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「半神」資料


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公演データ

半神 ●原作/脚本●萩尾望都 ●脚本●野田秀樹(劇団夢の遊眠社)
<劇団 沸騰100℃の面々>1992年12月12日 Sat.
下諏訪総合文化センター あすなろホール

CAST
数学者/ドクター・木口浩史
シュラ・・・・・・小林美香
マリア・・・・・・両角ゆき子
スフィンクス・・・後藤八十晴
ゲーリューオーン・鷹野原リエ子
ハーピー・・・・・古畑陽子
左子/マーメード・品川千香子
右子/ガブリエル・柳平礼美
ユニコーン・・・・笠原隆晃

先生・・・・・・・吉田 泰
父・・・・・・・・金子健一郎
母・・・・・・・・三井美和

STAFF
演出・・・・・木口浩史
舞台監督・・・金子健一郎
音響・・・・・小林はずき 小林美香
照明・・・・・前島秀俊 笠原隆晃
衣装・・・・・柳平礼美 古畑陽子 宮坂智子
美術・・・・・両角ゆき子 鷹野原リエ子 三井美和
制作・・・・・後藤八十晴
広報・・・・・吉田 泰
装置・・・・・品川千香子 金子健一郎
演出補・・・・後藤八十晴
振付け&指導・長林みどり 榎本明美(shape up club 127.)
写真・・・・・キンペン堂
SUPPORT
照明補助・・・長瀬稔之
協力・・・・・園原富貴子 小池恵理
受付・・・・・武井秀美 木口千奈美
謝意
松田足生 さん
松本現代演劇フェスティバル実行委員会のみなさん 諏訪市民劇場 下諏訪総合文化センター
他、ご協力くださったみなさ んありがとうございました。


パンフ原稿

     
はじめのことば
                      演出 木口

 みなさま、お寒い中お越しくださり本当にありがとうございます。開演までのお時間「半神」にかかわる二、三の事柄について、この小文に目を通してくだされば幸いです。
 まず「半神」の作品紹介をさせていただきますと、原作&脚本が萩尾望都さん、そして脚本がもう一人、野田秀樹さんです。萩尾さんは少女マンガ界の女王、野田さんは先月解散した劇団夢の遊眠社の主宰者です。このお二人による「半神」は'86および'88年、やはり夢の遊眠社によって上演されました(一昨日BS2で放映された!)。
 一方、私たち沸騰100℃にとっての「半神」はといいますと、それはそれはすごくいいホンで、ぜひとも一度はやってみたい、けれどそのスケールの大きさと"遊眠社"という看板に萎縮してしまい、こわくてこわくて手がつけられそうにない作品でした。ところが幸いにも団員の数が増えたことも手伝い、また、沸騰100℃も今が旬だなという時期に便乗して思い切ってこの大作に挑むことになったのです。
 ところで遊眠社は発展的解消をした訳ですが、野田さんのコメントの中にこんなのがありました。「おれの芝居をわけがわからないと評価する人がいるけれど、そういうこと言われるたびに、こいつバカだなぁと思ってました」(11/23 NEWS 23 遊眠社解散公演千秋楽を終えた野田さんと筑紫哲也さんとのやりとり)と言い放ちました。そして、こう付け加えました。「遊眠社は"テーマ主義"には陥らなかった」、と。
 さて、そこで私たち沸騰100℃は?という訳ですが、遊眠社をやるのなら、遊眠社の味を残しながらさらに沸騰100℃のスパイスを加えねばなりません。どういうことかといいますと、私たちは、ちゃんと"テーマ"があるものとして「半神」をとらえいるとうことです。これは決して沸騰100℃が「"テーマ主義"に陥った」ということではありません。矛盾しているようですが本当です。そこのところがみなさんにうまくお伝えできますかどうか。アンケートの結果を楽しみにしております。
 とにもかくにも、出演者12人という大舞台。役者はもとよりスタッフもフル稼動。ない知恵を絞りに絞って作り上げた沸騰100℃の、まさに総力戦でした。そして、今回もたいへん多くの方々から暖かい応援を頂いております。未熟な私どもをご指導くださったみなさん本当にありがとうございます。「遊眠社をやる」のではなく「遊眠社に挑戦する」沸騰100℃を、どうかごゆっくりお楽しみください。


近況報告です。
1.「沸騰タイムス」創刊
 "沸騰ファン" のための情報誌「沸騰タイムス」を創刊しました。「沸騰タイムス」は発行毎(今のところ不定期)にみなさまのお手元にお届けする予定(購読料、郵送料共無料)です。ご希望の方は、アンケート用紙の所定欄に記入をお願いします。なお、本日「沸騰タイムス 創刊号」を受付にて配布しております。お申し付けください。

2.次回公演のお知らせ
 一味ちがう感動と満足をみなさまに提供するため、常に挑戦しつづける劇団沸騰100℃。次回公演のお知らせです。

「朝日のような夕日をつれて」
作:鴻上尚史(第三舞台)
演出:小林美香(さる君)
出演:沸騰レギュラー陣+α(配役争奪戦中!)

えっ!?第三舞台の金字塔、あの、「朝日〜」をやっちゃうの!やめてくれ。と、言われそうですね。でも、やっちゃいます。日時・場所などの詳細な公演形態は、後日「沸騰タイムス」誌上でお知らせします。

3.チケット電話予約のおすすめ
 沸騰100℃では"チケットはろー"と提携して、公演チケットの電話予約サービスを行っております。混雑の予想される公演は発売枚数を制限しており、前売り・当日券共入手が困難な場合も予想されます。そんな時便利なのがこのサービス。お電話一本でチケットをご自宅に郵送。代金は公演当日、受付にて支払い。ぜひ、ご利用ください。詳細は、公演チラシおよび「沸騰タイムス」に掲載いたします。

4.みなさまのご意見ご感想をお待ちしております
 〒392 諏訪市高島3ー1319ー1 202A
 TEL:0266-53-3126
 Nifty ID:TBC00152   木口 まで

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