新撰組(バンダイ)
| オリジナルタイトル | 新撰組 |
| 出版社 | バンダイ |
| プレイ人数 | 2人以上 |
| オリジナルデザイン | |
| 難易度(1〜5) | 1 |
| ソリティアー度(1〜5) | 2 |
シミュレーションゲームの世界において、幕末の動乱期のゲームは意外と少ないでしょう。思い出せるのは翔企画のSSシリーズというミニゲームの中の「明治維新」くらいで、ちょっと他のゲームは思い出せません。ツクダあたりが何か出していてもいいと思うのですが、出ていないみたいです。
幕末に限らず、近世以前の日本史のゲームは結構少ないです。海外のゲームは明治以降がほとんどですし、国内のゲームは雑誌付録の物以外は見ません。そういえば国産の箱入りのゲームはやたら少ないのはなぜでしょう。サンセットゲームでエポックの「関ヶ原」の再販の企画があると聞きますが、ぜひ再販してもらいたいものです。
閑話休題。バンダイの「新撰組」はそんな数少ない幕末をテーマにしたゲームなのです。プレイヤーは新撰組の組頭となり、幕府存続の為に京都で治安活動に勤めるというのが目的です。
マップには京都の地図が書かれています。このマップは実に肌触りがよく、しかも結構丈夫です。ただ色数が少なくて非常に見にくいのが欠点でしょう。地図は10個のエリアに分かれています。河原町とか祇園とか、それらしい名前が付けられています。そのエリアの中に「大料亭8番」とか「小茶屋9番」とかの家屋があります。こういう家屋や通りなどに隊士を配置して、浪士を発見します。
このゲームは単純に浪士を発見して倒すゲームと言えます。組頭は担当するエリアに向かい、そこで内偵やらあらためやらを行います。結果カードをめくり浪士が現れます。その浪士を倒す為に予備に取っておいた隊士を応援に行かせて戦闘させます。終わったら壬生寺に帰り、終了します。これを12回行います。なんかワンパターンな展開を行うわけです。
隊士の中には架空の人物が含まれているらしいです。私はこの時代の事をよく知らないので誰がどうとかはわかりませんが。各組は最高で隊士12人で構成されます。
隊士や浪士には剣術値という物があり、通常は1ですが、強い人は2とか3とか、沖田総司に至っては4です。隊士にも浪士にも3以上はほとんどいません。1と2の戦いがほとんどでしょう。
このゲームはやっていればそれなりに楽しいのですが、自分の戦術とかの腕をふるう場所が少なく、運任せなのが目立ちます。もうちょっと戦術とか作戦に工夫があれば良かったと思います。
初心者にも出来るという点ではすばらしいゲームでしょう。どちらかというと殺伐としたファミリーゲームといった感じでしょうか。