| 戦国風雲抄 −戦国武将は天下取りの夢を見るか− Design Graphic Design 出版:謎の豪邸 |
宇宙堂版「戦国風雲抄・戦国武将は天下取りの夢を見るか」 この「戦国風雲抄」は守護同士が戦って後の戦国時代の原因ともなった応仁の乱から群雄割拠の時代を経て関ヶ原の戦いに至るまでのおよそ150年にわたる一代戦乱絵巻をテーマに作られたボードゲームです。シミュレーションゲームではありません。 プレイヤーは戦乱の黒幕として配下の大名を動かし、日本国内の各エリアでの勝利得点獲得を目指します。大名毎に決められた戦力駒を配置し、特殊能力を駆使して勝利得点を稼ぎます。各エリアで戦力駒の多い者が勝利得点を得られます。しかし戦力の大きい大名が必ずしも有利だとは限りません。場合によっては戦力より特殊能力や順番を重視した方が有利になります。それを状況によって判断し、適切な時に適切な大名を使わなければなりません。また自分が使える大名はカード配布という形で決まっています。その限られた中でベストを尽くす事が最終的な勝利に結びつきます。 システムは「エル・グランデ」というゲームを元にしています。元にしているとは言え、「駒を配置する」という部分以外は戦国時代らしいルールに変わっていて、元ゲームとは別のゲームというイメージです。またこういった戦略ゲームは複雑になりがちで決して初心者に優しいゲームではありませんが、このゲームは同じ戦略ゲームと言っても手順の簡略化や運の要素を入れる事でとても簡単且つ手軽になっていますので、戦略ゲーム初心者でも安心してプレイできます。実際プレイしてもらうとお分かりになると思いますが、ルールは簡単にもかかわらず戦略部分では決して手を抜いておらず、思考ゲームとして十分なボリュームがあります。その為、プレイ時間は1時間〜1時間半程度ですが、体感時間はその2〜3倍あると思います。またたった1時間ほどで戦国時代キャンペーンが出来るのはある意味凄いと思います。デザイナー自身が言うのもおこがましいのですが、総合的にいろいろな要素が絡んでいる好ゲームと言えるでしょう。 この新作は、前作では5・6人プレイ時には各時代2ラウンドしかプレイできなかったという不満があったものを解消する為、3ラウンドプレイできる最新カードセットを導入しています。どちらかというと5・6人プレイにお勧めです。ですが3・4人でも十分に楽しめるように作られていますので、小人数時でも安心です。ゲームとしてのバランスを重視した前作とは違い、ゲーム自体を楽しんでプレイできるような設計をしてあります。ですので前作よりスリリングでエキサイトなゲームになっている事は間違いありません。ぜひこのゲームをよろしくお願いします。 上の写真は前作「戦国風雲抄−天下を継ぐもの」のものですが、カードが1枚追加されている以外は一緒です。ご参考までにどうぞ。 このゲームはDTP(Desk Top Publishing)ゲームです。通常の市販ゲームと違い、駒・カード等の製作が必要です。特に駒に関しましては、厚紙を用意していただく必要があります。あとは切り離していただくだけでゲームがプレイできます。 |