旅人マイケルオズの見聞録「鉄道乗車レポート」
旅のこだわりのひとつに、できるだけ鉄道に乗って旅をしたいという思いがあります。全国各地を結んでいる鉄道、とりわけ地方のローカル線や秘境駅と呼ばれる小さな無人駅には、興味や関心を注いでいます。このレポートは、自作エッセー「たび白書」のなかから、鉄道乗車や秘境駅探訪の場面を抜粋してお届けしています。 |
|
|
田園、山、海そして終着駅へ 留萌本線 ご紹介 |
深川から留萌経由で増毛まで結ぶ本線とは名ばかりのローカル線。田園風景をひた走ったかと思えば、原生林の深い山中を過ぎ、留萌からは日本海に沿って走る・・・3つの違った車窓を眺めた先に終着駅増毛があります ★特設コーナー 増毛駅ミニギャラリー |
第1回 まずは田園風景を眺めながら 第2回 田園から原生林の山の中へ 第3回 日本海沿いを走って終着駅へ (留萌−増毛は2016年廃止) |
残雪の石狩平野を行く 札沼線 ご紹介 |
始発駅札幌からしばらくの間は学園都市線の愛称どおりの都市近郊路線ですが、だんだんとローカル線の色合いが濃くなり、末端部は何と一日
1往復のみという超閑散路線。まだ残雪が深く残る季節に乗車してみました ★特設コーナー 新十津川駅ミニギャラリー |
第1回 札沼線の学園都市線区間 第2回 残雪の中をぬって 第3回 超閑散区間へ 第4回 終点・新十津川 (北海道医療大学−新十津川は2020年廃止) |
海のローカル線に乗る (12年ぶり乗車編) 五能線 ご紹介 |
日本屈指といえる海岸線の車窓を誇る五能線。感動の初乗車から12年の歳月を経て、ついに05年に再来訪することができました。冬を思わせるようなどんよりとした空の下、各駅停車に乗り込みました | 第1回 バスケの街・能代から出発 第2回 五能線最大の見せ場へ 第3回 日本屈指の車窓・深浦海岸 第4回 あの「驫木駅」へ |
海のローカル線に乗る (93年の初乗車編) 五能線 ご紹介 |
青森県弘前市と秋田県能代市を結ぶ五能線。鰺ヶ沢を出ると、延々と日本海沿岸を走ります。ローカル線のなかで、日本一のシーサイドレイルロードと断言できるすばらしい路線です | 第1回 これでもかと続く海の車窓 第2回 海の小駅驫木 第3回 豪快、千畳敷 第4回 ノスタルジックビュートレイン |
八幡平を駆け抜けて 花輪線 ご紹介 |
岩手県盛岡と秋田県大館を結ぶ地味なローカル線・花輪線に大館から乗ってみました。のどかな山村風景が多い中で、湯瀬温泉の渓谷美や雄大な八幡平など、時折ダイナミックな景観が楽しめる路線です | 第1回 花輪線めぐり・秋田編 第2回 花輪線めぐり・県境編 第3回 花輪線めぐり・岩手編 |
がんばれ!秋田の 第三セクター 秋田内陸縦貫鉄道 ご紹介 |
秋田県内の二つの赤字盲腸線が結ばれ、第三セクター鉄道として営業を始めた秋田内陸縦貫鉄道。経営は 決して楽ではないと聞きますが、「ぜひ頑張って」との思いも込めて完乗レポートで紹介します | 第1回 鷹巣から出発 第2回 阿仁の山間に入る 第3回 阿仁から山越えで角館へ |
天浜線の西半分を行く 天竜浜名湖鉄道 ご紹介 |
静岡県西部を走る天竜浜名湖鉄道。今回はその西半分にあたる新所原−天竜二俣を乗車しました。浜名湖の雄大な眺めあり、歴史的価値のある鉄道遺産ありと、なかなか見どころ満載の第3セクター鉄道です | 第1回 直虎1dayパスで新所原スタート 第2回 浜名湖から天竜川まで 第3回 大人気の転車台ツアー |
飯田線 秘境駅探訪 飯田線 ご紹介 |
天竜峡以南、天竜川沿いを縫うように走る飯田線。そこには、利用者が皆無とも思われるような小さな駅が次
々に現れます。なかには、陸路からは近づけないようなとんでもない駅も? ★さらに詳しく! 飯田線秘境駅レポート |
第1回 断崖絶壁の駅・田本 第2回 全国有数の景観駅・金野 第3回 取り残された秘境駅・小和田 第4回 崩壊!高瀬橋(涙) |
田園と渓谷美の路線 樽見鉄道 ご紹介 |
07年7月に岐阜県中部を走るローカル第三セクターの樽見鉄道に乗車してきました。大垣市街地から田園風景、そして渓谷美と車窓を次々と変えていく路線。小さな終着駅・樽見までの短い旅を楽しみます | 第1回 大垣駅から出発 第2回 田園風景をのんびりと 第3回 根尾川の渓谷に沿って 第4回 山間の小さな終着駅 |
四日市の小さなローカル線 内部・八王子線 ご紹介 |
同じ会社線なのに近鉄四日市で一度改札を通らなければ乗り換えできない内部・八王子線。日本では珍しい狭軌のコンパクトな車両でちょっとしたローカル線の旅を楽しみました | 第1回 珍しい狭軌の路線に乗る |
山から里への列車旅 木次線 ご紹介 |
中国山地の奥深いなかにある日本一静かなターミナル駅・備後落合を出発し、中国山地を抜けて日本海側へと抜ける小さなローカル線。味わいのある駅や風景を楽しみながら乗り通してみました | 第1回 備後落合駅その1 第2回 備後落合駅その2 第3回 たった一人の乗客 第4回 出雲坂根のスイッチバック 第5回 奥出雲おろち号と列車交換 |
ごめんなはり線に乗る ごめんなはり線 ご紹介 |
高知県の東海岸沿いを走る第三セクターのごめんなはり線。各駅にはやなせたかし氏デザインのキャラクターがいたり、阪神キャンプ地があったりと予想以上に楽しい列車旅になりました | 第1回 やなせたかし氏デザインの駅 第2回 阪神キャンプで満員 第3回 終点奈半利へ |
観光列車しんぺい号に乗る 肥薩線 ご紹介 |
かつては幹線だったローカル線の肥薩線。観光路線として再び脚光を浴びるようになり、スイッチバックとループ、日本一の車窓をもつ人吉−吉松には観光列車もお目見えしました。その「しんぺい号」に08年秋に乗りました | 第1回 観光列車しんぺい号 第2回 真幸駅の昔と今 第3回 日本一の車窓 第4回 大畑ループとスイッチバック |
|
江の川眺めながら… 三江線 ご紹介 |
中国地方屈指の大河・江の川。この川沿いを丹念に走っているのが、三江線です。ここも直通列車がほとんどないという閑散路線。ハプニングも発生した3時間の汽 車旅を満喫します | 第1回 江津駅にて 第2回 車窓展望・三江線 第3回 粕淵駅で異変が? |
渡島半島の山越え路線 江差線 ご紹介 |
北海道道南、渡島半島を横断する江差線。閑散路線にもかかわらず国鉄再建時の赤字廃線からまぬがれた木古内−江差は、深い山林の続く無人地帯をひたすら走ります。07年夏の乗車レポートです | 第1回 終着駅・江差から乗る 第2回 無人駅?「天の川」 第3回 無人地帯続く山越えをへて 第4回 折り返し江差へと・・・ |
「岩泉線」乗車体験記 岩泉線 ご紹介 |
災害のため12年3月で廃線となった岩手県の内陸部を走るローカル線。一日なんと三往復という超閑散路線でした。山間をのんびりと走る気動車に乗って
、終点・岩泉駅を訪ねました ★特設コーナー 岩泉駅ミニギャラリー |
第1回 ローカル線ノスタルジー 第2回 乗降客ゼロ 第3回 高校生たちに… 第4回 無人終着駅・岩泉 |
かしてつ最後の乗車記 鹿島鉄道 ご紹介 |
首都圏からそう遠くないところに、こんなのどかなローカル私鉄があったのかと驚いたほど、車窓から山村風景が広がっていた。07年3月末をもって廃止となった鹿島鉄道に廃止直前の2月に乗車しました | 第1回 鉾田駅からゆっくりと 第2回 芹沢鴨のふるさとで途中下車 第3回 最後の乗車で石岡へ |
なは号を旅路に選んで 解 説 |
08年3月のダイヤ改正で廃止となったなは・あかつき号。偶然冬の旅先に選んだ島原半島行きが、なは号へのラスト乗車となってしまいました。思わぬハプニングつきだったなは号の思い出をつづっています。 | 第1回 京都始発に乗る 第2回 予想外のハプニング 第3回 そして熊本へ到着 |
惜別!くりでんに乗る くりはら田園鉄道線 ご紹介 |
07年3月をもって廃線となった宮城県北部の小さなローカル線・くりはら田園鉄道「くりでん」。惜別の思いを込めて初めて乗車したこの列車。田園風景のなか、ゆらりゆられながらの短い列車旅を振り返りました | 第1回 OH!バンデス号 第2回 一般乗客皆無? 第3回 細倉マインパークを折り返す 第4回 物悲しさを感じつつ |
ちほく高原鉄道初乗車 (後編) |
ちほく高原鉄道乗車の旅、後編は北見駅からスタートします。惜別の思いを込めながら訪れた小さな無人駅の上利別、周囲になにもない塩幌駅に途中下車しながら、旅の終着でもある帯広へと向かいます ★特設コーナー 上利別駅ミニギャラリー |
第1回 北見−置戸 第2回 置戸−陸別−塩幌 第3回 秘境駅・塩幌にて 第4回 惜別・上利別駅 第5回 本別そして帯広へ |
ちほく高原鉄道初乗車 (前編) ちほく高原鉄道 ご紹介 |
北海道内陸部を走る道内唯一の第三セクターちほく高原鉄道。念願の初乗車は、あるいはラストランになるかもしれない・・・そんな思いの列車旅。前編では、人口稀薄地帯にある秘境駅・川上も訪ねています ★特設コーナー 川上駅ミニギャラリー |
第1回 池田−本別−足寄 第2回 足寄−陸別 第3回 廃線の事情 第4回 無人地帯にある川上駅 第5回 川上−陸別−北見 |
魅惑の渓谷鉄道へ 高千穂鉄道 ご紹介 |
宮崎県延岡と高千穂を結ぶ路線。五ヶ瀬川沿いをのんびりと進み、日之影温泉駅からは深い山の中を走ります。その先には神話のふるさと・高千穂があります。今回は高千穂から乗車。秘境駅影待にも立ち寄り! ★特設コーナー 影待駅ミニギャラリー |
第1回 高千穂から天岩戸へ 第2回 秘境駅・影待 第3回 影待駅探訪(つづき) 第4回 日之影温泉とびっくり珍味 第5回 五ヶ瀬川沿いに |
西鹿児島行はやぶさ号に乗る 解 説 |
「西鹿児島行はやぶさ号が熊本止まりになる」とのニュースをキャッチし、最後のチャンスとばかりに乗車しました。名古屋駅から16時間余をかけての寝台特急での旅の足跡を紹介します | 第1回 はやぶさに乗車 第2回 下関から九州へ 第3回 熊本の切り離し作業 第4回 素晴らしい車窓を眺めて 第5回 西鹿児島に到着 |
|
国鉄時代に旅をしていたら、どんなスケジュールになっていただろうか?過去に戻って「仮想旅行」をしてみようと、思い立ってみました。(84年版国鉄時刻表を参考にしました) |
「目指せ最北の地」 第1話 本州最北・青森まで行こう 第2話 海を渡って道都・札幌へ 第3話 今はなきローカル線に乗る |