まず、文字の色を変更するタグですが、
<FONT COLOR="red">
なんじゃあこりゃあっ!?
</FONT> |
【 1 】 |
タグ【 1 】のように記述し、ブラウザで表示すると結果【 A 】のように表示されます。
というふうに、文字の色が通常の黒から変わります。
「 <FONT> 〜 </FONT> 」というのは、文字に関する命令を司るタグと覚えてください。
しかし、「 <FONT> 〜 </FONT> 」だけでは何の意味も持たず、ここに『属性』とその『値』「 COLOR="〜〜〜〜" 」を加えてやることによって初めて意味を持ちます。
『属性』の加え方ですが、主となるタグ(タグ【 1 】で言うと <FONT> )と「 > 」の間(タグ【 1 】で言うと <FONT と > の間)に半角スペース+属性を入れます。
『属性』の「 COLOR 」というのは、文字の色を指定する属性のことで、これに半角イコール「 = 」と、半角・色の名前(英語名)を半角ダブルクオーテーション「 " 」で囲んだものを付け加えて完成です。
このダブルクオーテーション「 " 」で囲んだ中身のことを『値』と言います。
本来ならば、色の指定で「色の名前(英語名)」を指定するのには限界があるのであまり使わず、『#0000FF』(赤色)などのカラーコードを使います。
ここで失敗例として、命令文の終わりである「 </FONT> 」を付けないとどうなるかを見てみましょう。
まず、本来ならば以下のようになるはずが・・・
「なんじゃあこりゃあっ!?」
彼は自らの手の平を見てそう叫んだ。 |
命令文の終わりである「 </FONT> 」を付けないと・・・
「なんじゃあこりゃあっ!?」
彼は自らの手の平を見てそう叫んだ。 |
というように、必要のないところまで色が付いてしまうので、命令文の終わりの付け忘れには注意しましょう。