 |
女性全身像土版 |
縄文晩期 |
長野県松本市内田 エリ穴遺跡出土 |
高≒15p |
松本市立考古博物館所蔵展示 |
博物館では通称「エリちゃん」の愛称で親しまれている。この土版の出土状態は故意に二つに割られ、二枚重ねで発見されました。晩期には東日本ではこのような土版がたくさん作られ、用途は「お守り」として用いられたのではないかと云われていますがいかがなものでしょうか。土版の裏は晩期特有の模様が施してあります。かわいいフリルの付いたパンツの部分と両腕の部分には朱が塗られていました。細かく見ると耳飾り表現もあり県内の土版の中では第一級の優品といえるでしょう。
|
|