スピードスケートのすべりかた   
                     れんしゅう
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  基本姿勢
 小学生くらいなら陸上で基本姿勢を足もつけて練習してからスケートをすべるといいと思います。
 目標があって、覚えたい、速くなりたいという意欲がある場合、みんなでそろってできる場合はいい方法だと思います。

 陸上の練習はわりあい楽しくないんです。
 そこで氷の上で楽しく覚えるための練習方法をあげます。
 小さい子供の場合、はじめに基本姿勢の作り方の画像をみて一回してみるのもいいですが、そのあとは遊びで低い姿勢を覚えると言いと思います。
ハンカチ拾い()、 トンネルくぐり()、ホッケーもどき()など、をすると楽しいと思います。
ひざを曲げること体を丸めることは、簡単なようでなかなかできません。
腰や太ももに足首に負担があるので、はじめのうちはあまり長い時間は持たないとおもいます。

ちょっと大きな子供は氷に手をつけながらすべってみる、あるいは乗っている足に触りながらすべる練習もいいです。
足や氷に手が届かない子供は、スケートの刃のカバーを持ち、すべる方向の氷を触りながらすべり、それができたら、少しずつ短く持ちすべるとだんだん届くようになります。ただし、この場合頭だけ下げてお尻が上がってしまうことがあるので、注意です。体は氷と平行がいいです。お尻が頭より上がるくらいなら、頭がお尻より高いほうがブレーキになりません。
頭だけ下がっていると重心が前にかかるのでブレーキになります。

 「腰が高い」とただ言っても、滑ってる本人は認識できないので、ビデオや写真を撮りできればその場で見れるといいと思います。
また、トンネルくぐりの応用として長い棒の下をくぐらせるという練習も取り入れるといいです。
一定の高さの下を通ることで、頭だけでなくお尻が上がっているのも滑っている本人が認識でき方法の一つです。

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   片足に乗る

頭、おへそ、ひざ、が刃の上にのる平らな紙の上にのる状態になっているかを、確認しましょう。
どこかがずれていたら、陸上で本人がわかるように確認しましょう。
本人が足首が曲がっている、顔が刃の上にないことがわかれば、後は意識して刃の上に持っていこうとするのでだんだん乗れるようになります。

練習方法としては少し助走をつけて片足にですべる練習を繰り返します。何秒乗れるかどのくらいの距離のれるかなど、片足のりを比べるのもいいです。

自分の刃の位置とおへそ頭の位置がわからない子供の場合、手を顔の前に振るときに、やや斜めにもっていくとバランスをとりやすいのでうまく乗れるようになります。右手なら左ほほの前のほうに振りましょう。

それも、だめな場合、左右にスケートの刃のカバーを持ち、右足に乗るときは右足の刃の前の氷に左手のカバーの先を指し示してすべる。逆足の場合は逆の手のカバーを指し示してすべると、足首がまがっていなければ、自然に体がのっていきます。

足首がどちらかに倒れている場合は、足首を曲げないことを練習しましょう。
氷上でなくカバーをはいて歩けるかのチェックも忘れないでください。
もちろん刃がなくなっていないかもチェックしてください。
    クロス(ちどり) ここでは「ちどり」といいます。

ちょっと難しいかもしれませんが、すぐにできるようになります。がんばりましょう。
また、できるようになっても、@ちどりがカーブでいれられるAスピードを落とさないでカーブを回れるBカーブでスピードをさらに上げていくという3段階があります。
できたら次もチャレンジしてみてください。

はじめの一歩、横歩き

足首が曲がらないほうがいいのですが、体が倒れる恐怖がない人はいないです。
はじめは足首が曲がってもいいので左足の外側のエッジに乗ることを覚えましょう。
左足の外側のエッジにのって、右足を左足の前から左へ歩いてみましょう。

エッジとは、
刃を横から見ると 直角ができています。 この直角がエッジです。エッジは2つあるので、足の内側のエッジをインエッジ外側のエッジをアウトエッジと区別していいます。

平らに乗ってる状態の刃を、左足のアウトエッジ(外側)で乗ろうというわけです。 ◆←(イメージですがこんなに倒しません。)
左足に乗れない(重心が左足の上でなく左右の足の真中にある)と右足を左足の左に持っていけません。

何かにつかまるか、誰かに手をつないでもらういましょう。とにかく左足のアウトエッジに乗りましょう。。

1、2、1、2と歩いてみてアウトエッジに載る感覚を覚えましょう。

左に歩けるようになったら、パイロンなどの周りをぐるぐると歩いてましょう。はじめのうちはつかまってもいいですが
だんだん手を離してみましょう。

注意 
千鳥では左足はアウトエッジにのり右足はインエッジにのることになります。

ちょっと滑走をつけて

数歩の滑走をつけて一歩だけ入れてみましょう
パイロンなどをおいたところで一歩だけ左足をアウトエッジに乗せて右足をクロスさせてください。
そのときできるだけ姿勢を低くしてしてみましょう。
姿勢が低くできない場合はとにかく数歩すべって一歩をちどりをいれる練習をしてみましょう。

だんだん、滑走距離を長くしてみましょう。
パイロン等の周りをぐるぐる回る

何か中心を決めて、ちどりで歩いてみましょう。はじめは小さな円で歩いて回ります。
スピードがついたらだんだん円を大きくしていくといいです。自然に円が大きくなると思います。
姿勢を低くして、できれば左手が氷につくくらい低くして、すべてみましょう。

スピードが速くなたら足を速く動かします。
体が傾いた状態で前に走っていくという感じです。

ここまでいけば体の傾きが分かったと思います。
大きなリンクですぺってみましょう。

      おにごっこ ・ スケート大回転
大きなリンクでちどりをいれる

大きなリンクで直線をすべってカーブで一歩だけでもいいのでちどりをいれてみましょう。
一歩でいいです。

一歩はいりましたか?
はいったら、時々思い出したようにカーブでいれてみましょう。
実は大きなカーブになると千鳥をいれることは困難になるのです。だんだん真っ直ぐに近くなる円ですから、・・・。
うまくいったらスピードをつけて一歩を踏み出します。
何回か入れてみて、できそうなら続けていれてみましょう。
ちどりがカーブで使えるようになりました。
よかった!!

もっとカッコよくもっと速く

右足と左足の乗っている時間はどうですか?
1,2,1,2というように同じタイミングでうごいてますか?
もしかしたら、タッカタッカというよなリズムになってはいませんか?
もしそうなら、たぶん左足は置くだけになっていて、しっかり氷を押せていません。
右も左も同じだけ氷に乗れるようにしっかり左足に乗る練習を繰り返しましょう。
片足に乗り何秒もふらつかないで乗れるようになりましょう。         片足乗り競争
片足でアウトエッジ、フラット、インエッジに交互に乗ってみましょう。できなければ両足をそろえて左に倒れてみたり右に倒れてみたりしてみてください。スキーの滑り方ににてますね。
そのときどこのエッジに乗っているかはもとより、おへその位置を意識してください。



しっかり左足のアウトに乗っているつもりが、インからフラットを通りアウトにのる状態になっていませんか?
実際はアウトエッチに乗れないままちどりをしてませんか?
足首が曲がったままアウトエッジにのってませんか?
このような状態では次にすすめません。
周りの人にみてもらって、チェックしましょう。
できていなければ、意識して練習してみましょう。

 本人はできたと思っていても実際はアウトに乗れないで重心が残っていることがあります。
できれば後ろからビデオを取って見せてあげましょう。見たほうが早くできるようになると思います。また、スピードが遅い人に続けざまにチドリを入れることを要求するとうまく入れられなくなります。左足の左に倒れる角度と円周の大きさにより、当然チドリの数が違うからです。
1歩でも入ったことを自信につなげていきましょう。



カーブの始まる点が分かりますか、ここで一歩左足が入るように左足を踏み込むと、カーブを膨らませずに進むことができます。
カーブがうまく回れるようになったら、すべるというより左に倒したまま駆け抜ける感じでカーブを進みましょう。駆け抜ける感じができると、カーブでスピードを上げることができます。