ラウンドフォルムエンクロージャー
ROUND160Aの説明
このエンクロージャーは音質を劣化させる要素を可能な限り取り除く為にウッドウイル独自の 難易度の高い構造と製作方式を採用しています。これらの構造とチューニングにより ”mercuryspeakers社の高性能16cm同軸2WayM160RM”ユニットの性能を最大限に 引き出す事が出来ました。この作品は機種名を”ROUND160A”とします。 搭載ユニットは製造中止となりました。同方式で他ユニット搭載での制作出来ます。 |
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音質の特徴 1.平行面を持ち吸音材処理を必要とするエンクロージャーとは全く別次元の再生能力を持っています。 2.ダイナミックレンジが広く反応が早い等のソース源が本来持っている性質をそのまま再現してくれる能力があります。 3.音質については試聴報告を下記に掲載していきます。 ・02年5月21日発刊オーディオアクセサリー誌(105号)の注目の新製品のページで論評付きで掲載されています。 ・録音スタジオ試聴報告(予定)。 ・ユニット製造メーカーの報告 この度、ウッドウィル社製 ROUND160Aをテストする運びとなり、昨日と本日の二日間で提携工場と、 県内ハイテクセンターにおいてヒヤリングと測定等を行ってきました。 まず、関係者はその仕上りの良さと高級感に驚いておりましたが、ソースを与えてさらに全員が唖然としておりました。 まず、ユニットの持つspecを完全に出しきっている感じがあり、ポートノイズやエンクロージャーの共鳴度も一緒にテストした 市販のシステムを大きく上回っており、特に200Hz以下の鳴りは凄まじいレベルで、聴覚上ですが300mmシステムに 匹敵する再生能力があると思います。 3月には、白河市民会館と郡山文化センターにおいて、モニターシステムとしてドライブテストを 行いますが、その模様を弊社HPにてアップさせて頂きます。特に白河市民会館につきましては、 ミキシングルームでしばらく使用していただく事になっておりますので、今後の結果が楽しみです。 (現在はJBL製モニターを使用) 予想以上の仕上りに(性能を含め)、弊社エンジニアも脱帽しております。 ・地元某オーディオ店オーナー ROUND160Aを試聴させて頂きありがとうございました。 まず一言、素晴らしい。エンクロージャーと音の出来映えはお見事です。音に関しましては、以前から時間軸歪のない 追従性の高いスピーカーシステムでなければ音楽にならない事は解っていましたが、今回それに巡り逢えたのです。 情報量、定位は抜群です。それよりも音楽が楽しく聴けます。特に驚いたのは1930-40年辺りのモノラル録音(CD)は 目の前で演奏しているが如くリアルさは驚きです。モノラル・SPファンには必須のシステムでしょう。 そうかと思えば最新の録音をしっとり聴かせてくれる辺りはしっかりしたチューニングを証明しています。 欠点を強いて何か言えとおっしゃるのでしたら、ツィ−ターのイコライザーによる固有の癖があるが、 これは調整可能ですからどうでもいい事です。これほどまでのスピーカーシステムを創造し作品に仕上げて下さった WOODWILL社、柴田氏にエールを贈ります。 |
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構造の特徴 1.ラウンドフォルムの採用とバッフル巾を狭くする事でバッフル効果と回析効果対策を強化しています。 2.ラウンドフォルムによる側板非対称面に加え天/地板/背面にオリジナル曲面反射板を組み込んでいます。 これにより内部定在波を押さえ込み、その効果として殆ど吸音材を必要としない構造を実現しました。 3.エンクロ内部表面に硬質塗装膜を張り合わせ内部音をより積極的に活用しています。 4.ラウンドフォルムによる特殊構造体は補強が不要な程強固に組上がっており有害な不要振動を防いでいます。 5.全面に21mm厚のMDF材を採用しています。更に側板と曲面反射板には硬質塗装膜のつき板処理、 バッフル板、天/地板の一部は42mmもの厚さになっています。 6.側板は特殊ハニカム状の構造体で強固過ぎる素材による音の硬化を避けています。 |
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構造仕様 1.型 番: ROUND160A 2.使用ユニット: M160RM用 3.寸 法: 巾: 240mm / 高: 530mm / 奥: 320mm (最大外径寸法) 4.価 格: 30万円(塗装済ペア料金)ユニット別 5.仕 上 げ: ウレタン吹き付け塗装”黒色七分艶有り” |
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