枯葉堆肥の作り方   2001.11.18
それでは、集めた枯葉を使っていよいよ堆肥を積み込んでみましょう。
私も、去年3つ積んだだけなので、熟知しているというレベルではありません。
試行錯誤しながら積んでいる段階です。
もっといい方法があったら教えて下さい。
1、用意するもの。
主役の枯葉の他に、藁をなるべくたくさん用意しましょう。
それから発酵していない鶏糞。本当は生がいいそうですが、入手困難なので乾燥鶏糞を買ってきました。
15キロ630円を2袋購入。
次に米ぬか。右側の袋です。これはカミさんの実家から貰いました。
そして水です。
あとは〜、作業用のシートです。
これだけあれば枯葉堆肥が積めます。
2、まずは土台作りから。
畳2枚弱くらいの広さに、作物の残骸の茎などを敷き詰めます。
これは、大した意味はないのですが、積む時の目安と、切り返しをする時の、地面との境です。
いきなり積み込んでも問題ないです。
3、枯葉を敷き詰めましょう。
上の土台の上に、枯葉を2袋くらい敷き詰めます。
けっこう量が有るようでも、敷き詰めると大した事無いですね。
踏み込むとさらに少なくなります。
だから枯葉も、なるべくたくさん集めるわけです。
4、藁も敷き詰めましょう。
なるべく細かく刻んだ藁を敷き詰めます。
場所と手間さえ惜しまなければ、刻んだ藁と枯葉を混ぜ合わせた方がいいようです。
私は、面倒なので積み重ねてしまいます。
藁も、ハサミで細かく刻むのは大変なのでそこそこに刻んで積み込んでしまいます。
5、散水と踏み込み。
波乗りをしているわけでは有りません。
枯れ葉や藁に染み込むように、たっぷりと散水
しながら踏み込んでいます。
日陰で寒いから、完全装備。
例によって写真写りが悪いので、顔面加工してみました。
尾崎キヨヒコ風メイクですが、いかが?
6、鶏糞と米ぬかを混ぜましょう。
乾燥鶏糞を混ぜます。
黒っぽいのがそうですが、強烈な臭さで鼻が曲がりそうです。
白っぽいのが米ぬか。本当はもっと大量に入れたいのですが、たくさんは無いので仕方ないか。
これらのアイテムが微生物の餌さとなり、枯れ葉や藁の発酵を促すのかな?
発酵促進剤などを入れれば、もっと早く出来るようですが、積んでおくスペースは有るのでこれで行きましょう。
7、その他の混ぜ物。
コンポストの生ゴミや、夏から積んでおいた野菜の残骸、枯草とか枯れた花なども一緒に積み込みます。
その上に土を被せてサンドイッチにし、その都度散水しましょう。
握ったら水分が染み出てくるくらいがいいそうですが、この判断は難しいですね。
8、後はこれの繰り返し。
振り出しに戻り、再び枯葉を積み、藁を積み、鶏糞と米ぬかを混ぜ、散水しながら踏み込みます。
そして生ゴミや枯草も混ぜ、土を被せます。
これもカミさんに撮ってもらいました。
後ろに見えるシートは、今年使い切れなかった山です。来年の春作でも2年ものの堆肥なので、いいのではないでしょうか。
9、作業終了。
ひとまずこれで終了です。
13袋の枯葉が、高さ50〜60センチほどの山になりました。
これにシートを被せ、1〜2日くらいすると発酵が始まって熱が出ます。
60とか80度まで上がるそうですが、ウチではせいぜい熱めのお風呂くらいしか上がりません。
熱が下がったら、散水しながら切り返しをします。
これを何度か繰り返し、熱が出なくなったら完成です。
先は長いですね。
10、積み込み2回目  2001.12.1
2週間分、16袋を、前回の分の隣に積み込みました。
これは藁をハサミで刻んでいるところです。
押し切りでもあればいいのですが、ハサミで刻むのは思ったより大変ですね。
顔面加工ですが、今回はラフに消しを入れてみました。
ワイルドでいいですか?
11、1段目の完成ですね
右側の黒い部分が、前回積んだモノです。
もう少し積みたいので、これを1段目にして、2段、3段と積み上げる事にします。
もう2回くらい集めればいい高さになるでしょう。
で、切り返しで満遍なく混ぜれば、いい感じの堆肥になるのではないでしょうか。
これで面積は畳3枚分くらいです。
ここは日陰なので、毎年凍み上がって30センチくらいの氷になっていましたが、堆肥を積むと凍りもせず、ちょうどいいですね。
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