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お勧めの旅!47都道府県別ガイド

北海道(道東)

推奨!こんな旅  

 
○味覚探求MEMO(美味しいものリスト)
○たびあるきひとりごと(筆者の雑感です)

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お勧めピックアップ! 道東の旅

落石岬(根室市)ご案内はこちら

さいはて・落石岬

 

推奨!こんな旅 道東




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北のさいはて・知床の温泉(羅臼町)
これぞまさにさいはて・落石岬(根室市)
間もなく消える?木の墓場(別海町)
運試し?霧の摩周湖見学(弟子屈町)
知られざる黄金の滝探訪(浦幌町)
惜別!ちほく高原鉄道川上駅(陸別町)
増えすぎちゃって困るの〜(知床半島)非推奨

北のさいはて・知床の温泉 羅臼町

北のさいはて温泉のひとつ、セセキ温泉

 世界遺産の知床半島は、人跡未踏の地が多くを占める大自然豊かな地です。人間が足を踏み入れることができる空間はごくわずかで、あとはエゾシカやキタキツネ、ヒグマなど動物の楽園となっている地です。

 知床半島にはウトロ温泉のような温泉もいくつかあります。ウトロ側に比べあまり人が訪れることにない羅臼側には、海と一体化しているようなセセキ温泉、もっとも奥にひっそりとある相泊温泉があります。

セセキ温泉 羅臼町の市街地から車で30分くらい

これぞまさにさいはて・落石岬 根室市

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さいはて・落石岬

 本土最東端の根室市には東端の岬・納沙布がありますが、この落石岬は本当にさいはてまでやって来たんだとの実感を駆り立ててくれます。

 最寄の落石駅から延々と徒歩で1時間歩いてみてください。まっすぐ伸びる木道の先の原野と太平洋。あまりの何にもなさは、ただただ「素晴らしい」の一言に尽きます。

落石岬へのアクセス  根室本線落石駅から徒歩1時間。車なら10数分ですが入り口にゲートがあります

間もなく消える?木の墓場 別海町

トドワラ

 北海道道東にあるエビのような形をした野付半島。その先端部にあるトドワラです。見てのとおり、木々が立ったまま枯れてしまっており、まるで木の墓場だと表現する人もいます。

 このトドワラ、年々侵食が進んでおり、立ち枯れの木もどんどん倒れ、風化が進んでいます。やがて「トドワラ跡」と名称を変えることになり、将来は跡形もなくなってしまうだろうと言われています。

トドワラへのアクセス 根室中標津空港から車で約1時間。野付半島には公共交通機関がありません

運試し?霧の摩周湖見学 弟子屈町

晴れ上がった摩周湖

 霧の摩周湖の別名があるとおり、摩周湖は霧がかかって湖面が見えないということがしばしば起こるそうです。とくに夏場はその可能性がかなり高いとのことです。

 逆に言うと、摩周湖で湖面が見れたというのはラッキーな証拠。朝早くなら見れる可能性大とのことですが、日中来訪するなら運試しをする心積もりのほうがよさそうですよ。

摩周湖へのアクセス 釧網本線摩周駅からバスが出ています。車だと10数分くらいで到着すると思います

知られざる「黄金の滝」探訪 浦幌町

知られざる黄金の滝

 帯広郊外にある町、浦幌に「黄金の滝」と呼ばれるところがあります。十勝川の河口から根室方面に向かうと、まったく人気のない荒涼とした海沿いに突如として姿を現します。

 「黄金」の名は付いていますが、実際には茶褐色という感じです。断崖から一気に海へと流れ込んでいるようすはなかなかダイナミック。訪れる人はほとんどいない穴場でもあります

黄金の滝へのアクセス 根室本線浦幌駅から車で30分くらいのところ。03年来訪当時、道路は工事中でした。

惜別!ちほく高原鉄道川上駅 陸別町

ちほく高原鉄道・川上駅(平成17年撮影)

 18年4月に廃止された第三セクターのちほく高原鉄道。もっとも人口稀薄な地域にある無人・秘境駅の川上駅。立派な駅舎ですが、周辺にはこのほかに人家等もなく、並行する国道の車の音以外、まったく人の気配がしません。

 陸別町は陸別−川上を動態保存させる方針だそうで、鉄道ありしころの風景はしばらくこのまま残されていきそうです。

川上駅へのアクセス  陸別駅からタクシー(2700円ほど)で15分くらい

増えすぎちゃって困るの〜 知床半島 注・非推奨

エゾシカの群れ

 北海道全土でエゾシカは見られますが、とりわけ知床半島はいたるところにエゾシカがいます。車が近づいても逃げない個体も多く、ドライブには十分注意しなければなりません。

 わざわざエゾシカを見に行こうという人も少ないとは思いますが、知床半島は屈指のヒグマ生息地帯でもありますから、十分注意をしてください。

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味覚探訪MEMO 道東

当地の美味しいものをリストアップしてみました

貝の釜飯(釧路駅弁) カジカ汁 貝殻島昆布佃煮(北方領土産期間限定。美味い)  タコぼっちの刺身 トキシラズの焼き物 厚岸産焼きガキ オホーツクビール 和商市場即席どんぶり(安上がり、かつ自分好みでどうぞ)  カニの内子・外子 オニオンサラダ(日本一のたまねぎ産地) 鮭児の焼き物( 幻の味覚) イモダンゴ 豚丼(帯広名物。当地ではごく当たり前のフード) 若鶏小肉(首の肉 ) たんたか刺身・マツカワ刺身(いずれもカレイの一種) 生うに イサダの塩辛 サンマ刺身 北海シマエビ踊り食い(季節限定かつ新鮮でないと食べられません)  エゾシカ料理(時期限定のようです)

★リンクのある味覚はミニコラム「あの町この味」で紹介しています(別ブラウザが開きます)


たびあるき ひとりごと

 道東、道北地方は、北海道のなかでもさらにあこがれが強い地であった。ひとり旅を始めた当初は、この両地域への旅は計画対象外にあった。今となれば笑える話だが、当時は長期休みが可能な新婚旅行で道東か道北を訪れようと夢見ていたのである。道北は列車での北海道入りを実現させたときの目的地になったので、道東がその夢をかなえる地、私にとっていわば聖地となっていたのだ。

 しかし、旅を重ねるごとにそうした思いは捨て、行けるときに計画しようという気持ちに変わっていった。そして、平成九年には道東への旅を年二回も計画するに至ったのである。通算すると7日間の旅となり、道東の主な観光地を網羅することになった。

 まず一度目は釧路、根室への旅だった。道東初来訪は、ひとり旅としては北海道への初めての飛行機での現地入りとなり、空港へ降りた当初は本当に北海道に来たのか実感がわかないくらいであった。しかし、釧路から根室本線(花咲線)に乗った車窓を眺めたときに、私の目の前に人跡未踏の原野や湿原が次々と現れ、北海道の自然に魅了させられたのである。その最たるものが根室近くの落石岬であった。歩いて歩いてようやくたどり着いた岬は、なんにもない原始郷に見え、言い知れぬ感動を覚えた。もちろん、生まれて初めて見る光景であった。

 そのほかに、霧多布湿原や納沙布岬、釧路湿原なども巡った。とくに納沙布岬は、すぐ目の前に見える島がロシア領であるという現実、北方領土問題がここでは他人事ではないことを痛感させられた。

 二度目の道東行きでは、網走、北見を拠点に、最も行きたいと願っていた知床半島の観光を実現。予定外ではあったが、阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖を見学することもできた。とくに摩周湖は、初めて行ったにもかかわらず美しい湖面を拝むことができたのはラッキーであった。霧の摩周湖の別名どおり、夏はほとんど湖面が見られないとのこと。思い出に深く刻まれる観光旅行であった。

 帯広を中心とした地域もレンタカーを借りて巡った。こちらも広い大地というのは実感したが、オホーツク海側地方とは違い、耕地に恵まれた広々とした畑作地帯というのを見た。それもまた「すごい」の一言に尽きる。どこを走っても真っ直ぐ一直線に伸びる道路が走っているというのも驚きであった。

 最後に、当地方を走っていた北海道唯一の第三セクター鉄道のちほく高原鉄道が、平成18420日で廃止となった。その前年の秋には、ちほく高原鉄道に乗ることだけを目的とした旅をした。この沿線は、十勝平野やオホーツク沿岸、根釧地方と比べると、それほど北海道らしいという雰囲気はない。ただ、ローカル色たっぷりのちほく高原鉄道は、沿線の小さな無人駅とともに旅人を楽しませるには十分の魅力を持っていた。廃止は残念だが時代の流れからやむを得ないという思いを持つ。

★追記09年

 別に悪口のつもりではないが、羅臼という地には「さいはて」というイメージを持っている。そのため、いつか訪れてみたいあこがれがあった。それが実現し、羅臼町の南から北までをドライブさせてもらった。

 最北端は知床岬であるが、もちろんそこまで道路はつながっていない。相泊という集落が車で行ける最北の地であり、「この先行き止まり」「キケン 道なし」の看板を目にしたとき、よくぞここまでやって来たという感慨にひたったものである。その先は道なき道をヒグマとの遭遇に恐れながら歩かなければならないので、そんな無謀なことはやめておいた(笑)。いつか観光船で知床岬を眺めてみたいものだ。

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