初めて観戦する方のための 大相撲観戦ガイド
大相撲をテレビ桟敷でご覧になるのもいいですが、生で観戦するのは面白いです。まだ国技館などを訪れたことがないという方に、大相撲観戦の一日をダイジェスト版でご紹介しましょう
。(時間は初日〜12日目のおよその目安です) 文責・監修 好角家マイケルオズ |
大相撲観戦の一日 |
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お疲れさまでした。お気をつけてお帰りください |
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特別の日だけ見られる光景 |
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前相撲 場所前半の数日間にわたって、新弟子たちが相撲を取ります。呼び上げられて次々とぶつかり合う力士のなかには、まだ相撲を知らない初々しい姿も。番付にその名が書き込まれるのは新序出世披露を経て翌場所からとなります
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新序出世披露 8日目(新弟子が多い場合は別の日も)には新弟子たちが兄弟子らの化粧回しを付けて紹介される新序出世披露があります。彼らが次に化粧回しを付けることが許されるのは十両昇進を果たしてから。それまでは厳しい修行と土俵が続いていきます
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協会ご挨拶 初日と千秋楽には、十両の取り組み途中で協会ご挨拶があり、理事長と小結以上の三役力士が並びます。横綱大関を同じ土俵で一度に見ることができるのは、この時しかありません
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三役そろい踏み 千秋楽だけ行われます。結び前の3番に出てくる力士が東西それぞれ四股を踏みます。東方は前二人、後ろ一人、西方は扇を返して前一人、後ろ二人の形となります
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表彰式 相撲協会からの天皇賜杯、優勝旗、内閣総理大臣賞をはじめ、さまざまな表彰があります。NHKの優勝インタビューもはさまれます 。これらは優勝力士にのみこの栄誉が受けられます。引き続いて三賞力士への表彰式も行われます。
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出世力士手打式 千秋楽の一連の表彰に続き、この場所で新序出世披露を果たした新弟子を場内のお客さんも一緒に手拍子で門出を祝います。その後は、十両格以上の行司を土俵上で胴上げする「神送りの儀式」を行い、すべての日程を終了します
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天覧相撲 天皇皇后両陛下を正面ロイヤルボックスにお迎えしての天覧相撲。私は偶然にも天覧相撲のほか、皇太子ご一家のご観戦にも遭遇したことがあります。天皇陛下が幕内土俵入りからご覧になる場合は、御前がかりという特別な土俵入りをします
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土俵祭り(初日の前日に執行) 協会幹部、審判部や三役以上の力士らが参列。立行司が祭主となり、祝詞奏上、「方屋開口」の言上などに続いて、土俵中央に鎮め物を埋め、土俵の安全無事を祈願します。最後に呼び出しが土俵まわりを三周して神事を終了します。→詳しくはこちらをご覧ください
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