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6月5日![]() |
シャクナゲ咲く <御座山(おぐらさん)2,112m>長野県北相木村、南相木村 |
御座山は長野県北相木村と南相木村の境にあり、二百名山の一つに名を連ね、更に西上州から佐久にかけての最高峰。
知らないと「おぐらさん」とは読めないよね。
今回登るのは2004年10月に次いで2回目となり、シャクナゲの季節としては初めて。
開花状況についてはネット検索ではなかなかヒットしないので、十文字峠のシャクナゲ情報からおそらく見頃を迎えているだろうと判断し、6月5日に行くことにした。
前回は不動の滝を通るコースを往復したけど、今回は反対側になる「白岩登山口」からの往復。こちらは北相木村になり、登山口の駐車スペースは5台くらい、トイレはなかった。
登り始めてすぐのところは急登で、ひと登りすると歩きやすい尾根道になる。そしてそこはミツバツツジと新緑の小径だった。
長者の森コースと合流し、ミツバツツジがなくなったなぁと思ったところから、目的のシャクナゲが現れた。今年の天候不順で咲き具合を心配していたが、ほぼ満開の状態だろうと思えた。
この写真は下山時に撮影・・・登りの時は雲が多かったから。
避難小屋で不動の滝からのコースと合流し、ひと登りすると山頂に到着。 避難小屋から先は記憶にあった。(良かった。)
登山口からのコースタイムは2時間半になっているけれど、途中途中で花の観賞にかなりの時間をかけたので、3時間は越えていた。4時間近かったかも。
山頂標識の左奥の山は「茂来山」
山頂は岩場で、展望は抜群・・・のはずが、あいにくガスがかかっていて、八ヶ岳、浅間山などは見えなかった。
でも金峰山は見えた。そしてすぐ近くには翌日行くことになる川上村の「天狗山」(〜男山)が見えていた。
山頂標識の後ろでお昼にした。(写真撮影の邪魔にならないところを選んでね)
山頂には20人くらいはいたかな。
登りと同じコースを下るけれど、こうして花の時期は同じコースでも十分に楽しい。登りとはまた違った光が差していて、きれいだった。
6月6日![]() |
ミツバツツジ咲く <天狗山1,882m>長野県南相木村 |
6月5日は快晴のはずだったけれど、御座山の山頂からの展望は今ひとつだった。
週間予報では最初はあんまり天気良さそうじゃなかったのに、翌6日の方が5日より、快晴の予報。
朝起きた時もまったその通りで、こんな日に家にいちゃ、もったいないなぁ・・・って思いつつお昼まで家で過ごして、午後ゆっくりしてたら・・・
ペーターが
3時になったら出かけるか、と。
行き先は、守屋山にする?案もあったけれど、なんと前日行った御座山の行き帰りに通った道からちょっと入ったところにある「天狗山」に決定した。
こちらも南相木村になり、家からわずか1時間と5分で登山口に着いた。
天狗山は、この時期もう何回も登っていて、去年も、同じ時期に立原高原から、ツツジ祭りのイベントで行われていた島倉千代子ショーの歌声を遠くに聞きながら登った。
立原高原からは約2時間だけれど、今回のコース「馬越峠」からは約1時間と手軽に登れる。
登り開始は4時半(夕方のね)で、途中から見えた川上村のレタス畑。こうして見ると、川上村がレタス産地として有名であることがうなづける。すでに夕方だったので、日差しも弱くなっていて、とてもきれいな景色だった。遅い時間もたまにはいいものだと思った。
こちらもミツバツツジが満開で、こちらも夕方になっていい色を出していた。途中からはシャクナゲも登場。登山道からはちょっと入ったところで咲いていたので、写真には難しかった。
山頂にて 奥正面の山が「御座山」 マウスオン でちょっと場所を変えて御座山を見る
山頂からは、前日と違い八ヶ岳ははっきりと見え、金峰山の五丈岩も木の隙間から見えた。
山頂に15分ほどいて下山。まだ光があり、ミツバツツジもきれいだった。
帰りは渋滞で1時間は無理かな〜〜って思ったけれど、(小淵沢〜諏訪南間で対面通行の箇所があるので)比較的順調に進んで、なんと!1時間と1分で家に着いた!とペーターが喜んでたです。