1 小型システムとしての動作試験用に入手したJBL J520Mでしたが ウレタンエッジはボロボロ状態でしたのでエッジ交換します。 |
2 専用エッジが入手出来ました。 |
3 エッジボロボロの拡大図です。 振動板とエッジの接着は背面側ですので綺麗に仕上がりそうです。 |
4 その背面側に残って付いている古いエッジですが、 有効振動板は11cm程の小型ユニットの場合は隙間が狭くて 作業がやりにくいのが玉に瑕です。 |
5 竹の割り箸を写真の様に削って古いエッジをこそぎ取ります。 ユニットに傷を付ける事がありません。 |
6 粘着性を持った古いエッジはやっかいです。 アセトンを少量付けて溶かしながら綺麗に剥がします。 |
7 振動板背面側の古いエッジは写真の様に注意しながら剥がします。 振動板外周のフレームに付いたエッジより作業がし易いです。 この箇所にアセトンを付けるのは禁物です。 振動板の変質やコーティング剤が溶け出します。 |
8 剥がし取った後です。 完璧ではありませんが、無理して振動板を傷付けたら大変です。 多少は見栄えが悪くとも裏側ですから接着が完璧なら問題なしです。 |
9 綺麗になりました。 エッジ交換はここまでの泥臭い忍耐強い作業が大事です。 |
10 これからエッジを振動板に接着します。初めにエッジの内周側から行います。 外側から接着してしまったら内周側の接着は不可能となります。 写真は初めに少量の接着剤を付けた様子です。 半乾きにさせてからもう一度塗ると次の工程が容易になり、確実に接着出来る様になります。 |
11 振動板側も同様にして予め接着剤を塗っておきます。 この工程は接着剤が外側(表側)にはみ出して外観が悪くならない様に注意しましょう。 |
12 エッジの外側(フレーム側)を接着し終わった様子です。 一人で作業しているので一番肝心な所は撮影している場合では無いので写真無しです。 予め接着剤を塗っておき、本接着の為の接着剤が乾かない直ぐに、 振動板を前後に揺すって中央からずれていない事(ずれると擦っている音や振動が伝わります)を 注意深く確認しながら外側のエッジを接着面に乗せていきます。 再度振動板が中央からずれていないかを確認してエッジを押さえ込んで接着します。 |
13 エッジ交換が終了してエンクロージャーに取り付けた様子。 さあ、これからまた働いていただきましょう。 |