HAM&COMPUTER


・昭和51年2月、電波監理局長から届いたコールサインは「JH0DFL」。世界に一つしかないコールサインだ。それからの私は、このコールサインと長い付き合いが始まった。こうして、いつのまにか30年以上たった今でも、私の趣味の中では最も身近なものになっている。家の中、車の中と何処へ行くのもいつも一緒だ。無線機から出る ノイズ(雑音)が聞こえていないと、何故か寂しい感じがする。
・パソコンはアマ無線と深い関係にある。そのつながりは後述する。

***オペレーターの紹介***
免許人:両 角 哲 夫
コールサイン:JH0DFL
資 格:第2級アマチュア無線技士
日本アマチュア無線連盟終身会員
JARL公認ARDF A級審判員

(ARDFとは、Amateur Radio Direction Findingの略で簡単に言うと、無線機を頼りに電波の発信元を探す競技。日本はもとより全世界でその競技が行われている。)
*平成20年5月、JARL(日本アマチュア無線連盟)より30年間会員として尽力したと表彰を受けました。


●「私とシャック」
・ここが私の「シャック(無線小屋)」。いつもぐしゃぐしゃ。現有機器も次第に年輪が増してきたが、まだまだ現役、十分使用にたえられる。


●「開局当時の第一号機」
・極東電子KK製の「FM144-10SX型」。当時はまだ水晶主流で固定チャンネルの時代、FMのみ200チャンネルでデジタル表示のこのリグ(無線機のこと)は、最新鋭機だった。出力10ワットで、呼び出し周波数はまだ144.48MHZだった。開局当初、このリグ一台で固定(家)と、移動(車)にと使い分けた。それが今では、20数台となり管理もたいへん。

●「現在の主力無線機」
・いずれもトリオ社製(現ケンウッド社)。左は「TS-820s」. HF1.9MHZ-28MHZ帯機出力100ワット。右は「TS-770 V」UHF145MHZ-430MHZ帯オールモード機出力10ワット。
・145MHZ帯リニヤアンプ Belcom社製 LA-106プラスで出力50ワット。

●「サブ機」
・井上電機KK製(現アイコムKK)の「IC-221」 VHF機、出力10ワット。周波数表示がデジタル表示となった一号機。オールモード機ながらFMの運用には不向き、SSB用に開発されたものと思われる。・このほかモービル機やハンディ機など多数。

●「電波発射塔」
・電波の発射場所は高いところが有利。というわけで鉄塔が登場。このタワーは昭和53年に建設、高さ22メートルで鉄アングル製の亜鉛どぶ漬けメッキ。(メーカー製)
・当然ながら「建築確認申請」(工作物)済。基礎工事、組立建設などは自分で施工。(勿論、ローカル局の応援もあった)

●「アンテナ」
・電波の出入り口、空中線(アンテナのこと)。
・上段からUHF430MHZ帯.15el八木×四列。
・中段はVHF145帯MHZ.10el八木×二列。
・下段はHF14MHZ帯.21MHZ帯.28MHZ帯.3el八木。
・中間に付いているのは、7MHZ帯・14MHZ帯・21MHZ帯のロータリーダイポール。


●「パソコン1号機」
「PC-8801」.昭和56年ころ購入したもの。まだ、いまをときめく「PC-9801」機が発売以前の頃で外部記憶装置といえば「カセットテーブレコーダ」のみ。
・写真の外付けの5.5インチFDは後からつけたもので、EPSON−TF20。ものすごく重宝した。カラーモニターも後から無理して買ったもの。
・当時、2アマ以上にしか許可されていなかったSSTVの画像通信を、自分でプログラムを組んで運用したのも昨日のようだ。
・この頃のパソコンといえば、SHARPの「X1」「MZ700」、富士通の「FM7」「FM8」、カシオ「FP1100」などがあった。
・「パソコン」についてはもはやここに話題としては、枚挙にいとまがありませんので、以下省略しました。


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