バレル研磨とは?
バレル研磨は、 製品をバレル槽の中にメディア、コンパウンドとともに入れ、
バレル槽を回転 、上下運動させることにより、その内部にある製品とメディアなどを擦りあわせることで研磨を行う方法です。
一般に研磨対象の製品は、比較的小さいものが多いため、バレル槽内で同時に複数個を研磨します。
研磨の用途としては、主に切削、プレス加工品のバリ取りや、鋳物の表面仕上げなどが挙げられ、
通常の研磨方法では研磨するのが難しい箇所であっても、加工することが出来ます。
媒材に水を加えたものを湿式バレルと呼び、 媒材が固形の場合を乾式バレルと呼びます。
プレスのバリ取り
プラスチックのバリ取り
シャフト物のR付け、面粗度を出す。
各種金属の光沢仕上げ
従来バフ研磨の研磨されにくい場所を、
乾式バレルで研磨する、鏡面を出す。
バレル研磨でどうしても変形しやすい物
ただし、平の製品で板厚は0.1までの物に研磨できる。
矢口研磨バレル済みの製品