5球真空管ラジオの製作
USAのジャンク周波数計があったのでこのデザインと機能を活用して真空管ラジオに挑戦しました、
1944年の物、SIGNAL CORPS U,S,ARMY FREQUENCY METER 米国陸軍、通信部隊、周波数計、とあります、
TS175 BC221 外観は同じですがバリコンやSW関係が多少違います、戦後日本のアマチュア無線家にも愛用されたようです、
私はこのデザインが好きで、頑丈でダイアル周辺などきれいにまとまっています、
ネットで見るとこの手の改造が好きな欧米諸国のハムが結構います、小さくてMT管に改造するのにはぴったりなサイズ、
シャーシーはもとより、ダイアル、バリコン、ボリューム、SW関係、ジャックなどほとんどそのまま使用できます、
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まず余計な部品をはずしスケルトン状態に、
GT管のソケットをはずしアルミの板を取り付けMT管の穴を開けます、
ミニのタイトバリコンがTS175には一個、BC221には三個ついていてこれは役に立ちますね、
ダイアル、バリコン、ボリューム、SWなどはそのまま残しておきます、キットはラジオ少年、NPO法人の団体で価格も安く高品質です、
ダイアル、ボリューム、バリコン、ミニのタイトバリコン、SWなどは米軍仕様のそのまま使います、これが楽しい、
![]() そのまま使えるバリコン |
![]() ダイアル |
![]() 電源SWとアンテナコネクター、 |
![]() 軸の長い ボリューム |
![]() これも付属していたミニタイトバリコン |
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![]() GT管ソケット、 |
![]() メタル管 |
![]() このダイアルが実にスムースで頑丈、 |
![]() 一旦全部バラす、 |
![]() 部品をはずしたところ、 |
![]() MT管用ソケットを取り付ける |
![]() 金具を作って−側をアースする、、 |
![]() +−ともに浮いている特殊なバリコン |
![]() トランスが大きいので逆向きに取り付け、 |
![]() 配線開始、アース線、ヒーターから、 |
![]() 高周波部分、 |
![]() ミニタイトバリコンを直列に入れ、親子バリコン、にする、 |
![]() 整流回路 |
![]() 高周波回路 |
![]() この明りが好きなのです、 |
![]() 裏返しにつけたトランスの感電防止用プラスチック板、 |
![]() テスターをSメーター代わりにAVC電圧を測定、IFT調整、 |
![]() この灯りがなんともいえない、 |
![]() きっちりと収まりました、 |
![]() U,S,ARMY SIGNAL CORPS 米国陸軍 通信部隊、 |
![]() 1944年版?、五球スーパーの完成、 |
![]() ネットで見たアメリカの製作例 |
![]() 1944年DECの印刷がある、 |
![]() ミロのビーナスとマッチング |
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感度も抜群、室内アンテナで十分、ソニーの中古スピーカーをつなげば音質も大変に良好です、
混信も無く古い部品がそのまま活かせたのが嬉しいですね、NHKラジオ英会話専用として活躍しております、
工夫次第でいろんなことに使えるこの周波数計、ラジオ少年時代に戻れた楽しいひと時でした、JA0OS.(^^♪。。。。。