個人の愛聴盤




 
 
Celine ALL THE WAY...A Decade of Stong
Eric/550 Music  BS-63760

ご存じ、セリーヌ.ディオンのCDです。
所持しているのは輸入盤のSACDですが廃盤らしく、国内で入手出来るCDをリンクさせています。
お客様からプレゼントされたCDです。
映画「タイタニック」の主題歌「 My Heart Will Go On 」があまりに有名ですね。
DVDを買って何度も見ている内に彼女の歌のうまさがただ者では無い事が分かって来ました。
歌の世界に導かれる様に聞き入ってしまうのはエンターティメント性が有る事も重要なのでしょうね。

 


 
彩  IRODORI
前橋 汀子 ヴァイオリン
ロイヤル.フィルハーモニー管弦楽団 他
Sony Music Japan  SICC 1541〜2

日本を代表するヴァイオリニスト、2011年に紫綬褒章を受章されています。
でも名前は知っていましたが直接聞いたりCDを所持する事は有りませんでしたが地元で聞く機会が有りました。
ベートーベン「クロイツェル」は重厚で深みが有り改めてかみしめて聞いてしまいます。
サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」は圧巻で、技量と経験からか、それらが積み重なった響きはただただ唸って聞くだけです。
2枚組のCDで、1枚目が管弦楽との共演、2枚目がソロ.室内楽です。
存分に楽しめる事と思います。

 


 
 小学館 ウィーン.フィル 魅惑の名曲 全50巻

申し込みすると各週毎に送られて来る通販で購入するCDです。
50巻揃うのに約2年かかりました。
全てウィーン.フィルの演奏であらゆる曲と名だたる指揮者による大規模なベスト盤と呼べますでしょうか。
ウィーン.フィルの気品ある華麗な演奏は安心して聴いていられます。
各巻にはCDと解説本が付いていますので作曲家や指揮者の生い立ちに曲が出来た背景など
関連情報を易しく勉強出来るのも楽しい物です。
画像は第一巻目の小澤征爾で、ドボルザークの新世界が入っています。
出来たら次にベルリン.フィルも発売しないかなと期待しています。

 


 
CARRERAS.DOMINGO.PAVAROTTI Tener Gala Consert
UNIVERSAL MUSIC COMPANY UCCG-7100

お馴染みのパヴァロッティー、ドミンゴ、カレーラスの3大テノールのベスト盤です。
1975年から1993年までの収録なので年齢の変化も感じられて興味深いです。
パヴァロッティーが既に亡くなり、ドミンゴも歌うよりは指揮に力を入れているので
現在ではカレーラスが現役で一人気を吐いています。
未だこれらの人をコンサートで聞いた事がありません。
昨年のカレーラスは確か6万円の入場料で二人分と交通費と食費を考えると
とてもとても一市民には手が届きません。
CDかDVDで楽しむしか手はありません。

 


 
パガニーニ.ヴァイオリン協奏曲第1番 他
庄司紗矢香(ヴァイオリン)/メーター指揮/イスラエル.フィルハーモニー管弦楽団
UNIVERSAL UCCG-70094


試聴用に持参された客様のCDを聞いている中でヴァイオリン曲があり、その演奏と音色にこれは!
と思いながらジャケットを見ると庄司紗矢香とありました。
更に調べると使用楽器が、1729年製ストラディヴァリウス「レカミエ」でありました、納得!
名前は知っていましたが,聞くのは初めてでこれを機にいつか演奏会に行きたいと思っていました。
そんな時に浜離宮朝日ホールと八ヶ岳高原音楽堂で演奏を聴ける機会がありました。
どちらも小ホールでのデュエットとトリオでしっかりと彼女の演奏を聞く事が出来ました。
初々しくて未だ10代の様な雰囲気なのに演奏が始まると一変。
世界で活躍する中堅の演奏家の姿に豹変します。

紹介するCDは最新のではなくて2000年7月録音の物で、私の大好きなメーターとイスラエルフィルとの共演した時のものです。
弦のすばらしいオーケストラの中でも堂々と存在を主張していますが、ソロも入っていますので彼女を堪能できると思います。
アーティストになりきっていると言うよりアーティストそのものですね、変幻自在の演奏に驚くばかりです。
目前での演奏する姿を見ると体とヴァイオリンを駆使して全身全霊で演奏している姿は五嶋みどりに負けないものがあります。

サイン会でfor woodwillと書いて下さいというとお友達ですか?と、いいえ、会社名ですと言うとどんな会社?
手作りのスピーカーを作っていますと言うとオオォー!と驚いていました。


 


 
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 他
ナージャ.サレルノ.ソネンバーグ(ヴァイオリン)
ジェラード.シュウオーツ指揮/ニューヨーク室内交響楽団
EMI CLASSIC TOCE-8413


お馴染みのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲です。
テクニックや表現力を基準にして聞きますと五嶋みどりより優れた演奏を聴いた事がありませんが、
(私の数少ない経験の中でのお話です)海外の演奏家には最高峰の演奏技術を誇るのとはまた違った表現を
している演奏家が多くいるようです、何かのきっかけに彼女の曲を聴いてうっとりとして、
ネットで探し出した曲がこのCDです、滑らかで艶やかで味があります。

みどりも恋をすればこんな演奏も出来るかな...もう妙齢ですから何度も経験しているかも知れませんね。
ある時、進行係の方にほっぺにキスをされて真っ赤になって恥じらっていましたから疑問もちょっとね。

 


 
ラフマニノフ ピアノコンチェルト No.2
チャイコフスキー シンフォニーN.6
ピアノ Boris BEREZOVSKY/指揮 Yury BASHMET/国立ノーヴァヤロシア交響楽団
CD型番表示無し


チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門初優勝した上原彩子さんを聞きに行った時のオーケストラのCDで、
ロシア製で国内入手出来るかどうか不明のCDです、何しろ型番が入っていない。
このCDには上原彩子さんの演奏は入っていません。
ピアノより(出産直後の為?)このオーケストラに感動して演奏後に衝動買いしたものです。
1990年創立の若い楽団ですが、そこはロシアの音楽家の層の厚さでベテランから若い世代まで幅広く実力者メンバーが揃っています。
指揮者のユーリー.バシュメットと楽団の演奏は新鮮ではつらつとして聞いていて楽しくなり、
そのハーモニーの中に心地良く埋もれてしまいました。
音楽って楽しいなと話しながら帰って来られる演奏会はそんなに多くは有りませんね。
モスクワを本拠地として世界中に演奏旅行をしているようですので又、聞く機会があるかもしれません。





イツァーク.パールマン(ヴァイオリン)、ジョン.ウイリアムズ指揮
シネマ.セレナーデ
Sony Music Japan SICC−311
スターウオーズ、プライベートライアンなどを手がけた映画音楽の巨匠ジョンウイリアムズと
ヴァイオリンの巨匠イツァーク.パールマンとが共演して映画音楽の名曲を納めた盤です。
12曲目のシンドラーのリストを聴きたくて入手しました。
DVDでシンドラーのリストを何度も見ていますが、良い音で全曲通しで聞きたかったのです。
戦争の悲劇を描いた名作ですが、主題曲も名曲です。曲を聴いただけで場面が浮かび涙が出ます。
ヴァイオリンは人の声に一番近い楽器と言われているそうですが、
その切なく優しく悲しく訴える調べは堪らなく心に響きます。
DVDでは200万円をゆうに超えるホームシアター装置でもイツァークの音色は
優しく聞こえるだけでその繊細な表現や演奏技法は伝わってきませんでした。





1969年第3回全日本ライト.ミュージック.コンテスト.グランプリ.フォーク部門より実況録音
UNIVERSAL MUSIC UICZ−80134
赤い鳥/オフコース/チューリップの原点がここにある。
時代の扉を開く瑞々しい原石がこのアルバムに....(以上はCDラベルから)
私が中学生の時は既にナベサダを自作ラジオで聴いていたので邦楽やフォークは殆ど聴いていませんでした。
しかし、高校生になって初めて買った邦楽アルバム(勿論LPです)が赤い鳥のファーストアルバム。
その中の”赤い花”や”竹田の子守歌”は聴くと鳥肌が立つほどの感動を覚えます。
赤い鳥がプロデビューするきっかけとなったのがこのライトミュージックコンテストでの優勝でした。
その為にアマで止めるつもりの小田和正がオフコースとなってプロになってしまう逸話があります。
このアルバムで聴く竹田の子守歌は珠玉です。
歌が大好きで、才能が有って、練習を重ねて、そして最高の時代と年代に遭遇したのです。





外資系証券会社の現役部長が演奏(氏名不詳)ピアノ
D flat Aparitifs(ディーフラット.アペリティフ)
Sony Music Records SRCL−6458
カーラジオで偶然に聴いたSunset Waltz。
何とも切なく、優しく、聴いている間は別次元に居られる様な心地よさ。
時間を確認して後でネットで調べてもこの曲だけ演奏リストに無い?
某N○K/FM曲にメール問い合わせして教えて貰ったアルバムです。
氏名不詳の現役サラリーマンでまるで小椋佳みたいです。
小さな時から音楽が好きで一時はプロになろうかと...
サラリーマンになったが書き貯めた曲を自ら演奏して何枚かのCDを発売して
その内の1枚がこのCDです。
試聴に来られたお客さんがこのアルバムを聴いてピアノを聞き出したと言っていました。





ヴィチスラフ.カガン−パレイ (スラヴァ)カウンターテナー
スラヴァ.アヴェマリア
ビクターエンタティメント(株)VICP−5640

ある試聴会で聴かせていただいたこのアルバム。
通称”スラヴァ”と言う天才的才能を持つカウンターテナーです。
収録曲全てがアヴェマリアのいわゆるアリア集です。
特にカッチーニのアヴェマリアは何と表現して良いのか、
キリスト教の宗教曲であるのでしょうが、まるで演歌や浪曲を聴いているみたいでもあります。
歌詞はアヴェマリアとだけを繰り返し繰り返し歌うのですが、
歌い手の気持ちが聞き手に乗り移ってくる様です。
声質の良さとか技量の良さとかを超えた(録音は悪いです)凄味があります。
鳥肌の立つ曲です。





パブロ.カザルス(チェロ)
鳥の歌−ホワイトハウス.コンサート
Sony Music Japan SICC−2091(Blu-Spec CD/MONO)
政治的信条から演奏活動を止めていた巨匠がケネディー大統領のヒューマニズムに
心を打たれてホワイトハウスに招かれ披露した一世一代の名演です。
現代チェロ演奏法を確立した一人として、巨匠としてあまりに有名な音楽家です。
埋もれていたバッハ無伴奏チェロ組曲を発見して世に広めた事でも有名。
数多く演奏される鳥の歌ではありますが、静かに心に染みる演奏です。





ベルリン.フィルハーモニック.オーケストラ/ヘルベルト.フォン.カラヤン
トーマソ.アルビノーニ/弦楽とオルガンのためのアダージョ
ヨハン.ベッヘルべル/カノンとジーグ 二長調
ヨハン.セバスチャン.バッハ/G線上のアリアその他
POLYDOR K.K  POCG-1208
ベルリンフィルとカラヤン。
弦楽とオルガンのためのアダージョ/G線上のアリア/カノンとジーグ
申し分なく聴き応えのある曲が詰まっています。
楽曲の世界にどっぷり浸かるには名盤と思います。
残ながら録音が良くないので(多分マスタリングが悪いか行っていない)
試聴用CDに入れられないのが残念です。
音の良い他の盤を探そう。





ORLANDO.CACHAITO.LOPEZ(ベース)
CACHAITO
A WORLD CIRCUIT PRODUCTION 7630-2(輸入盤)
日本では殆ど無名のベース奏者、キューバ音楽好き以外は。
忘れられかけていたキューバ音楽の名演奏者達を集めて結成された
BUENA VISTA SOCIAL CLUB(ブエナ.ヴィスタ.ソシアル.クラブ)は
世界中でCD100万枚を超えるヒットに。同名の映画も大ヒット。
そのメンバーのベーシスト(オルランド.ロペス)がこの人です。
(ここの紹介コーナーにDVDコーナーが出来たら真っ先に紹介したいと思います)
基本はキューバ音楽なのだろうか?でもジャズでもなんでも構わない。
型にはまらない自由気儘な音楽は実に楽しいのです。


既に販売終了品もあるかも知れません/皆様の参考となれば幸いです。