ドイツ系ボードゲームレビュー 評価欄の凡例はこちら
アムレット
Das Amulett

Gold Sieber

design
Alan R Moon
Aaron Weisblum

種類 ボードゲーム
ゲーム種 競り
わいわい度
悩み度
ラッキー度

 

執筆:ターカヌ

 このゲームは魔法を使ってアムレット(お守り)を完成させるゲームです。アムレットには宝石を配置するポイントが8個ありますが、ここにどの宝石でも8個を置くか、全て色違いで7個の宝石を置くか出来たら勝利します。

 このゲームは2回の競りでできています。1つは魔法カードの競りです。魔法カードはその名の通り魔法(特殊能力)を決めるカードなのですが、同時にもらえる金属カードの枚数も決定します。そういうわけでかなり重要なのですが、この競りにはエネルギータイルと呼ばれる黒い駒を使います。競り落とした時のこの駒の数がその魔法のエネルギー数となり、魔法カードの使用期間を限定します。

 もう1つの競りが宝石を競り落とす競りです。競りには魔法カードによって手に入れた4種類の金属カードを使います。ボード上には24個のエリアがあります。このエリアで競りが行われるのですが、エリアによって使える金属カードが違います。例えば森エリアでは銀の金属カードしか使えません。(但し持っている魔法によっては他の金属カードを使えたりします。)この競りで入手した宝石をアムレットに置く事で勝敗が決まる訳です。

 このゲームは魔法カードの選択が非常に重要です。魔法カードの中には、宝石の競りで宝石を獲得したらもう1個宝石を取れるとか、ある種の金属カードをどの金属カードとしても使えるといった強力なものもあります。但し強力な魔法カードは獲得できる金属カードが少ない(または無い)ので、使い方次第と言う気がします。金属カードがないと競りに勝てないので、せっかくの強力な魔法カードも出番無しとなってしまいます。金属カードの獲得の多い魔法カードは能力的に見劣りしますし、バランスが重要です。

 このゲーム、ルール(システム)は良く出来ているのですが、こなれてないというか、ちょっと企画倒れの傾向があります。また結構あっけなく勝負が決まったりしてしまいますので、ルールが複雑な割には簡単な感じです。思考部分が少なく、魔法カードの能力を知らないとどれを取ったら良いうのかとかわからないのも取っ付きにくさを倍増させますが、回数を重ねれば面白くなりそうな感じです。平均レベルの競りゲームという感じだと思います。

 

 

レビュー&リプレイのページへ