2003のキノコ取りその2  2003.10.25
朝の6時に目覚ましを仕掛けたんですが、起きられず、グズグズしていて6時半に起き、7時に山に入りました。
天気がいまいちで、もやっていました。
こういう山の姿は好きです。
妖精でも出そうですね。
カモシカくらいなら出るかも?
熊だけは勘弁してもらいたいですが……。
登り始めてすぐに、クリタケを見つけました。
開きすぎですね。
時期的にはいいと思うんですが、今年は天気が不順で、どうも読めません。
雨が降ってから日が開きすぎているし、遅すぎたのかな〜? と嫌な予感が……。
ところが、すぐ近くにこんな小さいのもありました。
まだ出たばかりで、小さすぎます。
もちろん取りますが、早いのか遅いのか?
何だかさっぱり分かりませんね。
ともあれ、登るだけです。
やはり、時期はいいようですね。
こんなのが取り時としては最適でしょう。
綺麗に群生していて、うっとりと見とれてしまいます。
これぞクリタケ! まさにクリタケ!
こんなのを5つも見つけたら、ビクも埋まってとってもありがたいですね。
熊避けにポケットに入れているラジオです。
SBCの「つれづれ散歩道」とかを聞きます。
なんせ私の山登りは長丁場ですから、ラジオは必需品ですね。
他に熊避けとしては、リュックサックに鈴を結んでいます。
綺麗ですね〜。
実に美しいクリタケの株です。
切り株や倒木の根元に、ポコポコと生えます。
こんなのが典型的なクリタケの群生でしょう。
発見の喜び!
思わすスキップでも踏みたくなる瞬間です。
登り始めて1時間半ほどの眺めです。
相変わらず天気はいまいちで、諏訪盆地はもやって諏訪湖も見えませんね。
向こうに見えるのは南アルプス。
土曜の午前なので、他にもキノコ取りに来ている人が2人いました。
これって気分悪いですね。
お互い様でしょうが……。
あっちへ行けー!
ってのもお互い様でしょうか……。
毎度おなじみの、取れてもあんまり嬉しくないナラタケです。
木の根っ子にまとまって生えるので、一気に荷物が増えてちょっと嫌なんですよね〜。
有ればもちろん取りますが……。
こいつも、木を取り囲むように生えていました。
固まり具合が見事といえば大したもんだ。
取り付かれた木は枯れてしまうそうなので、せっせと取ってやります。
森林保護ですね、って程でもないか。
ビクに入れるとかさばって重いので、リュックに詰め込んでしまいましょう。
雑木林は紅葉が進んでいました。
今年の紅葉はぼんやりしていて、鮮やかさがないような気がします。
暑かったり寒かったりと、はっきりしない陽気のせいでしょうか?
それでも、見ているだけで気分はいいですけどね。
ムラサキシメジです。
雑木林の枯葉の下に生えていました。
ご覧のように鮮やかな紫色で、毒々しいですか?
でも、もちろん毒はなく、しっとりとした食感の、なかなか美味しいキノコですよ。
キノコ汁に入れたら最高。
まとまって生えるキノコなので、1本見つけたら辺りをくまなく探します。
そしたら……、有るんですよね〜!
またまた発見の喜びですね。
急な斜面だからスキップは踏みませんが、嬉しいですよ。
そしていつもの休憩ポイントです。
ススキが満開でした。
風に揺れて波のようなんですが、葉っぱで手とか頬っぺたが切れるから要注意!
4時間以上歩いたのでくたくたです。
ビクにはクリタケとムラサキシメジ。
下のキノコが潰れないように、間にススキの葉っぱを挟んでいます。
藪の中を歩くので、帽子と軍手は必需品です。
両手を空けておきたいので、ナラタケはリュックに入れてあります。
リュックには、飲み物と食い物がたっぷり入っています。
何がおきるか分かりませんからね〜〜〜。
収穫ですが、左がムラサキシメジ、残りはほとんどクリタケです。
これで2キロでした。
いつもは3キロとか4キロ取るので、ちょっと物足りないかな。
いつもなら少しは取れる、ジコボウやチャナメが全く取れなかったせいでしょうね。
とはいえ、ウチだけでは食いきれないので母親の所などに別けてやりました。
ナラタケは、これで1キロありました。
人にあげても「食えるのか?」とか言われるのでウチで全部食います。
シャキシャキしていて味は悪くないから、鍋とかすき焼きに入れます。
7時間も山歩きをして疲れましたが、まあまあのキノコ取りが出来て良かったですね。
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