腕時計

〈SEIKOキャリバ−別一覧表〉

機械式腕時計

製造開始年 キャリバー名
製品名
仕様(バリエーション) 振動数


製造
1913 . 12型 ローレル . . . .
1914 . 13型 マーシー . . . .
1923 . 9型 グローリー . . . .
1924 . 9型 セイコー . . . .
1925 . 10型 セイコー . . . .
1926 . 10型 セイコー . . . .
1927 . 8型 セイコー . . . .
1929 . 9型&10型 ネーション . . . .
1930 . 8型 パロット . . . .
1931 . 5・1/2型 セイコー . . . .
1933 . 5・3/4型 セイコー . . . .
1939 . 10型 高級セイコーシャプレシジョン . . . .
1940 . 10型 中3針 . . . .
1941 . 19型 中3針(懐中時計) . . . .
1946 . 5型 2針 7石 5 . S
  . 新10型 小秒針 7石(10石) 5 . S
1948 . 8型 小秒針 5 . D
  . 10型 中3針 改造中3針 7石(8,10、11石) 5 . S
1949 . 10型 スペシャル小秒針 5 . D
1950 . 10型中3針 スーパー 本中3針 10石         エプシロン耐震付きは15、17石 5 . S
1951 . 10型 カレンダー 小秒針 日針 曜日窓 10石 5 . S
1953 . 10型 オートデーター 円盤型日針 15石(10石) 5 . S
  . 10型 セルフデーター 日付窓 10石 5 . S
1954 . 10型 スーパーウイークデーター 曜日窓 10石 5 . S
1955 . 11型中3針 ユニーク . 5 . D
  . 11型自動巻き パワーリザーブインジケーター付き 5 . D
1956 . 11型中3針 マーベル 17石(19,21石)E型耐震 自社製耐震 5 . S
1957 . 6型 メリット 女性用2針 6 . D
  . 5型 ソーラー 女性用3針 5.5 . D
1958 . 6型 中3針 パープル 女性用 5.5 . D
  54 11型 クロノス . 5 . D
  . 10型 ロードマーベル 23石 チラねじなしテンプ 5 B S
1959 1500 4型 レディセイコー 女性用 6 . D
  . 12型 クラウン 21石(19石) 5 C S
  . 12型 ジャイロマーベル 自動巻き 17石 マジックレバー式 5 . S
  . 5型 ビューティー . 6 . D
1960 60 12型 ゴールドフェザー 極薄中3針 5 . D
  6201 12型 セイコーマチック 自動巻き 20石(17,21,30石) 5 C S
  6200 10型 セイコーライナー 23石(21石) 5 C S
  . 11型 チャンピオン クロノスの派生キャリバー 5 . D
  1800 6型 ユニバース 女性用 6型ラウンドモデル 5.5 . D
  1900 5型 ビーナス . 6 . D
  5720 12型 グランドセイコー 25石 社内クロノメーター 5 クロノメーター
優秀級
S
  6600 10型 スポーツマンセブンティーン 17石(輸出用17,21石) 5 E S
1961 2100 6型 スポーツレディセブンティーン . 5.5 . D
  (57) 12型 クラウンセルフデーター 日付窓 21石 回転式日修正付 5 . S
  . 11型 クロノスセルフデーター 日付 55 . D
  6601 13型 スポーツマチック 自動巻き 17石(19石) 5 . S
  5760 12型 クラウンスペシャル 23石 5 B S
  44 11型 キングセイコー 25石 微動緩急計 5 A? D
  6640 10型 ディズニータイム 7石 5 G S
  6220 11型 スカイライナー 21石(17石) 5 D S
1962 6205 12型 マチックセルフデーター 自動巻き 日付 24石 回転式日修正 5 B S
  760 11型 中3針 フェアウェイ 21石 5 . D
  810 11型 中4針 クロノススペシャル 23石 5 . D
  330 6型21 クイーンセイコー 23石 5.5 . D
1963 6606 12型 スポーツマチックファイブ 自動巻き 日付曜日付 21石  日付曜日1つ窓 5 D S
  6206 12型 マチックウイークデーター 自動巻き 日付曜日付 33石(17,26石) 5 C S
  8305 13型 マチックスリムデート 自動巻き 日付曜日付き30石(手巻き付き) 5 C S
  850 11型 チャンピオン 17石 5 . D
  270 6型 マチックレディ 女性用 中3針自動巻き 21石 5.5 . D
  6240 11型 ライナークロノメーター 25石 社内クロノメーター 5 クロノメーター
並級
S
  5722 12型 グランドセイコーセルフデーター 日付 35石 社内クロノメーター 5(5.5) クロノメーター
優秀級
S
1964 5719 12型 クラウンクロノグラフ 21石 簡易クロノグラフ 5 C S
  5717 12型 クラウンクロノグラフ 21石 簡易クロノグラフ カレンダー付 5 C S
  7606 12型 76スポーツマチックファイブデラックス 中3針 日付曜日付 日曜修正 5 . D
  1000 5型 ソーラー 17石(21石) 5.5 . D
  6217 12型 ワールドタイム 自動巻き 24時針 日付 17石 地名表示付 5 D S
  5740 12型 57ロードマーベル 23石 5(5.5) B S
  4420 11型 44キングセイコー・クロノメーター 社内検定クロノメーター 11型クロノスベース 5 クロノメーター D
  4420 11型 44グランドセイコー 11型クロノスベース   GS D
  5718 12型 カウントグラフ クロノグラフ カウンター付き 21石  5 C S
  2502 7型 マチックカレンダー 中3針 女性用自動巻き(手巻き付) 5.5 . D
  4400 11型 44キングセイコー 25石 秒針規正付 5 A? D
  1020 5型 10クイーンセイコー 23石 . . D
1965 8306 12型 83マチックウイークデーター 自動巻き 日付曜日付 30石 5 C S
  2501 7型 25マチックレディ 中3針 女性用本格自動巻き 5.5 . D
  4402 11型 キングセイコーセルフデーター 日付 25石 秒針規正付 5 . D
  2519 7型 25クイーンセイコー 女性用2針ドレスウオッチ 5.5 . D
1966 6246 12型 62マチックウイークデーター クロノメーター 自動巻き 日付曜日付 39石 社内検定クロノメーター 5.5 クロノメーター
優秀級
S
  2359 7型 クイーンセイコースペシャル 25石 女性用2針ドレスウオッチ 5.5 . D
  6618 10型 視聴覚障害者用 2針 17石 5 . S
1967 5106 11型 51マチックウイークデーター 自動巻き 日付曜日付 33石 5.5 . D
  5740C 12型 57ロードマーベル36000 23石 国産初の市販10振動 10 A S
  4006 13型 ビジネスベル 自動巻き 日付曜日付 アラーム付 27石(17,21石) 5 C S
  5126 11型 51セイコーファイブ
(DX)
自動巻き 23石 5.5 . D
  5139 11型 51セイコーファイブ
(DX)
自動巻き 27石 秒針規正付 5.5 . D
  1944 5型 19ハイビート36000 10振動 女性用中3針 手巻き 23石 10 . D
  6106 12型 61ファイブデラックス 自動巻き 日付曜日付 25石(17,23石) 5 C S
1968 6146 12型 グランドセイコー 自動巻き 日付曜日付 25石 10 GS 2A S
  5606 10型 56ロードマチック ウイークデーター 自動巻き 日付曜日付 23石 曜日バイリンガル表示 日付回堂 6 C .
  2559 7型 25クイーンセイコーハイビート 2針ドレスウオッチ  8 . D
  1964 5型 19グランドセイコー 10振動 女性用中3針 手巻き 10 GS D
  4522 12型 45グランドセイコーカレンダー 10振動 手巻き 日付瞬間日送り 25石 10 GS D
  4520 12型 46グランドセイコーカレンダー 10振動 手巻き 25石 10 GS D
  4502 12型 45キングセイコーカレンダー 25石 日付瞬間日送り 10 B D
  4500 12型 46キングセイコーカレンダー 26石 10 B D
  6117 12型 61ワールドタイム 自動巻き 日付 24針 17石 6 C S
  6159 12型 61マチック 自動巻き 日付 25石 10 B S
  6159 600m ダイバー(1975) 自動巻き 日付 25石 10 B S
  6100 12型 61スカイライナー 21石(17石) 6 D S
  5626 11型 キングセイコー ウイークデーター 自動巻き 日付曜日付 25石 8 A S
1969 1944 5型 1944ハイビートクロノメーター 10振動 23石 女性用中3針 10 LA D
  4502 12型 45キングセイコーカレンダークロノメーター 手巻き 25石 日本初の日本クロノメーター検定協会公認クロノメーター 10 クロノメーター
優秀級
D
  5146 11型 51セイコープレスマチックウイークデーター 自動巻き 27石(31石) 8 C D
  1700 6型 17クイーンセイコースペシャル 女性用 正6型 2針 17石(23石) 6 LD D
  7019 12型 70ファイブアクタス 自動巻き 21石 6 D D
  6139 12型 61スピードタイマー 自動巻き クロノグラフ:30分計 6 D S
  5626 11型 56キングセイコー クロノメーター 自動巻き 日付曜日付 25石 日本クロノメーター検定協会公認クロノメーター 8 クロノメーター
優秀級
S
  6185 12型 61グランドセイコーV.F.A. 自動巻き 日付 25石  10 GS 4A S
  4580 12型 45ニューシャテル天文台クロノメーター 手巻き 25石 ニューシャテル天文台検定協会検定公認クロノメーター 10 4A D
  4582 12型 45ニューシャテル天文台クロノメーター 手巻き 25石 ニューシャテル天文台検定協会検定公認クロノメーター 10 4A D
  6800 8型 ドレスウオッチ 極薄型 極薄型手巻き 6 LA D
1970 2706 7型 マチックレディ ウイークデーター 女性用 自動巻き 日付曜日付 21石(17石) 8 LD S
  1120 5型 11クイーンセイコー 女性用 手巻き 23石 中3針 6 LA D
  2205 7型 22マチックレディカレンダースペシャル 女性用 自動巻き(手巻き付) 2針 日付 プル式日修正 8 LD D
  6138 12型 61ファイブスポ−ツ スピ−ドタイマ− 自動巻き クロノグラフ:12時間計 日付曜日付 21石 6 D S
  5646 11型 グランドセイコ− 自動巻き 日付曜日付 25石 8 GS 2A S
  5206 11型 52ロ−ドマチックスペシャルウイ−クデ−タ− 自動巻き(手巻き付) 瞬間日曜送り 和洋切替表示 日曜修正 病身停止装置 8 B D
  6156 12型 61グランドセイコ−スペシャル 自動巻き 日付曜日付 25石 10 GS 3A S
  5000 11型 トモニ− 7石(ディズニ−タイム) 6 F S
  5002 11型 トモニ−・スク−ルタイム 自動巻き 日付 7石 6 F S
1971 5005 11型 トモニ− 自動巻き 7石 6 F S
  5245 11型 52キングセイコ−クロノメ−タ−カレンダ− 自動巻き(手巻き付) 瞬間日曜送り 日修正 秒針停止装置 公認クロノメ−タ− 8 クロノメーター D
  6110 12型 61鉄道時計 21石(提時計) 6 C S
  2242 7型 22オ−トクロノメ−タ− 女性用 中3針自動巻(手巻き付) 公認クロノメ−タ− 8 クロノメーター D
1972 5619 11型 56デュオタイム 自動巻き 日付 副時計付 23石 時針単独修正付 6 C S
  1984 5型 19グランドセイコ− ハイビ−トV.F.A. 女性用 中3針 LA4(高精度)モデル 10 LA4 D
  7015 11型 70ファイブスポ−ツスピ−ドタイマ− 自動巻き クロノグラフ 日付曜日付 日修正プッシュ 曜修正 和洋切替表示 6 D D
1973 6810 8型 セイコ−ドレスウオッチ極薄型 手巻き 6 LA D
  5256 11型 52キングセイコ−ウイ−クデ−タ− バナック 自動巻き(手巻き付) 25石 日付曜日付 日曜修正 微動緩急調整 8 A D
1974 5018 11型 トモニ−シ−ガル 時・分デジタル表示 7石 6 F S
  2466 8型 ジョイフルスペシャル 中3針自動巻(手巻き付) 日付曜日付 日曜修正 微動緩急 秒規正 8 LA D
1976 2906 8型 ジョイフル 自動巻き 日付曜日付 17石(21石) 8 LD S
  6309 12型 自動巻き 日付曜日付 17石輸出専用 6 E S
  6306 12型 ファイブアクタス 自動巻き 日付曜日付 21石 6 C S
1978 6310 12型 63鉄道時計 17石(21石) 6 C S
1981 5780 12型 63系 19石 宝飾スケルトン提・腕時計 6 特別調整 S
1986 6347 12型  自動巻き 日付 ムーンフェイズ表示付 23石 輸出専用 6 E S
1991 6810 8型 セイコードレスウォッチ極薄型 2針 手巻き 87年以来の機械式再生第一号 6
. D
1992 4S系 11型 52系をベースに再設計 8
. D
1998 6S74 クレドールクロノグラフ 新設計クロノグラフ 手巻き 8
. D
. 9S系 グランドセイコー 新設計自動巻ムーブメント 8
. D

本文中の「製造会社」の項のDは旧第二精工舎(亀戸工場)、Sは旧諏訪精工舎を意味します。

振動数とは、テンプの振幅数のことです。例えば、1秒間にテンプが5回振動する機械は、5振動といいます。
1時間の表現にすると、5に3600(秒)を掛けて、18000振動といいます。
5振動 18000振動
6振動 21600振動
8振動 28800振動
10振動 36000振動
cf: 8振動以上の振動数の時計は一般に「ハイビート」と呼ばれています。

機械式時計のセイコ−社内精度等級表(1968年12月当時のもの) 

紳士用 4A 3A 2A A B C D E F
婦人用 . . L4A L3A L2A LA LB  LC     LD LE  LF
精度の規格 + +2 +4 +6 +9 +15 +25 +35 +45 +45 +55 +80 -120
        - -2 -2 -3 -6 -10 -15 -20 -25 -35 -35 -40 -60

クオーツ腕時計

製造開始年 キャリバー名
製品名
仕様(バリエーション) 精度
(月差)


寿

(年)
製造
1969 3500 クォーツアストロン .世界最初の市販クオーツウォッチ 8石 ±5 S
1970 3605 11型セイコークオーツカレンダー 世界最初の実用CMOS-ICを搭載 ±5 D
1971 3823 38SQW 諏訪の第二世代ベースキャリバー
日付曜日付 7石
±5 S
1972 3922 11型セイコークオーツカレンダー 3605の改良型
初の電池寿命表示機能を搭載
±5 D
1973 3819 38DQCデュオタイム 日付 副時計 時差修正機能付き 7石 ±10 S
  3883 38クオーツスーペリア 月差±2秒と、当時としては格別の高精度を実現 日付曜日付 7石 ±2 S
1974 4130 2針ドレスウォッチ 初の2針ドレスウォッチ 2石(3石) 
運針5秒(1秒)
±15 S
  4823 48KQW キングクオーツ キングの名を冠した最初のクオーツ
日付曜日付 7石 10秒毎規正
±10 S
  4843 48GQW グランドクオーツ グランドの名を冠した最初のクオーツ
日付曜日付 7石 
±5 S
  4883 48クオーツ スーペリア 月差±1秒を初めて実現 日付曜日付
7石
±1 S
1977 4821 48KQ キングクオーツ 電池寿命5年を実現した初のモデル 7石 ±10 S
  4826 . 初の太陽電池付きモデル 日付曜日付
7石
±10   S
  7546 75SQタイプU 日付曜日付 4石 ±15 S
  7903 79ジョイフルクオーツ 日付曜日付 5石 ±20 S
1978 2320 . 厚さ2.5mmの薄型 
2針  8石 20秒運針
±15 S
  9320 極薄型 厚さ0.9mmの超薄型
2針 13石 20秒運針
±15 S
  9943 99GQWグランドクオーツ ±10秒の年差表示を最初に行ったモデル日付曜日付 5石 
水晶振動子2個搭載
年差
±10
S
  9983 99スーペリアツインクオーツ 年差±5秒とさらに最高精度を追求したモデル 日付曜日付 5石
水晶振動子2個搭載
年差
±5
S
  9256 92GQWツインクオーツ 同じ水晶振動子を2個使用しながら、独自方式(JHQ)で年差±10秒の精度を実現 年差
±10
D
  5931 . ステップモーターのパルス補正駆動回路
(EAGLE)を初めて搭載 薄型
±15 D
1979 6020 . 2針 8石 10秒運針(1秒) ±15 S
  7518 視覚障害者用時計 2針 4石 ±15 S
  7559 . 日付曜日付 4石 照明装置付き ±15 S
  9923 99KQWキングクオーツ 日付曜日付 5石 
電池寿命ディスプレイ付き
年差
±20
S
  2625 26DVC 150m仕様ダイバーズ用 ±15 D
  7223 アナログアラーム時計 アラーム機能付き ±15 S
  9722 97KQCキングクオーツ JHQ方式ツインクオーツ 年差
±20
D
1980 6720 クレドール用アナログ時計 極薄型 2針 20秒運針 ±15 D
  8420 . 2針 6石 20秒運針 ±15 S
1981 9443 94KQW 日付曜日付 8石 水晶振動子を2個搭載 年差
±20
S
  9461 94GQ 8石 年差
±10

S
  9483 94スーペリア 日付曜日付 8石 年差
±5
S
  9681 96ツインクオーツ JHQ方式ツインクオーツ 年差
±5
D
1983 1E20 . 女性用 超小型 2針 5石 20秒運針 ±15 S
  7A07 . ストップウォッチ 1/100秒 30分計 . 4700
時間
S
  7A48 . クロノグラフ 5/100秒 30分計 15石 ±15 S
  9063 . TM(ツインモード)水晶振動子による初の年差 日付曜日付 5石 年差
±20
S
1984 5A70 クレドール 2針 6石 20秒運針 ±15 S
  V102 アルバ 太陽電池(バッテリーレス) ±20    
  5C23 . アラーム付き 日付 中4針 5石 ±15 S
1985 9531 . TM水晶振動子&IC補正による年差時計
7石
年差
±20
S
  7C46 ダイバープロフェッショナル 日付曜日付 7石 ±15 S
  7741 . TM水晶振動子による年差時計 年差
±20
2.5 D
1986 8T23 インパクト 超小型発電機内蔵による手巻き充電駆動 ±15 . D
  7C11 7C鉄道時計 7石 ±15 S
  7C17 視覚障害者用時計 2針 7石 ±15 S
  V602 . ワールドタイム デュアルタイム
アラーム 3モーター内蔵
±20 S
  7F39 . 24時小針 日針 曜針 ムーンフェイズ
3石
±15 S
  9562 ラサール TM水晶振動子 日付 5石 ±15 S
1987 5E31 . 3石 電池寿命ディスプレイ付き 年差
±20
S
  5G23 (5H系) 10年電池搭載 日付曜日付 1石 ±15 10 S
  7G21 (2Y0系) 0石 LED照明付き ±20 S
  7M22 AGS キネティック 日付 5石 スケルトン
充電量ディスブレイ付き 輸出専用
±15 75h S
1988 5S21 . 7石 スイーブ運針 ±15 S
  5T52 (7T系) アラーム用小時計 ワールドタイム 都市針 ±15 S
  7M42 AGS キネティック 5石 充電量ディスブレイ付 ±15 3日 S
  8M26 . 世界初リューズによるモード切替機構クロノグラフ 1/5秒 60分計 60分タイマー
アラーム付き
±15 2.5 D
  7T32 . クロノグラフ 1/5秒 30分計 アラーム小時計 小秒針 日付 0石  ±15 S
  7T52 . クロノグラフ 1/100秒・1/10秒 時分針 小秒針 日付 0石  ±15 S
  9533 . 日付曜日付 5石 年差
±20
S
  9544 . 5石 時針単独修正付き 年差
±20
S
  9572 クレドール 日付 7石 ±15 S
  9581 グランドセイコー 7石 年差
±10
.
1989 9A85 . 2針6石 5秒運針 
クオーツ商品化20周年記念モデル
±15 S
1990 5S42 . スイーブ運針 日付 8石 年差
±20
2.5 S
1991 3F31 . 5石 年差
±20
S
  6M13 . 1400年から2499年までのフルオートカレンダー 曜日サーチ機能 24時間針
アラーム機能(2種)
±15 D
1992 3F81 グランドセイコー 5石  年差
±10
S
  5M22 AGS キネティック 日付 6石 充電量表示 
過充電防止機能
±15 (3日) S
  6M15 . ワールドタイム機能(標準時・夏時間モード) ディリーアラーム機能(世界23都市) クロノグラフ 1/10秒 24時間計 2099年までのフルオートカレンダー 24時間針 ±15 D
  5T72 クレドール アラーム小時計 ワールドタイム小時計 都市針 日付 0石 電池寿命ディスプレー ±15 S
  7T59 . クロノグラフ 1/100秒 12時間計 日付曜日付 小秒針 0石 デュアルタイム24時針 カレンダー連動時差修正 ±15 S
1993 9F83 グランドセイコー 日付曜日付 9石 日・曜瞬時送り 
セルフチェック機能
年差
±10
S
  2J41 . 女性用年差時計 年差
±10
. D
1994 3M22 AGS キネティック 日付 6石 過充電防止機能即スタート機能 ±15 (3日) S
  5M45 AGS キネティック 日付 24時計  7石 カレンダー連動時差修正 充電残量表示 過充電防止機能 即スタート機能 ±15 (7日) S
  7K36 . 日付 ムーンフェイズ付き 0石 24時計 時差修正 アラーム付き 気圧計 気圧傾向計 ±15 S
1995 4M21 AGS キネティック 9石 残量インジケーター
過充電防止機能
±15 (3日) S
1996 5K2J ソーラー 日針 曜針 24時針 2石 太陽電池過充電防止機能 ±15 (6ヶ月) S
1997 1M20 AGS キネティック 2針 8石 
起動インジケーター 20秒運針
±15 (3ヶ月) S
  9F62 グランドセイコー 日付 9石 日付瞬時送り 
セルフチェック機能
年差
±10
S
1998 8F32 パーペチュアルカレンダー TT196高振動(従来の6倍)の水晶振動子による年差時計 超音波モーターによるカリンダー駆動 2100年まで修正不要のフルオートカレンダー機能 長寿命電池搭載 年差
±20
10 D
  4F32 同上女性用 同上(電池寿命除く) 年差
±20
D
  9T82 AGS キネティッククロノグラフ 1/10秒 12時間計 日付 38石 過充電防止機能 即スタート機能 日付瞬時送り  ±15 (1ヶ月) S

本文中の「製造会社」の項のDは旧第二精工舎(亀戸工場)、Sは旧諏訪精工舎を意味します。


腕時計の内部構造

自動巻きの内部構造
自動巻きの時計(俗にオートマチックと言われている時計)は
腕を振ることにより、内部のおもりがゼンマイを自動的に巻き上げる
時計です。
時計の裏がガラス張りになっているスケルトンなどでその構造を
ご覧になった方も多いでしょうし、自分で時計を分解して中身を
ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、実際にセイコーのLORD MATICを分解しながら
解説していきたいと思います。
さて、分解する前にムーブメントの基本的な要素を挙げたいと思います。
  1. 調速機:振り子を使い、規則正しく振動する部分
  2. 脱進機:振り子の振動数を数え、振り子の振動を維持する部分
  3. 輪列:脱進機の数えた振動数を計算し、針で文字盤に表わす部分
  4. 動力:振り子の振動に必要なエネルギーをゼンマイで供給する部分

時計は時を正確に刻むことに本質がありますから、調速機こそが
時計と言うこともできます
(振り子が時計である。その他の機構は振り子の付属にすぎない。
という言葉もあるくらいです)。
それでは分解する際の順番どおりに調速機、脱進機、動力、輪列の
順番で説明したいと思います。

まずは裏蓋を取ってみましょう。

裏蓋(うらぶた)をあけた状態
このLOAD MATICの場合、
裏蓋は開かない構造に
なっているので実際にはガラスの
部分をはずしてムーブメントを
取り出しています。
時計上部に見える半円状の
ものがローターです。
腕を振ることによりこのローターが
回転し、その回転によってゼンマイが
巻かれていきます。
通常の時計ではローターが左右
どちらに回転してもゼンマイが
巻かれるような構造になっています。

それではローターを取って
みましょう。
ローターを取った状態
ローターから伝わってくるエネルギー
は上部右側の歯車に伝えられます。
この歯車はさらにクラッチ車を使って
回転を一定方向に減速させて中央の
大きな歯車を回転させます。
中央上部に位置している一番大きい
歯車の下にゼンマイの入った
ケース、香箱(一番車)があります。
その左に位置する歯車は、
竜頭を巻いてゼンマイを巻く際に
使われる歯車です。

それでは調速機を取ってみましょう。
調速機
機械時計の心臓部にあたるもので、
テンプといわれています。
同じ方向に回転し続けるのではなく、
脱進機からのエネルギーとヒゲゼンマイの
力を利用して左回り右回りを絶えず
繰り返しています
(掛時計の振り子を連想してください)。

テンプはテンプ受け
(写真ではブーメラン状の台板)と
ヒゲゼンマイによってつながっています。
ある程度左に回転するとヒゲゼンマイの力で
元に戻され、次に右回転をするわけです。

このLOAD MATICにはありませんが、
テンプ受けに何か文字が刻まれていて、
レバーのようなものがあるのをご覧になった
方もいるかと思います。
あのレバーは緩急針といい、テンプの弧
(テンプの振動範囲)を調整するレバーです。
遅れる、進むといったズレを微調整する
ことができます。

それではテンプが振動を伝える脱心機を
取ってみましょう。
脱進機

写真の左にみえるのがガンギ車、
右がアンクルです。
アンクルは形が人の足首の形に似ている
ことから名づけられた部品です。
テンプの左右の振動をガンギ車に伝えます。

ガンギ車はゼンマイから動力を受けている
ので常に回り続けようとするのですが、
アンクルがその動きに歯止めを
かけています。
つまりアンクルの左右の爪が交互に動いて、
テンプの一振動毎にガンギ車の歯を
1つだけ進めているのです。
機械時計がカチカチ音を立てているのは、
このアンクルとガンギ車がぶつかる際に
生まれる音です。

次に香箱(ゼンマイ)を取ってみましょう。
香箱その他を取った状態
中央にみえる金色の歯車が、
それぞれ
二番車、三番車、四番車です。
これらの歯車のことを輪列と
いいます。
時計の中心から少し左にずれた
ところに位置する二番車は、
一番車から伝えられた動力を
三番車に伝え、分針を回します。

中心から少し下にずれたところに
位置する三番車は、二番車から
伝えられた動力を四番車に伝え、
時針を回します。
時計の中心に位置する四番車は、
三番車から伝えられた動力を
ガンギ車(脱心機)に伝え、
秒針を回します。

以上で時計の基本構造の解説は
終わりです。
最後に・・・
機械時計の仕組みがわかっていただけたでしょうか?
今ご覧いただいた機構は、時を刻むという必要最低限の部分です。
実際はこれらの機構に、竜頭を使ってゼンマイをまいたり、針を動かす
裏輪列機構。カレンダー機構。 などが加わります。
しかし、基本は全く変わりません。今度機械時計を見るときは
この基本型とどう違うのだろうと見ることができると思います。
皆様が機械時計にさらに興味を持っていただければ幸いです。
 
 

 

時計の機能チェック
●実際に、自分の時計を修理する場合は、
 時計の機能のチェックだけで良いと思います。

●時計の分解図も、説明書も、無いわけです。
 あなたが、時計の現状から、
  分解図や、説明書を、自分で作るわけです。

●作った分解図だけが、組立の際の、唯一の助けになります。


  リューズは、きちんと機能しているか?

 ゼンマイ巻けるか、日付けの変更、時間の変更できるか?

 針突(針同士や、文字盤とぶつかって無いか)、
  針ズレ(長剣、短剣の角度のズレ)、してないか?

 何時にカレンダー変わっているか、ゆっくり変わるか、
  パチンと変わるか? カレンダー早送り出来るか?

 ゼンマイを巻く重さ、時間合わせの重さも、意識しておいて下さい。

●分解掃除を自分でする場合は、元の状態が以外と分からなくなるものです。
 自分の使い慣れた時計なのに、そんなバカなと、思うでしょう。
 だまされたと思って、修理前に確認して下さい。

〜〜 時計店が預かるときの、時計の状態チェック 〜〜
( 傷、ヒビ、割れ、汚れ、シミ、の確認 )
お店の場合は、修理後のお客さんとのトラブルを防ぐためです。
お客さんは、修理前の自分の時計を、本当に見てないです。
修理後はよく見ますので、「コノ傷は無かった」と、トラブルになります。
文字で書くと大げさですが、異常がないか見るダケなので、実際にはすぐです。


○文字盤、剣。
 傷、シミの確認。
 特に水入りは、「シミ」、「文字盤のめくれ」が進みます。
   パールやオニキス等々の、貴石の文字盤のヒビなどは、本当に分かり難いです。
インデックスや石の取れ。
 蛍光剥がれ。

○ガラス。
 傷、ヒビ、
 接着タイプは、接着剤剥がれ。
 テフロンパッキン止めタイプは、テフロン不良。

○ ケース、
 傷、メッキ剥がれ。
 バンド取りつけ足の曲がり、
 ダイバーは、(回転ベゼルの回転不良、蛍光取れ)
 裏蓋の食いつき不良。

○竜頭、竜頭パイプ
 傷、削れ、動くか。
 ダイバーはねじ込み不良。
 汗等によるパイプの腐食。

○バンド
 傷、汚れ、折れ
 メッキ剥がれ。
 コマピンの折れ(折れかけ)
   あんまり汚いと、洗浄しないと解からない場合が有ります。
 鎖バンドブレスの、折れ、曲がり。
 中留のチェック。

○機能確認
 カレンダー早送り。
 時間合わせ。

裏蓋開け、機械取りだし

●まず裏蓋を開けます。

***** ケースにも種類があります。 *****

●本体と裏蓋の、二つに分かれる物。
機械は裏蓋側から取り出し

●本体とガラス縁の、二つに分かれる物。
機械はガラス側から取り出し

●本体と裏蓋、ガラス縁の、三つに分かれる物
機械の取り出しは、裏蓋側からと、ガラス側からと、2種類有り。

これ以外にも、例外有ります。


***** 裏蓋自体も、色々有ります。*****

●ポコ蓋式(タッパの蓋と同じ、と思うと分かり易い)、
●回転式(蓋自体が回転する、ダイバー等々)、
●ネジ止め式(蓋の隅をネジで止める)、

これ以外にも、例外有ります。



写真は、一番多いと思われるです。
●本体と裏蓋の、二つに分かれる物。
●ポコ蓋式




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●巻き芯を抜く

機械を取り出すために、
ケースの外から機械にさっさている、
竜頭(巻き芯)を抜きます。

まず、巻き芯の周りで、
ポッチorネジノ頭を、探します。




*** 巻き芯の仕組み ***

巻き芯の固定には、大きく2種類有ります。ネジ式とバネ式です。
バネ式の絵は、イメージです。実物とかなり違います。

巻き芯を抜く際、
●ポッチを押すのはバネ式です。
●ネジ頭は、ネジ式です。

** 巻き芯自体も違います。**
図の赤丸を見て下さい。
●バネ式は、斜めの坂になってます。
取り付けの際、巻き芯を差し込むだけで、山を登り入ります。
●ネジ式は、角になっています。
取り付けの際、差し込んで、ネジ止めが必要です。




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巻き芯を抜きます。
ポッチを押しながら、巻き芯を引きます。

ポッチは押し過ぎないようにします。
カンヌキが外れたりする為です。(カンヌキは後で解説)

ネジ式は、ねじ頭を基準に1回転半で試し、
 駄目なら更に半回転と、試していきます。




ケースと機械の固定を外します。
図は中枠有りです。

機械はケースに固定されてます。
大きく二種類です。(当然例外有り)
中枠無しタイプ
中枠有りタイプ

●中枠無しタイプの、なかでも。
固定のネジなし(つまり何も無し)
ネジのみ
ネジと座両方

●中枠ありタイプの、なかでも。
固定のネジなし
ネジのみ
ネジと座両方
機械と中枠を固定、中枠とケースを固定の(二段階タイプ)

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●ネジと座は、大抵が2ヶ所、
 大きい物でも3ヶ所で止まってます。

よく見て、対応して下さい!
中枠を外します。これで機械はフリーです。






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機械を取り出します。



巻き芯、中枠を外し、フリーになった機械の上に、台を置きます。
そのまま台ごと、返します。
ゆっくりケースを持ち上げます。




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針と文字盤外し。

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●剣と文字盤を外します。



巻き芯を取り付け、剣を同じ位置に重ねます。
12時が良いと思います。
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●剣を抜きます。

文字盤に、傷を付けないように注意!
剣抜きの刃が、剣の下に入るのを、
 キズミで見ながら確認します。
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●文字盤を外します。

文字盤にも種類が有ります。
○一番多いのが、足が二本のタイプです。
○文字盤の縁に袴があって、地板に被せるタイプ。
○貴石文字盤に多い、置いてるだけのタイプ。

文字盤の止めネジを2ヶ所緩めます。
文字盤を外します。
ネジは無くさないように、締めておきます。
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機械の分解

●分解の開始です。
○この時点での、テンプのチェックをします。

○分解するために、歯車にトルクがかかって無い状態にします。
○その為に、ゼンマイを戻し(ほどき)ます。
 ゼンマイは香箱に入ってます。
 香箱は、角穴車とつながってます。
○まず竜頭でゼンマイを巻き、
 丸穴車、角穴車、コハゼの動きを確認。
 コハゼの、ストッパーとしての動きを、理解して下さい。
 竜頭でゼンマイを巻き上げる際、コハゼがフリーに成ります。
○細い棒でコハゼのフリー状態をキープします。
○竜頭を持つ手を少し緩めます。
 ゼンマイがほどけていきます。
 一気に戻すと、部品を傷めます!!
○手が滑りそうなら、コハゼを戻して、仕切り直して下さい。
○何度か繰り返し、ゼンマイを全てほどきます。
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●テンプを外します。
○ネジを緩めます。
○テンプの受けを慎重に外します。
 時計の心臓部です。注意して下さい。
 ◎取り付ける際は手順があります。
  適当に取り付けると、テンプは動きません。
  取り付け方は、組立を参照。
*******************************************************

ヒゲを歯車に引っかけないように注意!
穴の開いた台に、テンプの下ホゾを逃がして、置きます。
*******************************************************
●ゼンマイを少しダケ巻きます。

○細い棒で、アンクルの首を反対側に、
  ホンの少しずつ押してみます。
○少し押すと、途中から自力で反対側に動きます。
 コレが、「引き」です。
○アンクルの円弧運動、引きの確認をします。
 引きが有れば、ここまでトルクが届いているわけです。
○ゼンマイを全てほどきます。
●各部の名称。

*******************************************************
●アンクルを外す。

1、ネジを外す。
2、受けををとる。
3、アンクルを取る。
4、何も無い状態なりました。
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●長剣車(ツツカナ車)を外します。

○長剣車はカシメのタイプが、大きく二種類有ります。
 後日解説します。
○図の場合は、剣抜きを流用して長剣車を抜きます。
 剣抜き使用の際は、地板に注意して下さい。
 *ツツカナ車と、ツツミ車は別物です。
*******************************************************
●一受けを分解する。

○角穴車を指で押さえて、ネジを外します。
○丸穴車を外します。
○逆回転ネジに注意!
 丸穴ネジ、角穴ネジ、両方ともに2タイプ有り。
 ネジ頭に3本ズジ入りは、逆ネジです。
 スジ入れてない物もあり。
*******************************************************

○丸穴車には、「座」が、
 有るタイプと無いタイプ、2種類有ります。
 *分かりにくく、無くし易いので注意!
○橙色丸印は、受けの止めネジ。
○青色丸印は、アンクルネジ。
*******************************************************

○ネジを取る。
○一受けをそっと、外します。
○香箱を斜めにして取る。
 二番車を痛めないように注意!
*******************************************************
●二受け(輪列受けを)外す。

○外す前に、輪列の図を書き留めること。
 コレが、あなたの組立図に成ります。
 受けを取る際、バラバラに成ること有ります。
 この時点で、作図して下さい。
○ネジを取る。
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●二受けを外す。

○輪列と作図の確認。
*******************************************************

○基本的に、歯車は固い(傷付き難い)カナを持つこと。
○状況により、他の箇所を持つ場合は、特に注意のこと。
*******************************************************
●地板を裏返えします。
○組立図を作図の描くコト

○竜頭を押し引きして、部品の動きを理解します。
○裏押さえを外します。バネなので外す際は、特に注意。
*******************************************************
●各歯車を外していきます。

○カンヌキバネにも注意!
○バネ外してから、竜頭を押し引きして、
 部品の動きを理解します。
 部品が擦れるところが、注油ポイントです。
*******************************************************
●巻き芯の周りを外します。

○ツツミ車、吉車、前後有ります。確認のこと。
○竜頭を押し引きして、部品の動きを理解します。
○ひっくり返して、オシドリネジを緩めます。
○オシドリが外れ、残りの部品が外れます。
*******************************************************

●全て外れた、地板です。
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手巻時計とは

全体の説明
時計の仕組の説明です。


手巻きオートブロックの図

◎上のフレームが、手巻き時計の仕組みの、全体図です。
 各部のつながりが、分かるように平面で、描いてみました。
 各部品の、サイズのバランスは違いますが、力の流れが、
分かると思います。

◎左が、目次フレームです。
 難しい部分の仕組みを、個別に説明するページに変えられます。
 上の全体図フレームと合わせると、分かり易いと思います。

◎まずは、目次フレームの"仕組みの説明"からどうぞ。
仕組みの説明
◎まずは上のフレーム、"全体図"から見てください。
 基本的な、手巻き機械時計の分解図です。
 時計の各部品のつながりを、平面図で表してみました。
 つながりと関係を、第一にしたため、部品のサイズは狂っています。

◎各部品の、名称は一般的なものです。
(各メーカーで、少しづつ呼び方が、違うため)
 分かりやすいように、それぞれ一つの部品に、
一つの色を付けてま(一塊り)す。
 歯車の各部名称は、上のフレームの、"歯車各部名称"を見て下さい。
◎それでは、ゼンマイを巻いて時計が動く、全体の流れからです。

1番、リューズを回します。
2番、巻き芯が回ります。
(巻き芯についてを、参照して下さい。)

17番、鼓車が回転します。

3番、吉車が回転します。

4番、丸穴車が回転します。

6番、角穴車が回転します。

7番、香箱の芯棒が回転します。
(香箱内のゼンマイが巻かれます。)

7番、香箱が回転します。
(香箱についてを、参照して下さい。)

8番、2番車が回転します。1時間に1回転します。
(ここで、力の流れが2ッ分かれます。このままの流れと、少し下の◎印からの流れになります。)

−このままの流れ−
9番、3番車が回転します。

10番、4番車が回転します。1分間に1回転します。
(この車には、秒針が付きます。上の絵には、描いてません)

11番、ガンギ車が回転します。

12番、アンクルが左右に動きます。
(11番と12番は、脱進機とも言います。
回転運動を円弧運動に変換します。)

13番、テンプが左右に円弧運動します。
(13番は調速機ともいいます。ゼンマイがほどけ、
歯車が回転する速度を変えます。)

(テンプについてを、参照して下さい。)

◎◎−8番、2番車からの流れ、その2−◎◎
8番、2番車が回転します。

20番、長剣車が回転します。この車に、長剣が付きます。
(この車は、8番の車と固定されてます。*2番車に付いて参照して下さい。)

19番、日ノ裏車が回転します。
(ここで力が、2つに分かれます。)

18番、小鉄車が回転します。
(この状態では、小鉄車はフリーで、カラ回りです。)

21番、短剣車が回転します。12時間で1回転します。
(この車に、短剣が付きます。)

以上が、ゼンマイが巻かれ、時計が動く力の流れです。
時間合わせの仕組みや、各部分の仕組みは、左のフレームを
参照して下さい。

巻き芯ついて
1番、巻き芯の仕組みの説明です。
巻き芯
◎巻き芯は、ゼンマイを巻くコトと、時間合わせに、使用します。

◎巻き芯は、吉車の穴を抜け、鼓車の穴を抜けてます。

◎吉車の穴は大きく、巻き芯とは噛み合ってません。

◎鼓車の穴は角穴です。巻き芯の角柱部と噛み合います。
*巻き芯は角柱で、鼓車は角穴の為、鼓車は前後に動けます。
*巻き芯が回転すれば、角の為、鼓車も一緒に回転します。

◎巻き芯を回すと、吉車はそのままで、鼓車が回転します。

◎鼓車は、吉車と噛み合っています。

◎鼓車が回転すれば、吉車も、回転します。

1番、巻き芯の、時間合わせとゼンマイ巻きの、説明です。
◎上の図が、竜頭を引いた、時間合わせの状態です。

◎下の図が、通常の、ゼンマイを巻く状態です。

−−上のフレ−ムも、見てね。−−

◎1番、リューズを引きます。

◎2番、巻き芯が引っ張られます。

◎14番、オシドリが引っ張られます。

◎15番、カンヌキがオシドリに押し上げられます。

−通常カンヌキは、16番カンヌキバネの力で、
鼓車を吉車に押しつけてます。−

◎17番、鼓車が、カンヌキに押されて、小鉄車と噛み合います。

◎そして、力が、18番、20番(長剣車)、21番(短剣車)と伝わり、
針が回ります。

−2番車についても、見て下さい。−
2番車について
8番、2番車の仕組の説明です。。−

◎長剣車は筒状(ツツカナ車)です。図Aに、凹みが有ります。

◎2番車の心棒にも、凹みが有ります。図B

◎2番車は、地板を突き抜けて、長剣車の中に入ります。

◎図Cの位置で、2番車と長剣車は、半固定されています。

◎2番車は1時間に一回転します。半固定された長剣車も、
一緒に回転します。
8番、2番車の仕組の説明です
2番車の仕組
◎長剣車と短剣車に針が取り付けられます。
◎長剣車は、日ノ裏車を回し、短剣車を回します。

◎歯車の歯数によって、長剣車が、1時間に一回転、短剣車が
12時間で一回転するように、造られてます。

◎短剣車の上に文字盤が付けられ、長剣、短剣が、付けられてる
分けです。

◎時間合わせの場合は、上のフレームの、17番が18番と噛み合って、
19番の日ノ裏車を回します。

◎日ノ裏車は、長剣車、短剣車を回します。

◎長剣車と2番車の凹みのかみ合いが、とても微妙です。
一定以上の力が(トルク)加わると、2番車に半固定の長剣車が、
2番車を残して、回転します。

◎そして、針が回り、時間あわせが、出来るわけです。

◎時計の歯車は、逆回転するようには、作られていません。

◎もし、長剣車がなくて、そのまま日ノ裏車から、2番車だったらの場合。
 日ノ裏車からの力で、2番車が回ろうとすると、逆回転出来ずに、歯車が潰れます。

◎この、長剣と2番車の凹みは微妙です。
 カシメ(へこみ)が、強いと、時間合わせで、滑らず回転出来ません。
 また、カシメが弱いと、長剣車が、2番車と一緒に回れずに、置き回りを起こします。
香箱について
7番、香箱の仕組の説明です。
香箱の仕組
◎香箱の中には、ゼンマイが入ってます。

◎コハゼは、角穴車の逆回転防止のツメです。

◎角穴車は、香箱芯と固定されてます。

◎香箱芯と、香箱は固定されてません。フリーです。

◎香箱の中には、ゼンマイが入っています。
7番、香箱の仕組の説明です。
図A、香箱芯と、ゼンマイです。

図B、香箱芯と、ゼンマイの中心(内端)が、固定されてます。

図C、ゼンマイの外端と、香箱の内側が、固定されてます。

−−上のフレームも、見てね。−−

6番、角穴車が、回転。

7番、香箱芯が、回転。(角穴車と、香箱芯は固定されてます)

図B、香箱芯が回転して、ゼンマイが、巻かれます。

5番、コハゼが、角穴車の逆回転を防止します。

◎巻かれたゼンマイが、ほどけるために、香箱を回します。図C
◎香箱芯と香箱は、フリーです。

◎香箱芯と、ゼンマイの内端が、固定。香箱と、ゼンマイの外端が、固定。

−−−分かり難いでしょうか??−−
テンプついて
11番、12番、13番、テンプの仕組の説明です。
◎11番ガンギ車、12番アンクル は、脱進機とも言います。

◎4番車までの、回転運動を、円弧運動に変換します。

◎これで、テンプが円弧運動出来る分けです。

◎13番テンプ、は、調速機とも言います。

◎テンプの、ひげゼンマイの有効距離を、変えることで、周期が変わります。

◎つまり、テンプを早く動かしたり、遅く動かしたり出来ます。

◎歯車が、早く回ったり、遅く回ったりする分けです。

◎歯車に付いた針が、早く(時間進み)、遅く(時間遅れ)、動くわけです。
13番、テンプの、各部名称です。
◎緩急針−−ひげゼンマイの有効距離を変えます。
*時計の進み遅れの調整に使用。

◎ひげ持ち−ひげゼンマイの外端を固定してます。
*テンプの、左右の振りの、中心だしの調整に使用。

◎耐震バネ−テンプの心棒が、折れないように、ショックの吸収をしてます。
*(インカブロック、バラショック、等々、呼び名は色々です。)

◎テンプ受け−テンプの受け(押さえ)です。

◎ひげゼンマイ−長さで、テンプの振りの周期を決めます。渦巻き状です。

*渦巻き状−テンプが、どんな姿勢でも円弧運動出来ます。
*長さ−−−長いと時計の遅れ、短いと進み。

◎振り石−−ここでアンクルから、力をもらいます。

◎テンワ−−テンプの本体、真鍮製が一般的。
*大きい方が、運動力が多くて、安定する。

◎地板−−−機械のベース

◎機械時計の元は、振り子です。
*振り子の当時性を、時を計る基準に、している分けです。

◎大きい、掛け時計や置き時計を携帯するため、考え出されたのが、
テンプです。
*振り子の円弧運動を、どんな姿勢でも出来るように、ひげゼンマイが
渦を巻いてます。


自動巻き時計とは

全体の説明
時計の仕組の説明です。

自動巻きオートブロックの図

◎まずは上のフレーム、"オートブロックの図"から見てください。
 基本的な、自動巻きオートブロックの分解図です。
 時計の各部品のつながりを、平面図で表してみました。
 つながりと関係を、第一にしたため、部品のサイズは狂っています。

◎各部品の、名称は一般的なものです。
(各メーカーで、少しづつ呼び方が、違うため)
 各部の名称ですが、
 香箱(ゼンマイ)から順に、オート1,2,3,と言うメーカと、
 ローターから順に、オート1,2,3,と言うメーカーと有ります。
 今回は、香箱(ゼンマイ)から、オート1,2,3,の名称で描いています。
◎それでは、ローターが回転して、ゼンマイを巻き上げる、
全体の流れからです。
A、ローターが回転します。

C、ローターのカナが回転します。

D、E、オート4番番車、3番車が、回転します。

--- オート3,4(切り替え車)参照して下さい。---

F、オート2番車が回転します。

G、オート1番車が回転します。

−ここから下は後で、自動巻時計の全体図を参照して下さい。 −

オート一番車のカナが、角穴車を回転させます。

ゼンマイが巻き上げられます。

以上が、ローター回転して、ゼンマイが巻き上げられる、力の流れです。
各部分の仕組みは、左のフレームを上から順番に、参照して下さい。
ローターの説明
ローターの説明です。
◎ローター(回転錘)は、腕の動きによって、回転運動をして、
ゼンマイを巻き上げる力を作ります。

◎ローターは中心の、(B)のローター取り付けネジで、機械本体に
固定されてます。
 ローターは、中心で固定されながら、(H)のベアリングで、
中空状態で支えられています。

− 上のフレーム、下からの図を、見て下さい。 −

◎ローターの支え方は、機械によって色々なタイプが有ります。

◎ローターの巻き上げは、機械によって違いますが、両巻き上げと、
片巻き上げの、二種類が有ります。

 両巻き上げ == 左右どちら向きの回転でも巻き上げる。

 片巻き上げ == 片方の向きの回転だけ巻き上げる。

−−−−今回の説明は、両巻きタイプです。 −−−−

◎では、目次フレームの "切り替え車の説明" をどうぞ。
切り替え車について
ゼンマイを巻き上げるまでの、力の向き(回転方向)の、説明です。
右図は、ローターが回転して、
ゼンマイ(香箱)までの、力の伝わりと、
各歯車の回転の向きです。

ゼンマイを巻き上げる為の、回転の向きは、
一方向(図4番の回転向き)だけです。
逆回転すると、ゼンマイが解けます。
(実際には、コハゼで固定されて、逆回転は出来ません。)

ローターの、左右への自由回転を、そのまま香箱まで伝えると、
各歯車は、右回転したり、左回転したりに、なります。
つまり、ゼンマイを巻いたり、解いたりする事になり、
(実際には、逆回転は出来ません。)
歯車に負担がかかって部品が潰れたり、巻き上げの効率も悪いです。

そこで、2つの切り替え車(E,D)が、ローターの左右回転を、
一方向の回転に切り替え(変換)るわけです。
切り替え車(上図、E,D )の、説明です。
右図は、切り替え車の分解図です。

E,Dの各切り替え車は、
上下2つの歯車が合体して、出来ています。

Eの切り替え車には、 F,に回転を伝える、
カナ(緑色)が付いてます。

◎上フレーム、( D )の切り替え車の説明です。◎
− D, の切り替え車、 右図も見て下さい −
D,上の歯車は、
(2)の回転方向には、空回り。
(1)の回転方向には、下の歯車と噛み合って、一緒に回転。

D,下の歯車は、常に一定方向に回転です。
下の歯車は、上の歯車に対しては、自由です。

つまり、上の歯車が(1)の回転方向の場合、
噛み合って、一緒に回転します。

しかし、下の歯車から回転の場合には、
上の歯車とは、噛み合いません。
−−コノ下の、まとめとポイントの、ゼンマイ手巻き上げ参照−−
◎上フレーム、( E )の切り替え車の説明です。◎
− E, の切り替え車、 右図も見て下さい −
E,上の歯車は、
(2)の回転方向には、空回り。
(1)の回転方向には、下の歯車と噛み合って、一緒に回転。

E,下の歯車は、常に一定方向に回転です。
カナ(緑色)は、固定されています。
下の歯車は、上の歯車に対しては、自由です。

つまり、上の歯車が(1)の回転方向の場合、
噛み合って、一緒に回転します。

しかし、下の歯車から回転の場合には、
上の歯車とは、噛み合いません。



● D,の切り替え車と E,の切り替え車の違いは。●
上の歯車の、空回りと、噛み合う回転の向き。

F,の歯車に、力を伝える、カナ(緑色)が付いてるコトです。

以上が、D,E,各切り替え車の、力の伝わる向きと、空回りでした。
−−−− まとめと、ポイントです。 −−−−

切り替え車は、ローターの左右の回転を、一定の方向に、
切り替え(変換)ます。

また、リューズから手巻きで、ゼンマイを巻き上げる時には、
 角穴車の回転とともに、G.F.E.D.の歯車まで、順番に回転します。
 ここでも、切り替え車の上下の歯車が、空回りする事で、
 ローターまで力を伝えずに、負担を軽くします。

実際にローターが回転した時の、切り替え車の力の向き(回転方向)の、
説明です。
◎右図、【T】,ローター下、右側の囲みの説明◎

ローターが、(T)の回転方向に、回転します。

Dの切り替え車、
 D,上の歯車は、(1)の回転方向に回転。
   (下の歯と噛み合ってます。)
 D,下の歯車は、上の歯が噛み合っているので、
   上下一緒に回転。

Eの切り替え車、
 E,上の歯車は、空回り。
 E,下の歯車は、D,の下の歯車から、
   力が伝わって回転。

Eのカナ(緑色)から、F(オート2番車)に伝わって、
  ゼンマイ巻き上げます。
◎右図、【U】,ローター下、左側の囲みの説明◎

ローターが、(U)の回転方向に、回転します。

Dの切り替え車、
 D,上の歯車は、空回り。
 D,下の歯車は、E,の下の歯車から、力が伝わって回転。

Eの切り替え車、
 E,上の歯車は、(2)の回転方向に回転。
   (下の歯と噛み合ってます。)
 E,下の歯車は、上の歯が噛み合っているので、
   上下一緒に回転。

Eのカナ(緑色)から、F(オート2番車)に伝わって、
  ゼンマイ巻き上げます。
◎◎◎◎ まとめ ◎◎◎◎
 ローターが、左右どちらに回転しても、切り替え車が、
一方向の回転に切り替え(変換)るわけです。
自動巻の香箱ついて
ローターが、ゼンマイを巻き続けても、ゼンマイは巻き切れません?? の、
説明です。
手巻き時計の場合、ゼンマイを最後まで巻くと、固くなって
巻けなくなります。
それ以上に巻くと、ゼンマイを切ってしまいます。

右図(T)は、手巻き時計、香箱(ゼンマイ)の拡大図です。

赤丸部分、香箱内壁の拡大図(1)番
  ゼンマイの外端が、香箱内壁に引っかかって、止まります。

右図(U)は、自動巻時計、香箱(ゼンマイ)内壁の拡大図です。

図(U)は香箱の内側を、平面で描いています。

自動巻は、ローターがゼンマイを、
巻き続けています。
ゼンマイが、一杯まで巻かれていても、
巻き上げ続けます。
(手巻き時計の、香箱なら、切れてしまいます。)

香箱の内壁に、秘密が有ります。

自動巻の香箱内部には、図の様な乗り越えれる山(凹み)が、
  6ッ箇所有ります。(大体どの機械も6ヶ所の様です。)

ゼンマイの外端は、(2)番の凹みに引っかかっています。

ゼンマイが一杯まで、巻き上げられます。

さらにローターが、巻き上げます。ゼンマイのトルクが上がります。

ゼンマイの外端が、(2)番の凹みを乗り越えて、

(3)番の凹みで止まります。

以下繰り返しです。

自動巻の香箱内部に、大体6ヶ所の山があります。
360度に6ヶ所、つまり60度毎に有る分けです。

ゼンマイが全巻き状態から、ローターが更に巻き上げると、
ゼンマイが切れ無いように、六分の一(60度)回転分、解けている分けです。

◎ゼンマイを巻き続けても、ゼンマイが切れない仕組みでした。◎
−−− 香箱おまけ −−−
長年時計を使用した場合、香箱内壁の山が、すり減ってきます。
山がすり減ると、ゼンマイ外端の、引っかかりが甘くなります。
ゼンマイが、一杯まで巻き上げられる時の、トルクに耐えられずに、
  巻き上げの途中で、滑ってしまいます。

同様に、香箱内部の油(注油)状態によって(油多すぎ)、滑ります。

油が少ないと、巻き上げ時や、解けるときに、スムーズ行きません。
ゼンマイのトルクに、バラつきや、関連歯車に、必要以上の
負担がかかります。

手巻き時計でも、自動巻時計タイプの香箱を、使用している物もあります。

薄型の機械の場合は、ゼンマイも薄く、手で巻き上げの際に、
勢い余って巻き切るのを防ぐ為のようです。

何にしても絶対は無いわけですが、香箱(ゼンマイ)は、
大きく二種類有ると思って下さい。
−−−自動巻時計全体図につづく−−
自動巻時計の全体図
自動巻時計の完成です!!



クオーツ時計とは

全体の説明
時計の仕組の説明です。

クオーツ時計オートブロックの図

◎まずは上のフレーム、"全体図"から見てください。
 基本的な、クォーツ機械時計の分解図です。
 時計の各部品のつながりを、平面図で表してみました。
 つながりと関係を、第一にしたため、部品のサイズは狂っています。

◎各部品の、名称は一般的なものです。
(各メーカーで、少しづつ呼び方が、違うため)
 分かりやすいように、それぞれ一つの部品(一塊り)に、
一つの色を付けてます。

◎それでは、クォーツ時計についてと、時計が動く全体の流れからです。
クォーツ時計の説明
−−クォーツ時計のについて。−−

◎機械時計は、テンプ(振り子)の等時性を、時間を計る元に
使っています。
振り子の、往復時間が一定なのを利用して(物差しにして)、
時間を計っています。

◎クォーツ(水晶)時計とは、水晶(ピエゾ効果)を時間の元に使った、
時計です。
 水晶は、電圧が加わると、振動します。ピエゾ効果です。
(1秒間に32768振動です。)
 振動をカウントし、時間を割り出しています。
−−全体の流れ−−

4番  電子回路の中で、水晶の振動を基準に、時間を割り出します。

5番  コイルに、電流が流れて、電磁磁石になります。

7番  ローター(磁石に歯車が付いた車)が、磁力で回転します。

8番  伝達車が回転。

9番  セコンド車が回転(先端に秒針が付きます。)

10番 三番車が回転。

19番 長剣車が回転(先端に分針が付きます)

18番 日ノ裏車が回転(ここで、力が2つに分かれます。)

その1 17番 小鉄車が空回りします。
(時間合わせのトキに、使用する車です)

その2 20番 短剣車が回転(先端に時針が付きます。)

以上が、クォーツ時計が動く、力の流れです。
時間合わせの仕組みや、各部分の仕組みは、左のフレームを
参照して下さい。
時間合わせの、説明です。
◎右の図が、竜頭を引いた、時間合わせの状態です。
−−上のフレ−ムも、見てね。−−

◎11番、リューズを引きます。

◎12番、巻き芯が引っ張られます。

◎13番、オシドリが引っ張られます。

◎14番、カンヌキがオシドリに押し上げられます。

−通常カンヌキは、15番カンヌキバネの力で、鼓車を下げて
フリーにしてます。−

◎16番、鼓車が、カンヌキに押されて、17番、小鉄車と噛み合います。

◎そして、力が、18番(日ノ裏車)、20番(長剣車)、21番(短剣車)と
伝わり、針が回ります。

電子回路について。
−−−−−−電子回路の中は、3つに分けられます。−−−−−−

発振回路、分周回路、駆動回路、です。

発信回路−水晶に電圧をかけて、振動させます。

分周回路−振動数から1秒を割り出します。

駆動回路−コイルに電気を流し、ローターを動かします。

*図3番のトリマーコンデンサは、水晶に流れる電圧を調整します。

つまり、歩度の調整をする部分です。
...電子回路の中の流れ....
水晶に、電圧が加わります。
水晶が振動します。 1.2.3.4.......
(1秒間に32768回)
振動数をカウントし、ソコから1秒を割り出します。
1秒ごとに、コイルに電気が流されます。
コイルは電磁石になり、N極、S極、が出来ます。
ローター(磁石付きの歯車)が、磁力によって
回転します。
各歯車が回転して、秒針が動きます。

クォーツ(水晶)の、説明です。
−−−−−−−−水晶について−−−−−−−−

◎水晶の振動は、温度にとても影響されます。

◎現在一般的な水晶は、24℃の状態でベストに造られています。

◎24℃以上でも、以下でも、振動は少なくなり、時計は遅れになります。

**水晶の振動と温度の関係図**

◎それで、どの時計も一般的に、

◎上図3番(トリマコンデンサー)で、+0.2秒前後に調整されています。

−−−そこで、ツインクォーツ(温度補正)です。−−−−

◎時計の精度を上げるための、温度補正の仕組みです。

◎一つ回路の中に、二つの水晶が入っています。

◎上図の水晶−Aと、逆の水晶(水晶−B)を造ります。

◎つまり、24℃以上でも、以下でも、進みになる水晶です。

◎2種類の水晶を振動させて、その平均を取り出すわけです。

*ツインクォーツの図*

◎コレにより、年差10秒や、5秒の、時計が出てきました。

その後、TM年差を経て半導体年差へと移り変わりました。

ステップモーターの説明
ローターと
ステップモーターについて
図Aは(上図7番)、ローターの分解図です。
磁石に歯車が付いています。
上図6番ステーターについて。

ステーターは透磁率が良く、
ステーター自身は、磁化しません。

コイルの磁力を、ローターに
素早く伝えます。

右図上  コイルに電気が流れます。
コイルが電磁磁石になります。
ステーターが磁気を伝えます。

ローターの磁気と反発して、回転します。


右図中 回転した状態です。


右図下 コイルに、右図上と逆に
電気が流れます。
コイルが電磁磁石になります。
右図中と逆の磁気が発生します。
ステーターが磁気を伝えます。
    ローターの磁気と反発して、回転します。
   

そして、初めに戻ります。

電池について
   ----主流の酸化銀電池についてです。----

(例) SR621SW /SR621W

SR--- 酸化銀電池の記号
621---電池のサイズです。厚みと直径です。
SW--- 電解質の種類です。水酸化ナトリウムです。
W--- 電解質の種類です。水酸化カリウムです。
-------------------------------------------------
◎SW−−アナログタイプ用 Wに比べてパワーが無い。

Wより低温に弱い。

続けて安定した電気を流し続けれる。Wより寿命が長い。


◎W−−デジタル用 パワーが有る(ライト付き、アラーム付き)

SWより低温に強い。


◎共通

メーカー品の使用可能温度 −10℃から+60℃


−10以下は、化学反応鈍く、電圧下がる。(寒いと、時計が止まる理由)


+60以上は、電解液が膨張して、液漏れになる。
(新品の電池で液漏れしている理由)


また、化学反応が終わる(電池が切れると)と、電池内部にガスが
発生します。


内部の圧が高くなって、液漏れになります。
(電池切れたら、すぐ交換しましょう。)


*電解質の割合で、ガスの発生は防げるそうです。
(個人的意見−マクセルの電池がピカイチです。)


*海外の電池より、高温多湿で鍛えられた国産電池の方が、
性能が上のようです。

おまけ!! ちょっとポイントです。
機械時計の輪列


機械時計はゼンマイから一番遠い所に、テンプ(調速機)が有ります。


テンプに、十分にトルクが届くように、次の歯車はカナで、
回転(力)を受けます 。
  (例)2番車の歯車の歯先が、3番車のカナに、力を伝える。


テンプに十分な、力が伝わる。テンプの振りが良く、時間が合う。


トルクが強いため、油ぎれの場合には、芯棒が削れてしまう。

クォーツの輪列


クォーツ時計は、電子回路で、時間が割り出せているために、
歯車の動くトルクは、針が動く最低限の力で十分なのです。


少ない力の方が、電池の減りも少ない。


次の歯車は歯先で、回転(力)を受けます。(減速輪列)
(例)伝達車のカナが、セコンド車の歯先に、力を伝える。


長所−トルクが少ないため、電池の消費が少しですむ。長持ちする。


短所−トルクが少ないため、僅かな埃や、障害で、すぐ止まる。

磁気に弱い。


電磁磁石の力で、動いている為に、磁力に弱いです。


電化製品、磁気ブレスレット、磁気を使った医療品、等々、
磁気によって誤作動します。


防磁の時計も出ています。


クロノビットとは

充電/データ連携は クレードルに載せるだけ
 PCとのデータ連携には,付属の「クロノステーション」と呼ばれるクレードルを使用する。クロノステーションのイメージだが,携帯電話用の充電器を思い浮かべてほしい。携帯電話のように,ただ載せるだけでいいのだ。通 常の時計では一度分解し,内蔵のバッテリーを交換しなくてはならないが,クロノビットならただクレードルに置くだけでいい。これはうれしい設計といえる。
 クロノステーションには,Charge(充電)とSynchro(シンクロ)という2個のボタンが用意されている。データ連携の方法だが,クロノステーションとPCとをシリアル端子経由で接続したら,クロノビットをクロノステーションの上に載せてSyn chroボタンを押す。また,充電する場合はChargeボタンを押しておく。一度の充電で3週間は持つので,ときどき寝る前にクレードルに置くようにすれば電池の持ちも気にする必要がない。


文字入力は ダイヤルを回して行う
 PDAでは,文字入力の方法も気になるところである。スケジューラやアドレス帳,ToDoなどを作成することが多いからだ。
 クロノビットの外枠をよく見ると,アルファベットと数字が時計画面を取り囲むように刻印されているのが分かる。この外枠がダイヤル式の回転ベゼルになっているのだ。回転ベゼルを回すと,時計内の候補ウィンドウにある文字が左右にスクロールして,指定の文字をカーソル位 置に表示させる。ダイバーウォッチで方位を表す回転ベゼルが,そのまま文字入力に応用されたと思えば分かりやすいだろう。ちなみに,ひらがなを入力するときはローマ字入力となり,単漢字変換で漢字に変換する仕組みだ。
 実際にデータを入力してみると,文字の移動がスムースなことは確かだ。しかし,入力したい文字で回転を止めるのはなかなか難しい。もちろん,ゆっくりと文字を入力すればよいわけだが,画面 サイズと操作ボタンが限られているので,ほかのPDAのように素早くデータを入力するのは難しいだろう。現実的に考えれば,PCからデータを入力し,クロノビットは必要な情報を表示させるビューワとして使ったほうがいい。

こんな使い方が面白い
 クロノビットの面白い使い方としては,スケジューラやアドレス帳といった個人情報を確認する以外に,メモ帳を活用するのがお勧めだ。PCからクロノビットへテキストデータを転送できるので,ダウンロードした新聞や短い小説などをクロノビットで読むこともできる。
 クロノビットは単なるPDAにとどまらず,未来を変える新しい端末になるかもしれない。
 Bluetoothが一般化すれば,データのシンクロにクレードルが不用となり,携帯電話とのリンクも可能になる。電子マネーが今よりも普及すれば,缶 ジュースや切符の自動販売機が電子マネーに対応して,リスト型携帯端末のボタンを押すだけで自動的に買えると便利である。自動車や自宅の鍵は電子IDとなり,ロックの解除,オーディオなどの設定がクロノビットからできると非常に便利だ。しかし,そのためにはPalmのようにオープンなプラットフォームが必要となるだろう。
 現段階のクロノビットは高機能な時計でしかない。しかし,クロノビットは無限の可能性を秘めているといっても過言ではない。今後のクロノビットシリーズが開くリストモバイルの未来に期待せずにはいられない。

 
文字入力はベゼルを回して文字を選択する仕組みだ。ベゼルの文字と画面の文字の位 置は対応していない。文字入力するための機構であることが分かるデザインにしたかったそうだ   PDA機能は基本的なものばかりだが,気軽に身に付けられるのはかなり新しい感覚だ
     

 
ToDo画面 。ToDo情報の見出しが一覧表示される   時間設定。予定と時計が連動して動作するので分かりやすい

 
メモ帳の画面 。テキストを取り込み,出先で表示できる。ニュースなどなら十分実用になりそうだ   アドレス帳。検索ももちろん可能だ

 
クロノビットの梱包物一覧    

 

Gallery -- 時計のギャラリー

今、おもいっきり 時計職人にはまっています。
私はデザインセンスがありませんが、
自己満足できるようなページ作りを目指します。
ダウンロードしたい時計をクリックしてください。
時計職人プロジェクトごと圧縮していますので、
気に入らない部分は修正し直してもらって結構です。


題名:満潮干潮
バックが、波打ち際のように、満ち引きします。
題名:人参
いっぽんで〜もニンジン、にほんで〜もサンダル
知っている人は知っている。歌:なぎらけんいち
題名:99
数字が常に動き、足し算の合計結果
99になるように
してあります。頭の体操用です。
題名:ピンズ
麻雀です。イーピンからキュウーピンで、
は白です。
題名:12H24H
12H制24H制の2段表示。
題名:SH822i 
SH821iの後継機種(?)
題名:Cheri
飼い犬です。かわいいですね〜。
題名:SuperSlot
スロットマシンが左右、微妙に違う速度で動くんです。
題名:NoSmoking
16枚のアニメで、タバコの煙を表現しています。
この時計を見ていると、たばこを吸った気分。。
題名:豆腐店
売上アップ目指して。。。