大抵の人が妊娠5ヶ月くらいに赤ちゃんの胎動というものを感じるんだけど、当然初めてこれを経験する私はこれが一体どんなものかさっぱり見当もつかなくて、でもそろそろ胎動を感じる頃ですよーって、ドクターから言われていたので、とっても楽しみにしておりました。
で、妊娠中ていうのは異常に眠くなることもあってうとうと転寝していて半分覚めかけた時に、この初めての胎動があったわけ。なんかお腹の中を小さな小人が走り回っているような変な感じがして、ギョエ〜って感じでした。
友達の話によると、何回目の妊娠でも胎動を感じると「あぁ、赤ちゃんが元気なんだ」って感動するらしいけど、私は感動よりビックリが先で、まさかこういうのが胎動とは思わなくて、なんか悪いものでも食べたか何かでお腹が壊れたと思ったっていったら、「あんたねえ」とあきれられてしまいました。
小人が走った?
ちょうど転院した病院では、看護学生が実習中でした。で、双子の妊婦は当然のごとく、彼女達の実習の格好のモデル(?)となったわけですが、そこで起きてしまったチン事件。
先輩看護婦さんが私のお腹をめくって、看護学生に見せたかったもの、それは『妊娠線』(この字でいいのか?)しかし、自慢じゃないけど私のお腹にそれは無かったのです。
双子だから絶対大きなお腹になって物凄いことになってるぞーと思ったかどうかは知りませんが、先輩看護婦さんの悲鳴にも似た声、忘れられないわ。
「に、妊娠線が・・・ないッ!!どうして??」
どうしてっていわれたってねえ。絶対これだけは嫌だと思って、毎日お腹をマッサージしてたんだもん、出来る訳ないじゃん。最終的には腹囲1mにまでなった私のお腹、でも妊娠線出来なかったぞ。
妊娠線が無い??
双子ってお腹の中にいるときは、さぞかし窮屈だろうと思っていたのですが、里紗はなんと、そんな窮屈な中で『でんぐり返し』を2回もやってくれたのです。
経験のある方もいらっしゃると思いますが、蹴られたりするだけでも結構痛いのに、でんぐり返しなんて、もう信じられない痛さ。しかも2回も。いずれも真夜中。人が疲れ果てて寝ている時に、お腹の中でごろりん。
出産のとき、里紗は首に『へその緒』を2回巻いていました。ドクターに『何か心当たりは?』(一応こうやって聞くらしい)思いっきりありました。あー、思い出すだけで痛い。
でんぐり返し・・・2回