■オーバーヘッドコンソール製作への道のり5
塗装が先か、スイッチ配線が先か・・・ 悩みに悩んで8年間、未だにオーバーヘッドコンソールが出来上がりません。
オーバーヘッドコンソールはデジタルパネルとの重要な配線があってオーバーヘットコンソールが完成しないとデジパネも仮動作になってしまうので、
FRPで作ったオーバーヘッドコンソールのスイッチ周辺だけ独立した構造に作り直すことにしました。
これで、FRP部分は後から塗装してもスイッチ等の配線には影響がなくなります。
▼押しボタン部分の固定部品製作▼
![]() 貰い物のアルミ板を利用してスイッチ部分を独立させる構造に変更します。
アルミの強度を高める為に、角をL型に曲げて、穴あけする部分に |
![]() 8mm程度のドリル刃で28個の穴あけを開始・・・ |
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![]() ここまでは簡単な作業です。 |
![]() 丸い穴を今度はハンドニブラーを使って四角くします。 |
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![]() 今回利用したのは、この2種類です。 ホーザン製 K-88(左)と、エンジニア製 TZ-20(右) |
![]() 個人的にはホーザン製が使いやすかったです。 ただ、ホーザンのハンドニブラーは上部部品(スプリングと、コの字金具)が 邪魔なので取外してから利用することが前提ですが・・・ |
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![]() 手が痛くなる程、パチパチを繰返して、あと1個で穴あけ完了 |
![]() 棒ヤスリを使って、押しボタンスイッチが綺麗に入るように最終調整をしました。
この作業だけて完全に片手だけが真っ赤かになりました。 疲れました。
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![]() 120番のヤスリでアルミのバリを取ります。 |
![]() 綺麗になったアルミ板 |
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![]() FRP側のスイッチ穴部分が邪魔なのでカットします。 |
![]() 数年前に苦労して穴あけしたのですが・・ 無駄になりました。 ノコギリでギコギコとカット中〜 |
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![]() FRPのカットは簡単に完了!、あとは棒ヤスリで角を綺麗に加工します。 |
![]() 先ほど作ったアルミ部品と合体させて、位置をチェック中〜 |
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▼LED点灯部分の改善▼
![]() 数年前に用意したLED 赤・黄・青・白色の4色でしたが・・・ |
![]() 早速、抵抗値を決定する為に点灯実験をしたものの、 最近のLEDの消費電力と大きく違っていて 同じ明るさで点灯させると4倍程度の電流が 流れることが判明したので、新しいLEDに変更します。 |
![]() 数年前に購入した押しボタン部分は 汚れていたので洗浄してみました。 |
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![]() 今回用意したLEDは秋月で購入。 赤・黄・青・白色共に高輝度で透明タイプをゲット |
![]() フライス盤を使ってLEDの先端を削ります。 |
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![]() 1個づつLEDを固定して、削る準備をします。 |
![]() 10mmのエンドミルでLEDが発光するギリギリまで削りました。 |
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![]() 24個のLED加工が完了!昔は棒ヤスリで削ってましたが、 フライス盤のお陰で本当に楽になりました。 |
![]() 一応、点灯実験をしました。 LEDのレンズ部分を削ってしまったので、 点で光っているよーに見えますがケースに入れると 綺麗に拡散する予定です。 |
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![]() 昔、塗装したものの剥げてしまったので もう一度スイッチを塗装します。 |
![]() プラモ用の塗料とエアーブラシを使って塗装を・・・ |
![]() つや消しブラック塗料で綺麗に黒くなりました。 |
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![]() クラフトシート |
![]() コムリンク自作に利用したクラフトシートを活用します。 カー用のレザーシートと違って全く伸びないのですが・・・ |
![]() 裏面に接着材があり、とてもシートが薄くて加工が楽です。 |
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![]() 角を曲げて余計な部分をハサミでカットしました。 |
![]() スイッチを入れる穴はカッターで「×」にして折り曲げました。 |
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![]() 同じ作業を数回繰返して、全ての穴あけが終わりました。 |
![]() 裏側はこんな感じにクラフトシートが折れ曲がってます。 |
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![]() 先ほど塗装したスイッチを1個づつ差し入れます。 |
![]() 裏側は接点だらけ・・、これから全ての配線をします。 |
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![]() ホットボンド用のガンを購入して 押しボタンスイッチをアルミ板に固定します。 |
![]() とろとろ〜っとスイッチの周辺に流し込みます。 それにしても、ガンはメーカー問わず壊れるのでコレで4個目です。 |
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![]() スイッチカバーとLEDを取り付け |
![]() 数色の配線材を容用意して配線をします。(貰い物) |
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![]() 一見、普通のLEDに見えますが・・、自己点滅回路内蔵LEDです。 押しボタンスイッチに内蔵させたLEDと直列に配線させて 普通のLEDも点滅させてしまう時に良く利用します。 |
![]() 自己点滅LEDは点滅回路として利用するだけなので スイッチ裏側に隠して半田付けしました。 (点滅回路を新たに作るより小型で安いので重宝しますね) |
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![]() 数十本の配線用ケーブルを加工します。 |
![]() 被覆を剥いて先端を予備ハンダ |
![]() 先端を短くニッパーでカット |
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![]() 電源管理関係のスイッチのみ、間違ってOFFにした時の警告の意味で 点滅するように配線しています。通常は全て点灯します。 |
![]() 押しボタンスイッチに多少の引っかかりがあって 原因を究明していったら・・スイッチを押す時に LEDが枠に当たるよーで、周辺をニッパーでカットしました。 (写真右は加工後) |
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![]() LED点灯用の配線だけ完成したので点灯実験(明るさチェック中) |
![]() LED1個を、0.4mA程度に抑える為に 計算して抵抗を入れました。(数KΩです)
計算通りの数値をテスタが表示してます。 (高輝度の白色LEDを1個を明るく点灯するだけで10mAは消費するので |
後日、続きの作業をします。
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