酒と肴のオツな話
「角打ち文化とは」
角打ち(かくうち)という言葉をご存知でしょうか?。実は私も2年前までは「どこかで聞いたことがあったなあ」という程度の知識しかありませんでした。角打ちとは、酒屋さんの店頭で酒を飲むことだそうです。最近流行っている立ち飲み店とは違い、酒を販売しているお店の一角で飲む、これが角打とのことです。
この角打ちを「文化」として伝えているのが、北九州です。ここにはたくさんの角打ちをやっている酒屋さんがあります。しかも、北九州角打ち文化研究会なるグループまで存在し、その文化を広めているというのだから恐れ入りますよね(笑)。かく言う私も、2010年秋に小倉を訪れ、角打ちを体験してきた一人です。
何軒か訪れましたが、ある店ではビール、日本酒、焼酎と何でも飲むことができ、しかも安い(店頭小売価格なのだから当然!)。おつまみは乾き物のほか、おでんや簡単な惣菜もあり、ちょいと一杯にはもってこいでした。お客さんもほとんどの人は一杯サッと飲んで勘定を済ませて出て行くので、滞在は平均10分といったところ。それにしてもいい文化だなあとつくづく思いましたね(笑)
★北九州角打ち文化研究会をリンクさせてもらいました(別ブラウザが開き、別のサイトに飛びます) |