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平成14年9月15日 
近くの「風除けの松」の道沿いに蕎麦の花が満開に咲いている。昔は白しかなかったが最近は綺麗なピンクの花を咲かせるものが増えてきた。米の減反政策の一環として行われているが、収穫しないでそのまま土に返してしまう場合も多い。
蕎麦の花


平成14年2月3日 
野沢温泉スキー場にて



平成14年 1月4日 
土偶イラストの入った市長の名刺。縄文王国茅野市のアピールにひとやく



平成13年 11月6日 
我が家のアンテナ線に使った穴だったのですが・・・。



平成13年 11月3日 
破壊される長峯遺跡、(2000.10.18撮影)
拾った土器を洗ってみると驚くほど緻密に模様が施されている
左手前の黒い土器は口縁部と思われるが何か謎めいている




平成13年 10月6日 縄文祭 野焼き

割れることなく焼き上がり皆さんニコニコでした。
仮面が剥がれ落ちてしまったものもありました


平成13年 9月21日 市民新聞


よみがえる土偶展ポスター H13.9.16(日)


尖石縄文考古館で特別展「よみがえる土偶展」が始まりました。
縄文時代後期の土偶を中心とした土偶研究の現状と再評価の可能性を探ろうと今回企画さ
れたもので全国各地出土の土偶も展示されていて見比べる事ができる。特に昨年当市で出
土した仮面土偶の兄弟と言われる辰野美術館の新町泉水遺跡出土土偶(レプリカ)と山梨
県韮崎市の後田遺跡出土土偶が一同に展示され、4千年目の再会といった感がある。
並べて見ると縄文時代遠く離れた人々の交流を髣髴させ心にロマンが馳せる。中ッ原遺跡
の仮面土偶は一際大きくどっしりしていていささか歳の離れた長女や親のような貫禄がある。
 全国的にメジャーな土偶はレプリカ展示されているが贋物を見せられて残念というより、
むしろ一般の人達に親しみやすく、判りやすい展示となり、今この考古館でできる範囲で無
理をせず精一杯やっているところがみられ実に好感を持てた。
しかし、テーマを縄文後期や仮面にこだわったように思われるが、欲張って中期まで展示
されたため少し焦点がボケてしまった。一つでも多種の土偶を見てもらいたかったのだろう。

   10月6.7日に行われる「茅野市5000年尖石縄文まつり」に向けしばらく尖石が熱い!



中ッ原遺跡現地見学会  H13.9.7(土)


 大型仮面土偶出土で脚光を浴びた茅野市中ッ原遺跡の現地見学会が9月7日に行われま
 した。
 注目されたのは、縄文後期の石囲いの住居址で、遺跡南側急斜面直上の尾根に添うよ
 うに数基見つかった。半分は農耕により破壊されてはいるものの、残された石囲いは当
 時の特徴をはっきり残し、良好な状態で出土した。石を積み上げるのに土をよく練り
 固めているのが確認できた。また炉の中に土器が残され、堀の内様式の特徴をよく残
 している。この場所は仮面土偶出土地と地続きで、同時代を関連する資料として貴重
 な遺物といえる。
 本当はセットで残されてこそ意味があり土偶だけでは片手落ちだろう。将来県宝又は
 万が一国宝に指定された時、写真の石囲い住居址破壊と土地形状の変容は悔恨を以っ
 て惜しまれよう。
 ここは数日後に完全破壊される

 写真上 行列右側は急斜面となります。この沢下に湧水(生活水)がある。
      奥の駐車場からは大型仮面土偶が出土した。
      この写真は遺跡の消える最後の瞬間であり、また一つこの地上から足跡が消える。
      

無言館記事補足      市瀬文夫「温室の前」      ルソン島バギオにて戦死

   世の中が戦争に向かう暗い時代、なぜこのようなかくもゆったりとした作品が描かれ
 たのだろう。 今でこそ作風筆致は陳腐だが生きていれば世に名を残す作家になった
 可能性は大だ。
  作品は、左右に黄金比分割され、ムーブマンは右下足元から左回りに一部上に抜け
 左側へは、和服姿の腕を通って大きく右回りして、ゆったりとした空間を作り上げて
 いる。それに彼女等の視線は左右に大きく往復移動し一層大画面をまとめている。
 (左上の娘は右の人物へ、右の人物は左下の和服の人物へ、和服の人物は右下の鉢
 物に視線を移動している)画面中央の空間は穏やかな時間の流れに効果的だ。右上
 の植木鉢の配色も色の響き合いを配慮している。恐ろしいほど計算されている。
 生きていれば大作家?批評は恐れ多いのでこの辺にして
 おこう