八剱神社御柱祭の 木 遣 り 唄


木遣り唄

何百人、何千人が曳く御柱。綱の長さも100m以上になることも。
曳き子が力を合わせて御柱を曳く。その号令となるのが”木遣り”。
八剱神社の木遣りは、他とは違い独特な木遣りとなっています。


一之柱

えんやらよーいさよー   さーえんやらよー
えーこばなをしゃくれえんやらよー   いさよーさーえんやらよー
えー梃子かえ注連かけえんやらよー   いさよーさーえんやらよー
えー元の綱声受けえんやらよー   よいよいよいやね
はりはさんのうえー 声をーかーけー しめろーやんれーさ
  よーいさよーいさ やれこれはのさ よいやなーえんやらよー
曳たりや曳たりや   よいよい
曳たりや若い衆や   よいよい
からりからりとお声を掛けてなんでも一の方々   よいよい
よいよーいの よいやーなー   よいよーいの よいやーなー
曳け綱   えんや はーりはわんのーえー
       よいしょ よいしょ よいしょ

えー 昔甲賀の三郎様がね     よいよい
御出世なされし その御時にね   よいよい
御柱祭(みはしらまつり)を始められ   よいよい
七年(ななとせ)に一度(ひとたび)祭る八剱の  よいよい
八剱(やけん)の御柱(みはしら)にぎやかに   よいよい
若い衆も勢を出してお願いだー   こーれはさんのーうえー
     よいしょ よいしょ よいしょ

えー西行法師のお寺様    よいよい
初めてあづまに下る時    よいよい
熱田の宮にて昼寝して    よいよい
そよ吹く風にと目を覚まし  よいよい
これほど涼しきおん宮を   よいよい
熱田のー宮とはー誰(た)が言うた
   えんや はーりはさんのーえー   よいしょ よいしょ よいしょ

えー沖のとなかに ひえさんほ竹の   よいよい
元は尺八中は笛にささら        よいよい
裏はそもじの筆の軸にまいらせよ    よいよい
よいよーいの よいやーなー   よいよーいの よいやーなー
曳け綱   えんやはーりはさんのーえー  よいしょ よいしょ よいしょ

えー沖の暗いのに白帆が見ゆるね   よいよい
あれは紀の国みかん船
     えんやはーりはさんのーえー  よいしょ よいしょ よいしょ

えー峰の小松に 雛鶴かけてね   よいよい
谷の流れに 亀遊ぶ
     こーれはさんのーえー  よいしょ よいしょ よいしょ


二之柱

えんやりえー         えー
えーえんえーほんえーな    えーえんえーほんえーな
えーえんえーよんえーな    えーえんえーよんえーな
おんまだそーほーがてこんえー えーえんえーほんえーな
おんまだそーだにてこんえー  えーえんえーほんえーな
曳いたりや 曳いたりや    よいよい
曳いたりや 若い衆や     よいよい
よーい よーい よいやなー  よーい よーい よいやな
よいこえかけーどなたもそう ほうがえーえやーああらよーお
            いさやああーせえーんやーあらいよ
おいまだそーお 富士の裾野に  やれこれわい
えー曾我兄弟はいな      よおーいよおーい
一夜仮寝の          やれこれわい
えー芝まくらさりとーはしめろ やあーれえんやらんよお
            いさやあーせーえんやらんよ
おいまだそーおー諏訪の御柱  やれこれわい
七年一度           よおーいよおーい
騎馬の行列          やれこれわい
えー勇ましやあさりとはえんやりよー おいさよーおんやなー
    やーれこれはやれこれはそーじやえーんやーらーえんやー
    りよー おいさーよーおいやーあなー

あーらしたこーのえーんや えんやなー えんやーえんやこれはーえんやらえーこのじよさいはござらーねえー あーじよさいなこともーはやーそうーによー
    さつさーせーえー
よーいよい よんやなー    よーいよいよんやなあー
さらばやるーは 中の綱やー れせきいーつなー
    はあーえんやーはりはさんのーえ こーれはさんのーえー


三之柱

えーえんやらよー      よーいやーなー
昔高家のえー三郎様よ    よいよいよいやなーこのなんでもせー
御出世なされしその御時に  やーちとせーよーいやなーこのなんでもせー
御柱祭をえー始められ    よいよいよいやなーこのなんでもせー
そこは屋島よえー此処高島よ  やーちとせよーいやなーこのなんでもせー
壇の浦ではえー甲を引きやる  よいよいよいやなーこのなんでもせー
曳けよひけひけ産子たち   やーちーとせーよーいやなーこのなんでもせー
拍子揃えて声うけよ     よいよいよいやなーこのなんでもせー
               えーしめろーやーああんれー
               えーんやはーりはさんのーえー

西行東へ下る時
  熱田の宮にてひるねして
そよ吹く風にて目をさまし
  これ程涼しき御宮を
誰が熱田と名を付けた

四季で申さば初春は松
  梅に鶯 柳にけまり
夏は野に咲く金銀百合よ
  美人草 卯の花 あやめにけしよ
秋は何々まず稲の花

七年に一度祭る八剱の
  今日の御柱うつくし祭り
宮元町先にぎにぎしくよ
  飛がん鶴や亀自在鍵に似たり
押し合いへし合い宮居まで


四之柱  には、独特な木遣りはありません

 四之柱では、諏訪大社の木遣りと同じく、高い声で短い木遣りを唄います。