水耕と土耕とのハイブリット栽培

参考資料 1 特開2000-5075 3。  養液栽培装置
参考資料 2 現代農業  2023年 3月号 P.120 極上トルコギキョウ・・・・・・・
参考資料 3 はじめてのボックス水耕栽培 講談社 岡部勝美 著   

栽培装置の概要
 発砲スチロールボックスに育苗箱(51型)を重ねボックスに養液を入れ、育苗箱に植栽土を入れ植栽するものである。.
育苗箱の中央に毛細管吸い上げ材を挿入し、サイドに養液注入用の塩ビ管を設置する。タネまき、または植栽の直後の水分の供給は表面からの灌水及びボックス内の水分の毛細管吸い上げ材による吸い上げによる。
植栽物が成長すると、この根が伸長し育苗箱の底のメッシュを通して成長しボックス内の養液に達し吸水して成長する。

各部の説明

NO1 NO2
育苗箱の内径と同程度の外径の発砲スチロールボックスを重ねる。育苗箱の内面の外周にガムテープを貼る。プラスチックダンボールでサイドの隙間を止める。メッシュの穴をドリル及び工具で拡大して毛細管吸い上げ材及び塩ビ管を挿入する。

側面に8mm程度の穴を3箇あけ、ウレタンチューブの長さ3~4cm程度のものを挿入する。
上 露地で使用する場合過剰な雨水の排水をする。 
中 栓を使用する。ボックス内の水位調整。水 位を下げると湿気体の量が増加する。初期の段階では栓をして水位を上げて置く。 
下 ボックス内の水位確認 透明のビニールホースを接続する。アルミ線で形状を保持する。





















NO3 NO4
内側よりシール材で止水する。 育苗箱を反転しシール材を塗り再度ガムテープを貼る。
発砲スチロールボックスの上面との密着をよくする為である。

NO5 NO6
育苗箱の内側のサイドにプラスチックダンボールを設置する 植栽土を入れ植栽する






















NO7 NO8
塩ビ管、エルボ、チーズを接続した給水枠を水平に設置する。塩ビ管の上面に多数の穴をあけ毛細管吸い上げ材を挿入し養液を吸で上げ落下させる。この巾と数により給水量を調整する。
更に給水量を多くする場合はペットボトルに養液を入れ塩ビ管に結合する。毛細管吸い上げ材により給水枠の中の水の減少に従ってペットボトル内の水が供給される。発砲スチロールボックス内の水の量を計る方法としてストローの先端をシールしたものを塩ビ管に挿入し、その浮き上がりを見る方法がある。

ハイブリット栽培について。
タネを蒔いた時及び苗を移植した時は土耕とし、灌水は表面からの散水及び毛細管吸い上げ材によるボックス内の水分の吸い上げによる。
植栽物の根が伸長して育苗箱のメッシュを通してボックス内の養液に達した後は植栽物の成長は、旺盛になる。十分成長したところでボックス内の水を徐々に減少する。これに伴い表面からの給水枠からの給水に変える。参考資料 2 の 極上トルコギキョウ・・・・・・・を参考にする。

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