原生林の華 さるのこしかけ

さるのこしかけは、市街地の街路樹や庭木あるいは里山にも見られないわけではありませんが、本当に「さるのこしかけだ」といえるようなさるのこしかけは、人が入り込まない深山の原生林でないと見られません。

南アルプスは奥が深い。人里から延々と二十数kmの林道、それでもまだ目的とする場所にはたどりつきません。林道から細い山道、そして鹿だけが登り下りする急斜面を登ると、ブナ・ダケカンバ・コメツガなどの大木が昼間でも暗い森を作っています。その森のへり(入口)には、あたかも「これより中は動物界、人間立ち入るべからず。」という立て札があるような錯覚に襲われます。こんな原生林にさるのこしかけは息吹き、『森の華』として輝いています。

標高1800mの南アルプスの原生林
サワグルミの枯木に発生したコフキサルノコシカケ
2002年10月8日
標高1800mの南アルプス原生林
ブナの倒木に発生したコフキサルノコシカケ
2000年9月19日
サワグルミの倒木に発生したコフキサルノコシカケ
ダケカンバの枯木に発生したコフキサルノコシカケ
ダケカンバの枯木に発生したコフキサルノコシカケ
カツラの倒木に発生したコフキサルノコシカケ
(南アルプス 標高1800m)
ブナの倒木に発生したコフキサルノコシカケ
(南アルプス 標高1700m)
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