>>2012年度年間スケジュール


次回の展覧会 | 片田好美水彩画展 |
開催中の展覧会 | 渡辺隆次 生命曼荼羅 | 清水多嘉示展 |






次回の展覧会


片田好美水彩画展 森と生きる

会期:2012年6月5日(火)〜2012年8月5日(日)



八ヶ岳美術館ではこのたび、片田好美水彩画展を開催いたします。
蓼科で暮らす画家の片田好美さんは、野鳥や動物たちを描いています。森の奥に潜む青い鳥、花に埋もれて春を謳歌する夏鳥、草原を跳ね回る小鳥たち、子育てに追われる姿や、木の実をついばむ冬鳥、いざ狩に出んとする猛禽、さすらうキツネやテンなど、丹念な観察と深い愛情をもって描かれたその命の輝きは見る人を魅了することでしょう。
本展では2008年に当館で開催した「森と生きる」展以降に制作された新作を一同に展示します。今回は小鳥や小動物だけでなく、オオワシのグルをはじめとする猛禽類、植物画などの作品約70点を展示。諏訪の豊かな自然と、そこに暮らす生き物たちのユニークで生命感あふれる世界をどうぞご堪能ください。

片田好美片田好美(かただ・よしみ)
共立薬科大学卒。1988年より木版画家として活躍し、2度のイギリス滞在を経て1994年に画文集『気分は羊・英国の旅』(河出書房新社)を上梓。1997年より水彩画家としての活動をはじめる。2000年に蓼科に移住し、以降は森の動植物をモチーフに水彩画を描く。動植物への共感と憧憬に満ちた細やかで生き生きとした画風で人気を博している。




関連イベント

■作家によるギャラリートーク
6月10日(日)14:00〜

制作にかける思いや蓼科の自然について、作家本人が語ります。
参加費:無料(入館料別途)

■鳥を探そう!バードウォッチング
7月1日(日)7:00〜10:00(雨天延期)

美術館周辺の森で見られる鳥を探しに行きます。鳥についてのレクチャーも聞いて、鳥への興味関心を深めましょう。初めての方も大歓迎!
協力:日本野鳥の会諏訪 参加費:700円(入館料含む)
要予約
※双眼鏡、雨具、図鑑等をお持ちの上、動きやすい服装でお越しください。

■わくわく♪バードコールづくり
6月16日(土)、7月14日(土)、8月4日(土)
いずれも13:30〜
絵を描いたり、かわいいビーズなどをつけて、自分だけのオリジナルバードコールを手作りします。キュッキュッと鳴らせば、鳥が集まってくるかも!
参加費:500円(入館料別途、ビーズなどのパーツをつける場合はその分実費となります))

■まねっこ鳥笛づくり
6月17日(日)、7月15日(日)、8月5日(日)
いずれも13:30〜
絵を描いたり、かわいいビーズなどをつけて、自分だけのオリジナルバードコールを手作りします。キュッキュッと鳴らせば、鳥が集まってくるかも!
参加費:500円(入館料別途、ビーズなどのパーツをつける場合はその分実費となります)


■お庭に鳥を呼ぼう!かんたんえさ台づくり
6月17日(日)、7月15日(日)、8月5日(日)
いずれも13:30〜
牛乳パックを使って鳥が集まってくるえさ台をかんたんに作れます。鳥の大好物、バードケーキのレシピつき。
参加費:100円(入館料別途)
※500mlの牛乳パックがある方はご持参ください。






開催中


渡辺隆次 生命曼荼羅

生命は一刻とその形を変え、一瞬として同じ姿であることがなく、
急速に成長したかと思えば朽ち果て、しかしそれは新たな命の始まりでもある―。

■会期:2012年4月3日(火)〜2012年6月3日(日)



細密なタッチと圧倒的な迫力で幻想絵画を描いてきた渡辺隆次は、1977年に山梨県長坂町(現北杜市)にアトリエを構え、八ヶ岳山麓での暮らしを始めました。まだ昔のたたずまいの残る山里で暮らしながら制作を続けるうち、画家は次第に自らがおびただしい数の生命に囲まれて生きていることに気付きます。特に、ある日庭にひょっこりと顔を出していた「きのこ」との出会いによって、画家は生命の不思議に開眼したと言ってよいでしょう。
生命は刻一刻とその形を変え、一瞬として同じ姿であることがなく、急速に成長したかと思えば朽ち果て、しかしそれは新たな命の始まりでもある―。夢中で続けた「命の姿」のスケッチは、後に『きのこの絵本』ほか画文集3部作へと結実しました。そしてその作風はなおも変貌を続け、近年は冬枯れの庭を題材にした墨と和紙による写生絵巻や屏風、きのこの胞子で文様をつける胞子紋の連作に取り組んでいます。立ち枯れのリンドウを「美しい」と屏風に描く渡辺隆次は、侘び寂びにも通じる美的感覚と生命観を、自らの経験からしぜんと手にし、表現しているのかもしれません。  本展では、エッセイの代表作である『きのこの絵本』『山のごちそう』『八ヶ岳 風のスケッチ』の挿画を文章とあわせて展示し、画と文、両方の世界観をお楽しみいただくとともに、近作である墨絵作品、胞子紋シリーズを展示し、山里で制作を続ける孤高の画家が今現在向かい合っている表現をご紹介します。
画家によって描かれたひとつひとつの「命の諸相」を通して、私たちは宇宙の縮図=曼荼羅のように、より包括的な生命に気付くことができるかもしれません。生命の不思議に満ちた、独自の世界をお楽しみください。

渡辺隆次渡辺隆次(わたなべ・りゅうじ)
1939年東京八王子に生まれる。武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)本科・西洋画卒業、東京学芸大学養護科修了。1977年から八ヶ岳山麓長坂町のアトリエで制作を続ける。1992年より1999年まで武蔵野美術大学特別講師。エッセイストとしても活躍し、主な著書に『きのこの絵本』『山のごちそう』『八ヶ岳 風のスケッチ』(以上ちくま文庫)がある。2000年、武田神社(山梨県甲府市)菱和殿に山梨の草木禽獣などを描いた120枚の天井画を奉納、あわせて画文集『花づくし実づくし―武田神社菱和殿天井画―(全3巻)』(木馬書館)を上梓。2006年には武田神社能楽殿 甲陽武能殿の鏡板を手がける。今もなお画・文の制作を精力的に続ける。




関連イベント

■作家によるギャラリートーク
4月29日(祝)14:00〜

八ヶ岳南麓での暮らしと自身の世界観について、自作解説を交えてお話しいただきます。
参加費:無料(入館料別途)

■武田神社菱和殿天井画見学会
5月27日(日)13:00〜

甲斐の動植物が描かれた壮大な天井画を渡辺隆次さんと共に見学します。
参加費:1,000円(入館料含む)
要予約
※バスで現地まで移動します。開始時刻までに八ヶ岳美術館にお集まりください。

■きのこ×アート ワークショップ「胞子紋で絵を描こう」
きのこのかさから落ちてくる胞子が作り出す不思議な「胞子紋」で絵画作品を作ります。参加者には2日目にきのこ汁のサービスつき。
参加費:1,000円(入館料含む)
両日とも参加できる方が対象、要予約。
[5月5日(祝)14:00〜]
渡辺さんからきのこのお話を聞きながら、実際に胞子紋をとってみます。
[5月6日(日)13:00〜]
一晩たってできた胞子紋に絵やスタンプを加えて作品を完成させます。






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