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「ハリーポッターと賢者の石」を観た。
“魔法使いのチェス”のシーンが、チェスファンの目に留まっただろう。
ハリーはキング側のビショップに、ハーマイオニーはクイーン側のルークに、ロンはナイトになる。
そのチェスの試合では、オープニングは「センターカウンター」。
1,e4 d5 2,exd5
と始まっている。
そして、“魔法使いのチェス”の最後は、管理人の解析で。。。(笑)
ロン「次の一手で、クイーンはぼくを取るだろう。その時、君(ハリー)はキングをチェックすることが自由になる。」
ハリー「だめだよ!ロン」
ハーマイオニー「何なの?」
ハリー「ロン自身が犠牲になるつもりだ」
ハーマイオニー「だめ!他の方法はないの?」
・・・省略・・・
ロン「ナイトh3へ!」
この場面が最大の謎を呼ぶ。
局面はどうなっているのだろう。
ナイトサクリファイス(ロンの犠牲)で、ビショップ(ハリー)によるチェックメイト、という局面はあり得るのだろうか。
相手のキングはg1、ポーンがh2、クイーンがc3にいる。
そして、ロン(ナイト)はg5からNh3+としている。
管理人の推測する局面とは。。。
まず条件を当てはめ、ポジションを考えよう。
@、ハーマイオニーはルーク役だが、ハリー達のもう1つのルークは、相手のクイーンに倒されているシーンがある。
A、ナイトも倒されるシーンがある。盤上に4つあってはならない。
B、ハーマイオニーはロンの右斜め後ろ、加えて最終段つまり「f8のマス」にいる。
C、ロンは右斜め前のハリーに向かって話し掛けている。
ハリーの位置は、相手クイーンの隣近くで端の、「a3のマス」である。
D、 ロンがハーマイオニーに話し掛けている時、画面向かって右側つまり「g8のマス」には何もいない。加えて、ロンがh3に移動するシーンで黒キングが、キングサイドにいるのがわかる。つまり、h8である。
また、クイーンが移動するシーンなどから、白のルークが黒マスに。
味方のナイトがa5などに。
以上の内容など、管理人がビデオから検証した結果、下の様な局面が推測された。
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ここで、
Nh3+ Qxh3 Bc5+ と進めば、Qe3と出来るが、結局はBxe3#となる。
映画の中のシーンは、チェックメイトされたキングが持っていた剣を倒すのだが、その時点でハリーはe3のマスで「チェックメイト!」と言っている。
Bc5+の後、Qe3と動くシーンはないが、しかしe2あたりにクイーンが倒されている状態になっている。 |
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あとまあ、、字幕では「次の一手でぼくはクイーンに取られる。君(ハリー)はキングを取れ。」
・・・なんだけど、ルール上キングは取っちゃダメでしょ。
字幕って、文字数制限があるらしいから、仕方ないかも知れないけどね。
で、そのときの英語での台詞(セリフ)は、
「Once I make my move, the queen will take me.」
「Then you're free to check the king.」
しかし、直訳した場合「次の一手で、クイーンはぼくを取るだろう、そのとき君(ハリー)はキングをチェックする事が自由だ」という会話から、「ぼくがクイーンに取られるから、その間にキングを取れ」と訳すあたりや、
「You'll be the queen-side castle.」
ロンがハーマイオニーに言ったこの台詞。
「クイーンサイド側のルークになれ」と訳しているが、会話を直訳すれば「ハーマイオニーは、クイーンサイドの“城”に」という事しか言っていない。
しかし、この「castle」という単語、チェスのルークの意味を持つという事が辞書にも載っているが、「城:castle」=「ルーク:rook」であるという、結構チェスを知っている人が訳を付けたことがうかがえる。
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