後からだと、帰りの時間が気になってゆっくり探せません。遅くとも4時頃には戻ってこないと暗くなってきますから、気が気ではないのです。
今日はまさにそういった気忙しさに追われたキノコ取りでした。
2002.10.16
諏訪で一番人気のジコボウ(イクチ)です。
ヌルヌルシコシコの食感がたまりません。
時期的にはちょうどいいはずですが、遅いのか?
群生がまったく見られませんでした。
左側のものくらいが食べごろです。
今年はデジカメを替えたので、去年と比べて少しは見られる画像でしょ?
こいつもジコボウ。
これだけでかいと数本でキノコ汁1回分ですが、なんせ開きすぎです。
食いではあるんだけど、痛んでいたり虫に食われていたりするんですよね〜。
ムラサキシメジの群生一つ!
こってりとしていい出汁が出るキノコです。
小さいうちは綺麗な紫色ですが、カサが開いてくるとご覧のように色が薄くなってきます。
なかなか綺麗な紫色をお見せすることが出来なくていけませんね。
晩秋のきのこ、クリタケです。
こっちは時期が早いのか、しょぼい群生ですね。
この程度ではまったくもの足りません。
薄暗いのでフラッシュを使っています。
夜みたいに見えますが実際はそこそこ明るいです。
も一つクリタケ。
こんなふうに、木の幹から生えるものも有ります。
ヌルヌルのないナメコ、ってえとこでしょうか。
綺麗でしょ? なんとも可愛らしい風情ではありませんか。
こっちはチャナメツムタケの群生です。
今日はチャナメの大当たりでしたね。
取り頃のヤツがボコボコと出ていまして、ニコニコですよ。
もう一つチャナメの群生。
一見ナメコのようにも見えるしクリタケのようにも見えますが、ご覧のように1本ずつ生えます。
カサはそこそこ大ぶりで、ヌルヌルしています。
風味の強いキノコで、山の味がするので好きなキノコです。
午後の1時に登り始め、2時間でタイムリミットです。いつもの折り返し地点はこの先の白樺林ですが、これ以上無理をすると明るいうちに下れないかも知れないので残念ながらここまで。
悔しいですね。
林道に下り、トボトボと家路につきました。
収穫は、それでもビク一杯です。
朝から登れたらこの倍は取れる自信が有るだけに残念でなりません。
なにしろ時間が気になって、じっくり探せないんですよ。
く、悔しい〜〜〜〜〜!
今日の収穫です。
重さを量ったら、ちょうど3kgでした。
物足りない!
ジコボウはこれだけです。
今日はジコボウ狙いだっただけに、このしょぼさには泣けますね。
左側がクリタケで、右がムラサキシメジです。
見て分かるようにクリタケは早すぎたようです。
来週辺りがいいかもしれませんが、たぶん今年はもう行けないでしょうね〜。
チャナメツムタケだけでこんなに取れました。
もちろん嬉しいのですが、本当は色んなきのこがバランスよく取れるのが理想なんですよね。
人にあげて喜ばれるのは、やはりジコボウとクリタケです。
チャナメはいまいち知名度が無いので、別けてあげるのが躊躇われるんですよ。
だから、今日取った分はウチで全部食べる事にしました。
今年はもう行けないかも知れないので、これが最初で最後になるかも。
本当はもう1回行きたいんですよ。
私の縄張り(勝手に決めてるんだけど)はもう一ヶ所あるので、そっちも見ておかないと気が済まない。
でも〜、今年は無理だろうな〜。
今日行けただけでラッキーと思うしかないか〜……。
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