ウッドウイルの新しい制作方法による作品の紹介

コストの削減や音質の向上。
最高峰のシステムの構築。
今迄のノウハウに新しい考え方を導入して実現して行きます。
注文制作ですのでお客様の希望次第で音の世界は広がります。



 
非球面成形合板によるウッドホーン


 
こんな方はいらっしゃいませんか?
  .コンプレッションドライバーを用いた本格的な2Way/3Wayのシステムを構築したい。
  .低域/中域のクロスオーバー周波数を低く設定したい。
  .ウッドホーンにしたいが高価なので止む無く樹脂や金属ホーンで我慢している。
  .同様に樹脂や金属ホーン固有の音や共振を我慢して使っている。

 
その解決方法は?
  .同じカットオフ周波数の平均的なウッドホーンの1/2の価格を実現します。
  .ホーン固有の音や共振音から解放されます。
  .余裕の有るカットオフ周波数を設定して実用域のクロス周波数を低く設定出来ます。
  .注文制作ですのでカットオフ周波数はお客様の希望により制作出来ます。

 下記図がイメージです。
  .上図が非球面成形合板によるウッドホーンです。
  .下図が平均的なウッドホーンの外観イメージです。

   



 
 非球面成形合板ウッドホーンの詳細
  .使用材は非球面成形合板を使用。
  .セクトラル型ホーン
  .指向性:水平90度/垂直40度の設計目標
  .フィン無し(共振を避ける為)
  .カットオフ周波数/クロスオーバー周波数は任意に設計
  .サイズはカットオフ周波数/クロスオーバー周波数に依存
  .スロート径は任意に設計
  .スロートアダプターは標準ではオリジナル木製を使用(希望により市販の金属製も対応可能)
  .標準仕上げは着色オイルフィニッシュ。(突き板仕上げ、ウレタン塗装にも対応可能)

 




 スピーカーのデバイディングネットワークについての提案

 初めに結論を
  .スピーカーに内蔵するデバイディングネットワーク(以下ネットワーク)の使用を止めてみましょう。
  .高価なネットワークとほぼ同価格帯でローコスト型のマルチアンプ方式が構築出来て、音質も優れます。
  .ネットワーク制作費とその駆動用アンプの合計コストでハイエンド機が持つフルスペック機能一式を備えた
   スピーカー内蔵型(又は小型外付け型)マルチアンプ方式が構築出来て音質が優れ、
   設定により自分好みの音質を得る事が出来る。
  .スピーカー制作依頼と同時にアンプ類の購入を検討中なら是非検討していただきたい。
  .但し、スピーカー、パワーアンプ、プリアンプ、プレーヤーなどのオーディオ機材選びを楽しみとする方からは
   楽しみを奪ってしまう事も
にもなりますのでご了承下さい。


 
ウッドウイルではこんな風に考えています
   .フルレンジユニットはパワーアンプ(以下アンプ)と直接つながりデバイディングネットワーク(以下ネットワーク)を介在しないので音質劣化が無い。
  .2Way/3Way/その他複数ユニットを用いるスピーカーシステムではアンプからの信号帯域を分割する必要から、
   ネットワークが必要となる。
  .アンプとスピーカーユニット(以下ユニット)の間に音質劣化を招く回路素子、コイル、コンデンサーが介在する事になる。
  .アンプ側から考えて誘導性/容量性を持つ負荷はアンプの動作を不安定にさせ出力特性も劣化させる。
  .この様に必要悪なネットワークであっても、代替え手段が高価で複雑な為に未だ広く一般的に妥協しながら使っているのが実情です。

 ネットワークの制作について
  .ネットワークは回路素子や設計によって音質は大きく変化します。
  .支給されたユニットやウッドウイル選択のユニットをお客様の希望とする音質を奏でる様な設計/調整するには
   エンクロージャー制作よりも時間が必要とな事がある程、難しい作業です。
  .高音質とする為には価格対音質が比例する回路素子を用いるのでユニットより高価になるケースも珍しく無い。
  .低域/中域のクロスが低い3Wayなどでは回路素子だけで数十万円必要の事も。
  .比較的小型の2Wayで高音質を求めると部品代だけで10万円(制作費は別です)は普通で、
   制作側としても顧客への説明に苦しむ程です。

 ネットワークの音質について
  .どんなに高価で高品質な回路素子を使っても、使わない方が遙かに音質が良い。
  .後述するマルチチャンネル方式とネットワークを使うシステムで同じアンプを使ったとしたら
   マルチアンプ方引きの方が遙かに優れた音質のシステムとなる。
  .これは私見が入りますが、ネットワークを使うシステムのアンプの半額以下のアンプを使っても
   マルチアンプ方式の方が音質が優れます。それはネットワーク回路素子による音質劣化が無い、
   マルチアンプ方式ではベストなシステム設定が容易に出来る点が有るからです。
  .逆にネットワークを使うシステムでは顧客は設定調整が出来ないのでベストかどうかの判断は出来ない。


 ネットワークの音質変化は
  
.個々の具体的な表現は難しいので全体的な印象です。
  .ローコストの回路素子では
     コ イ ル:元気の無い躍動感を感じられない音、コンプレッサーを効かせた様な音。
           音楽を聴いていて感動が薄れます。
     コンデンサ:潤いの出方の少なさ、刺々しい音、聴き疲れのする音。
           音楽を聴いていて音が気になり、楽しめなくなります。
  .高価な回路素子ではこれらの気になる点が和らいで来ます。

 
その解決方法は?
  .ここで考えるシステムは中級〜高級までを対象とします。ハイエンドは顧客が独自に考える領域として別とします。
  .ネットワークを使わず、チャンネルデバイダ(以下チャンデバ)を用いたマルチチャンネル方式を採用する。
  .直ぐ、又は後程導入でも対応できる様な端子(回路)を備えたスピーカーを制作する。
  .マルチチャンネル方式の音質グレードに合わせた方式を提案する。

 下記図に示すのがシステムの概要、イメージです。

  図.1
  
  一般的なネットワークを搭載した端子(システムアップは不可)

  図.2
  
  バイワイヤリング対応の一般的なネットワークを搭載した端子(システムアップは不可)

  図.3
  
  バイワイヤリング対応、マルチチャンネル方式への対応が可能な万能型

   図.4
  
  図3同様にバイワイヤリング対応、マルチチャンネル方式への対応が可能な万能型で、
  ネットワークは外付けの独立型

  図.5
  
  .破線部分がスピーカー内蔵、又は小型ケースによる外付け独立型
  .内蔵パワーアンプの仕様、最適なクロスオーバー周波数(以下クロス)を決定する
  .パワード型(アクティブ型)と呼ばれるモニタースピーカーの形式である
  .モニタースピーカーとの違いはスピーカーその物が希望の使用で製作した物で有る事です
  .顧客は音楽ソースを提供する機材の選択に集中します

  図.6
  
  .図5と同様のシステムを従来の顧客がシステムを組んだ例です
  .スピーカー以外は顧客が機材を選択してシステムを構築します

  図.7
  

   .図5の発展型で入力ソースはアナログ、デジタルに対応
  .室内音響特性の補正、チャンデバ、ユニットの位相合わせ等をDSP(デジタルシグナルプロセッサー)で
   パソコンを用いて設定(顧客が実施 or 出張設定)
  .ハイエンド機が持つフルスペック機能一式をスピーカーに内蔵、又は小型の外部独立型とする
  .高価では無くてほぼ理想的なスピーカーシステムが構築できます




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