トップページに戻る過去の観戦記に戻る観戦リストに戻る07年初場所7日目

大相撲観戦ダイジェスト

序の口最初の取り組み  大相撲観戦は実に 35年ぶり(小学生以来!)で、事実上の初観戦。序の口最初の一番から観戦を始める。お客さんもほとんど入っておらず、閑散とした場内に響く呼び出しの声が・・・(苦笑)。相撲フリークにはすっかりおなじみの貴大である。

 このあたりの取り組みを見るなら、遠慮なく土俵近くまで行ってしまえばよい。お客さんが来れば席を立てばよいが、まずそんな心配はない。土俵だまりは下の力士たちでも迫力満点。外国人の姿も多く見られ、相撲が国際化していることを肌で感じさせてくれる。

 右の写真が現役最高齢力士の一ノ矢である。実は観戦の最大の目的が彼の取り組みを見ることであり、7番相撲の幕下以下では確率2分の1だったのでラッキーであった。なお、一ノ矢はこの年の九州場所で引退し、私にとって最初で最後の雄姿であった。

 下位の力士にはユニークな四股名がつけられている人もいる。その筆頭が大魔王。どんないかつい男なのかと密かに注目したのだが、これが四股名とは似つかない優男風である。元大ノ国の芝田山部屋の力士で、ちょっと注目していきたい。

最年長力士・一ノ矢
大関栃東の雄姿  十両以上となると、さすがにおなじみの力士ばかりがそろってくる。土俵の雰囲気も華やいでお客さんの入りも増えてにぎやかさを増す。昼に魁皇弁当を食いながら酒を飲んだためか、やや十両から幕内前半はぼんやりとした感じで観戦してしまった。

 幕内前半では全勝の玉春日が土佐の海を破って大きな拍手をもらった。大関陣はこの日もふがいなかったが、けがを押して強行出場の栃東は力強い相撲を見せた。まさか翌春場所で引退するとは思わなかった。結びは横綱朝青龍が安馬を一蹴した。