JBL コンプレッションドライバー 435Be用 大型ウッドホーンの部材制作





部材製作−1

長い板材からしてカットした材料の各々の
長さ/巾/厚みの六面を整えた後に
必要な幅広の板材を板矧ぎして揃っ揃った物全てを
積み上げた様子です。


長い板材からのカットと六面を揃える作業は
機械加工の連続。
その後の板矧ぎは手カンナで接合部を削り
接着をする技と力の手作業の連続です。
ここ迄の作業は一番泥臭く時間と労力を
要求されながら一般の方には理解されにくい
辛い縁の下の作業なのです。

合板を使う作品ではここ迄の作業は有りません。
楽は楽ですが最高を求める時には
避けて通れないのです。



部材製作−2


木取りしてカットした材料を
張り合わせて厚い材料を得ます。
この部材がホーンの側板
(サイドカーブ部)になります。





部材製作−3


揃った部材をホーンに使用する位置に
仮り配置した様子ですが、
これで完成したイメージが湧きますか?。

画像はホーン上下の唇(天板と底板)の内
下唇の部分と両側の側板です。






部材製作−4


上記の部材を原寸大の設計図から起こした
型に従って大まかに切り抜き加工して
イチョウの葉様にして同様に並べました。
少しは完成イメージに近づきましたでしょうか。




部材製作−5


上記を横から見てドライバーユニットと
スロートアダプターを仮置きした様子。





部材製作−6


木取りしてカットした材料を
板矧ぎして幅広の材料を作り
図面から起こした型板に沿って
イチョウの葉の様に切り抜きました。

それら(イチョウの葉様)を
積み重ねて接着します。





部材製作−7


木取りしてカットした材料を
板矧ぎして幅広の材料を作り
図面から起こした型板に沿って
イチョウの葉の様に切り抜きます。

数種類の大きさの違うイチョウの葉を
積み重ねて接着してホーンの
主要部分を製作します。






部材製作−8


積み重ねて接着したた部材が
だんだん出来てきました。




部材製作−9


主要部材が大まかに出来て
仮置きしている様子です。



部材製作−10


主要部材が大まかに出来て
仮置きしている様子です。