酒仙もどきの面白秘話 「上諏訪街道呑み歩き」
私の住む諏訪地方は、全国でも指折り(と自負する)の日本酒の酒蔵が多い地です。いろいろな理由があるかと思いますが、なんといっても良質の水があるということでしょうか。各酒蔵はお互いに切磋琢磨しながら、いいお酒を造っており、腕のいい杜氏さんも数多くいらっしゃるようですね。
上諏訪(諏訪市)は、駅近くの国道20号沿いに酒蔵5軒が集中しており、ここで毎年春と秋に「上諏訪街道呑み歩き」というイベントが行われます。特製のますを2000円で購入し、あとは各酒蔵で飲み放題というスグレモノのイベント。大吟醸などふだんは飲めないような限定酒もお目見えします。
銘柄は、真澄、横笛、舞姫、本金、麗人の5つです。
先日、春の呑み歩きに初めて出向いてみました。地元の酒なのですべて飲んだことのある銘柄ですが、飲み比べてみると、それぞれ個性があります。そして共通しているのは、諏訪の酒は淡麗とは逆の濃い酒が多いということ。ずしりと腹に染みわたる酒といえます。そんなわけで、しこたま飲んで楽しめたイベントですが、一点だけ言わせてもらうと、国道ではありますが何とか歩行者天国にしてほしいです。危なくて・・・(苦笑) |