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9月20日〜26日 | <念願の裏銀座を歩く、そして赤牛岳へ> |
<5日目>水晶小屋〜水晶岳(2,977m)〜赤牛岳(2,864m) ピストン (水晶小屋泊) |
<6日目> 水晶小屋〜東沢乗越〜南真砂岳(2,713m)〜湯股岳(2,378m)〜湯股 (晴嵐荘泊) |
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5時35分から日が昇り始めた。 この後小屋に戻り朝食を取り出発の準備。 |
昨日この稜線を往復したんだなぁぁ・・・ 今日もきれいだね。 出発前にもう一度裏手の丘に登り、360度の展望の見納め。 何度見ても飽きることはない。 |
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小屋へ戻り、お世話になったお礼を言って出発。 3泊もしたので最後はちょっとほろりとしてしまった。それだけ、素敵な小屋だった。 新築後まだ3年、心のこもったこの小屋がこの先50年、100年と続いて行く事を願いたい。 |
私たち以外の宿泊者は全て出発した後だったので、こんな形で見送っていただけた。 左が赤ちゃんを抱いたご主人、中央が奥様、右が従業員のお姉さん(いろいろ手作りしている人です、かわいらしいね)、またいつの日か泊まりに来たいし、茅野に来られた時にお会いしたい。 もう1人いた従業員のお兄さんは登場せず、残念。 本当に素敵な小屋で、素敵な方々だった。ありがとうございました。 |
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竹村新道への分岐までは4日前に歩いたコースを戻ることになる。この4日間で紅葉がずいぶん進んだようだった。 | |
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水晶小屋を中心に、左:鷲羽岳、右:水晶岳を展望 | |
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そして竹村新道へ。 分岐からちょっと登って行く。 |
南真砂岳でお昼にした。 この後の道が予想以上の紅葉で素晴らしかった。 |
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下って来た道と、野口五郎岳から続く裏銀座の山並み。 |
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これまで裏銀座の山並みを見て歩いて来たが、途中からは表銀座の山並みを見て下るようになる。しかも、紅葉のトンネル。意外と低いところまできれいに紅葉していた。 基本は下る一方で多少のアップダウンがあるのみ。湯俣岳で最後になる槍ヶ岳の眺望。そこからは下るのみ。 湯俣温泉に着く直前の尾根で、噴湯丘を見下ろし、一気に下り、湯俣温泉「晴嵐荘」到着。 |
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受付後、さっそく河原の温泉へ。 途中の吊り橋が一部壊れているので、自己責任において行ってくださいとのこと。10分くらい歩いて河原の温泉に到着。手を入れると、熱い。。。 適当な温度の場所を見つけてから、噴湯丘を見に行った。 山荘でスコップを借りて掘るつもりで行ったけれど、手頃な湯船がいくつかあったので掘る手間が省けた。掘っていたんじゃ日が暮れてしまったかもしれないので良かった。 |
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そして待望の露天風呂へ。 ちょっと離れたところに3人ほどいたので、まずはペーターが入る。 その3人がいなくなったところで私も入った。 気持ちよかった。水晶小屋から一日で高瀬ダムまで行けないことはないが、タクシーの時間を気にして歩くのいやだし、せっかくのチャンスだからゆっくりと過ごす・・・ がペーターの信念。このお風呂のためだけに歩いて来ることはないだろうからね・・・ ここには結局1時間半ほどいた。 |
小屋に戻りまもなくで夕飯。宿泊は4人だけで、同じテーブルでの食事だったのでいろいろ話した。 お二人で静岡からこの温泉に入りに来られていて、数年前に来た時はこのような白濁色ではなく、エメラルドグリーンだかエメラルドブルーだかだったらしい。初めてだとこれが普通だと思うが、違うときもあるんだなぁぁ。 |
<7日目> 湯股〜高瀬ダム湖沿いに歩き〜高瀬ダム、(タクシーで七倉へ戻る) |
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最終日は晴嵐荘から高瀬ダムまで、2時間半の平地歩き。 7時に出発。 上空はガスっていた。ガスの上は晴れているのだろうか・・・ |
高瀬ダムへの道は単調な河原の道かと思っていたが、なんとなんと、緑のトンネルで、とても気持ちの良い道だった。 2時間ほど歩くと6日前に歩いた高瀬ダムの対岸が見えた。見えてからが長いが予定通りの時間でダムに到着。 待っていても来そうになかったので公衆電話でタクシーを呼び、七倉へ戻った。 土曜日になっていたので、駐車場にはかなりの車が泊まっていて、当初心配したうちの車だけぽつんと・・・ってことはなかったが、これが木曜日や金曜日だったらぽつんとしていたことだろうと思う。 すぐに車に乗り、自宅への到着はちょうど12時だった。 |
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さいごに
今回の連休はラッキーなことに快晴から始まり、途中雨もあったものの、快晴で終わり恵まれていた。
やっと念願だった快晴の裏銀座を歩くことができたことに加えて、高天原、湯股の温泉にも入ることができ、満足度200%。
北アルプスであと行きたいのは、仙人池と仙人池ヒュッテに泊まること、船窪岳〜烏帽子岳、白馬鑓ケ岳から天狗の大下りを通って唐松岳、更に五龍岳〜鹿島槍ケ岳、夢は尽きない。
長々と読んでくださってありがとう。