「ターカヌがいかにしてウォーゲームを始め、
こんなくだらないマイナーサイトを作るに至ったのか」
個人的な事で申し訳ありませんが、このコンテンツは私のウォーゲーム史です。
なぜ私はウォーゲームと出会い、今もやり続けているか、それを書き記しています。
興味無い人はシミュレーショントップへお戻り下さい。
出会い 「TacticsU」と「War at Sea」 まだ私が中学1年生の時の話である。M君が水泳の時間に話しかけてきた。このM君とはそれまであまり話した事が無く、その時なぜ話しかけてきたのか今もって全く不明なのだが、彼が話しかけてきた事が私がウォーゲームを始めるきっかけとなった。 それから何日かして私が「ウォーゲーム」という言葉すら忘れかけてきた頃、M君から「今日ウォーゲームをやるので見に来てほしい」との電話が入った。どうやらM君の友人T君がウォーゲームを買ったらしいのだ。私も「そのうちやってみる」と言っていた手前断る訳にもいかず、しぶしぶM君宅に行った。 ところが次の日M君に会って聞くと、このゲームはこの近くでは売っていないと言う事であった。ポストホビーという所の通販でしか手に入らないという。私はめちゃくちゃがっかりした。欲しい物がすぐに手に入らないと気分を害するというのは(実は今でもそうだが)子供の心である。通販は子供がやるにはちょっと敷居が高すぎた。 「War at Sea」を予約したわけだが、なぜかゲームが全然来ない。Y店では既にウォーゲームを取り扱っているにもかかわらず、だ。今ならば分かるのだが、当時はカタログにある物は全て在庫があると思っていたのだ。 このゲームにはめちゃくちゃはまった。イギリス海軍はマルタに艦を配備しなければ圧勝するので、地中海の枢軸POCを4にしてみたり、サイコロで地中海艦隊を決めるようにしたり、このゲームでは当時既にルールの改造まで行っていた。ウォーゲームのユニットは使い過ぎると周りが白くなってくるという事も教わった。 |
出力全開 中学・高校のゲーム 「War at Sea」ではかなり遊ばせてもらったが、そろそろ次のゲームが欲しくなった。その頃には国産ゲーム(ツクダのガンダムシリーズやエポックのWWG)がもう出版されていたので、かなり選択の幅が広かった。「War at Sea」と同じ位面白いゲームというのが理想だったが、いかんせん「隔月刊タクテクス」すら出てない頃だった為に情報が全く無かった。どのゲームが面白いかなど分かる筈も無い。 それでも少ない知識を動員して購入したのが「第三帝国」であった。カタログでの難易度は最高位とちょっと荷が重い気もしたが、純粋に面白そうと思い購入した。購入ゲーム2つ目が「第三帝国」というのは今思っても大英断だったと思う。もしプレイできなければ5800円をどぶに捨てるのだから。結果としてプレイできたので問題無かったのだが、これも単にラッキーだっただけで、今からゲームを始める人は絶対にやってはならない。一応忠告しておく。 それから高校受験があったりしたので、ゲームをやるのを少し抑えていた時期がある。この時期は対戦相手もいなかったので自然とプレイ時間も少なくなったのだが。 さて、高校もめでたく合格したので、またゲーム三昧の日々がやってくる。中学の時の対戦相手とのプレイに加えて、高校ではボードゲームをするサークルに入った為にかなりの時間をゲームに費やした。 このサイトの常連・くわ氏は高校時代に知り合った仲間である。氏はそのサークルには所属しなかったものの、私とよくプレイした。当時氏が持っていたゲームにエポックの「日露戦争」があった。1回プレイしてあまりに面白かったので、私の持っていた「War at Sea」と交換する事にした。ちなみに氏と交換した「日露戦争」、勝利条件に関係する都市に鉛筆で氏が書いたと思われる丸が書かれている。プレイには差し支えないが、美観をかなり損ねている。私は気にしないのだが、後年プレイした相手に笑われた事が数回あった。 くわ氏とゲームをやると、なぜか爆笑の展開になることが多い。エポックの「日露戦争」でくわ氏がロシア軍を受け持った時に、第2ターンに旅順及びウラジオストック両艦隊を一気に失うという快挙を演じた。確か最初ウラジオストック艦隊を出撃させたところ壊滅してしまった為、怒って旅順艦隊も出撃させたらこれも壊滅。6ゾロを2回連続で出すというのも凄い話だ。 その頃少しだけRPGに浮気した事もあった。「スペースコブラ」とか「トラベラー」とか。そう言えば当時はまだD&Dの日本語版は無く、英語版を必死になって読んだ記憶がある。どれも今は手許に残っていない。どこ行ったんだろう。 |
スローダウン 浪人・大学時代 高校時代思いきり遊んでしまっていたので、当然の結果浪人する事になった。 私は東京の予備校に行く事にしたので、一人暮しをし始めた。 それから無事大学に合格したのだが、ボードゲームのサークルには所属しなかった。特に理由があった訳ではなかったが、今もってその時の心境は思い出せない。だが実際ゲームサークルに所属しなかったのは事実である。 そういうわけでこの時期ゲームに関しては完全に暗黒時代だったのだ。 |
再加速 すちゃらか社会人になって 理由も無く暗黒時代を迎えたわけだが、そんな私も社会人となった。浪人・大学時代に実家を離れた事もあって、地元に帰ってきてもプレイする相手がいなくなっていた。しかしそれとは逆にウォーゲームに対する情熱は再燃していった。 ウォーゲームには様々な種類があり、その中には一人でプレイするものもある。私が持っているゲームの中ではVGの「アンブッシュ」がその例だ。この種のゲームには当然相手なんか要らないので、一人でも出来たりする。それとシステム的にソロプレイに向いているゲームというのもある。先に出てきた「日露戦争」なんかは、あまり大きくない上にシステム的にソロプレイにも向いている。AHの「Magic Realm」は1〜16人用と言っているだけあって当然一人でも出来る。私は社会人になってすぐはこのようなゲームを孤独にプレイしていた。 ある時高校時代の友人Iの誘いで飲みに行くと、なぜかくわちゃんもいた。高校時代とは外見が全く変わってしまっていた為、Iが一緒でなければ誰だったか分からなかっただろう。 何年後かに実際プレイしてみると、彼は相変わらずで、「Rise of the LUFTWAFFE」で態勢を変えるカードが来ずに延々カードを引き続けたりと、結構な爆笑振りを見せていた。私も久々の対人プレイで楽しかった。 ただ、この事で知ったのは「私にはゲームをする相手がくわちゃんしかいない」という事実であった。実際地元の友人のほとんどは地元を離れ、昔ゲーマーだった人は既にゲームをやっていなかった。他の友人は休日を私相手に何時間も盤面を見つめる事など出来ないタイプばかりなのである。これは何とかしなければいけない問題だと痛感した。 |
一国一城の主 すちゃらか管理人への道 大学時代にコンピュータを始めて、今まで結構やっていたのだが、インターネットにはあまり興味を持てなかった。長い間スタンドアローンで頑張っていたのだが(いや、別に頑張る必要は無かったのだが)、くわちゃんの所でインターネットを初めて見て、これは面白いと思った。と同時に「自分のホームページを持ち、そしてホームページで近くのゲーマーにアピールすればもしかしたら簡単に対戦相手が見つかるのではないか」と思った。悪いアイデアではない。しかし私にはDOSの知識はあってもHTMLの知識は全く無かったので、これは永遠の夢だと思われた。しかしとりあえずインターネットに接続できる環境を整えた。 ある日本屋でHTMLの本を読んでみた。なんか思っていたほど難しい物ではないと感じた。基本的には<>で括った中にコマンドを書き込むような物だ。これならすぐ出来そうだと思い、家に帰るとすぐに秀丸で書いてみる。あ、できた。結構簡単だった。HTMLの基本部分は簡単なので、とりあえずの「.html」ファイルは簡単なのだ。本当に難しいのは思った通りのホームページを作り、訪問者が来てくれるという事なのだが、それは立ち上げた後にならないと分からなかった。 そんなこんなで自分のホームページを立ち上げる事になった。最初は「SF」と「シミュレーションゲーム」のサイトを謳った個人ページであった。しかし「SF」はそのうち書く事が無くなって廃止してしまった。「シミュレーションゲーム」は少しずつ増やしたりしてきたのだが更新は遅々としていて、私自身どこを変えたのか忘れてしまっているような状態であった。 その頃のこのサイトは「ターカヌの日記」というくだらない日記のみが更新されていた。しかしこれでは自己満足はできても「対戦相手を見つける」という目的は達っせそうも無い。そこでこのサイトを一新し、「シミュレーションゲーム」部門だけを独立させた(同じ「/~takanari/」という場所にはあるものの、リンクを切って独立させたように見せかけた)。そして待望の掲示板を増やして、ほぼ現在の形を作った。 独立したこのサイトは最初私とくわちゃんの交換日記みたいなことをやっていた。掲示板に書き込むのが私とくわちゃんしかいなかったせいであるのだが、交互に訪問カウンターを踏んでいた為、「今日はくわちゃん来なかったなあ」とかがすぐわかる(1度踏んだら、他の人が踏むまでカウントされないので、カウンターが動いてなかったら来なかったのが分かる)というのが結構面白かった。マイナーサイトも悪くは無いと思った。 そのうちこんなマイナーサイトにも訪問者が来てくれるようになり、ゲーム会も開催できる様になった。個人レベルではこれくらいで十分満足しているのだが、サイトの管理人としてはまだ満足はしていない。信州には他にもゲーマーがいるはずだし、そういう方にも是非参加してもらいたいと思っている。 やはり仲間がいるとプレイできるゲームの制限が無くなるのは実にありがたいし、それにも増してプレイするのが「楽しい」のだ。一人では何を失敗しようが突っ込んでくれる人もいなければ、良い配置をしても感心してくれる人もいない。どこか虚しさもある。やはり人間相手にゲームをやるのは良いと思う。そういう機会をこのページで作れるならば、サイト管理者としてこれほど嬉しい事は無い。これからこのホームページが良きゲーマーのコミュニケーションの場として、そして対戦相手を見つける場として発展していって欲しいと思っている。 完 |