PERSONNEL
ライブ活動に終止符を打った彼等は、作曲、作詞に十分な時間とレコーディングに専念できる環境でこのアルバム作りが出来た。
Sales Date 1975.4
ポカーロ(Dr)のシャッフルに乗せ、クラビネットとエレピのリズムと荒削りなベッカーのギターが唸り、サビの(Em) When (A) Black (G) Friday (F#) ComeYou Know it's (G) got to be (D#m7) (A/D) (A/B) の4声のコーラスがスティーリー・ダンです。
メロディアスな旋律にピアノ・コード・バッキングが気持ちよいです、マクドナルドがバッキング・ボーカルで厚いコーラスを創り、良い曲です。
この曲も「Good」なメロディーと美しいピアノ・バッキングで美しい曲に仕上がっています。
2本のギターとドラムスが、うねったリズムを作り、フェイゲンのヴォーカルがシャウトします。
この曲も、Bad Sneakers、Rose Darlingと同様に、美しいメロディーと美しいピアノと厚いコーラスで本当に美しい名曲になっています。フィルのアルト・サックスはもうノック・アウトです、後半のポカーロ(Dr) も良いです(フェイド・アウトが早すぎるゾー)
ビクター・フェルドマンのバイブとオマーティンのエレピ(ウーリッツァ)と女性コーラスがフェイゲンのソウルフルなヴォーカルをバック・アップします。
ポカーロ(Dr) の変拍子チャック・レーニー(B) オマーティン(P)ダイアス(G)のプレーが光る、ジャス(ピバップ)な曲です。
いぃゃ〜良い曲です、途中の転調もいいよね、デリンジャーのギターとポカーロのドラムスもよいですよ!
ハル・ブレイン ( Dr ) のリム・ショット、軽やかなスティック・ワーク、オマーティンのピアノ、マクドナルドのバッキング・ヴォーカルがメロディアスな旋律をバック・アップします。
イントロのリフが印象的な曲です、エンディングのオマーティンのピアノ、坂本龍一してます。
Katy Lied ( 嘘つきケイティ )
Sales Date 1975.4
MVCM-21018 Black Friday
Bad Sneakers
Rose Darling
Daddy Don't Live In That New York City No More
Doctor Wu
Everyone's Gone To The Movies
Your Gold Teeth ・
Chain Lightning
Any World ( That I'm Welcome To )
Throw Back The Little Ones
Song Lyrics ( Link To Borton's Excellent Discography Page )
Guitars : Denny Dias , Walter Backer , Rick Derriger , Dean Parks
Elliot Randall , Hugh McCracken , Larry Carlton
Piano and various keyboards : Michael Omartian , DonaldFagen , David Paich
Bass : Walter Backer , Chuck Rainey Wilton Felder
Dramsand Dorophone : Jeff Porcaro , Hal Blaine ( Any World )
Percussion and vibes : Victor Feldman
Backup vocals : Mike McDonald
Alto Sax : Phill Woods
アルバム全編で美しいMichael Omartianの弾くピアノが聴かれるのがこのアルバムの特徴でしょうか(特にRose Darling , Doctor Wu , Your Gold Teeth 2, Any World , Throw Back The Little Onesのエンディング ) 、又、若干19歳のJeff Porcaroのドラムも大活躍、「Your Gold Teeth 2」では、8分の4+8分の2風の8分の6拍子など変拍子も飛び出します。
Black Friday, Bad Snekersのギター・ソロはベッカー「YourGoldTeeth 2」のギター・ソロはダイアス、「Chain Lightning」のギター・ソロは デリンジャー「Throw Back The Little Ones」のギター・ソロはランドールと思われる。
「Doctor Wu」「Chain Lighting 」などは後期の壮大なナンバーの前触れを感じさせます。ポップな名曲が多く、スティーリー・ダンの作品の中では、Popな1枚です。できたらリマスターされたCDでお聞きすることをお勧めいたします。
Katy Lied 曲紹介
Katy Lied ( 嘘つきケイティ )