B級グルメでちょいと一杯 静岡割りと静岡おでん
おでんという料理は、全国どこにでもある最もポピュラーな肴といっていいでしょう。酒飲みにとっては、焼き鳥と並ぶ王道ともいえるもの(笑)。夏になるとあまり見かけなくなりますが、ちょっとでも涼しくなれば姿を現し、これから寒い季節こそ存在感を際立たせます。牛スジ、卵、大根、練り物など、ビールによし、日本酒によし、というスグレモノの肴といえますね。
ところで、おでんをB級グルメの名物として売り出しているまちが全国各地にあります。また、屋台が有名なところでは、おでんは欠かせないアイテムになっています。そんななかでも静岡市の「静岡おでん」は、ブランド名として全国に知られるようになりましたね。かつおぶしと青のりの粉をたっぷりとふりかけ、練り物まで串に差してあるという独自の盛り付けを見ると「静岡おでんだ」と言葉を発してしまいます(笑)
静岡おでんの特徴的なタネとして、黒はんぺんが有名です。青魚を材料に骨ごと練りこんだもので、独特の歯ざわりが印象的です。先ほど、おでんにはビールでも日本酒でもよい、と書きましたが、ここ静岡では、ぜひとも「静岡割り」でおでんをいただきたいですね。静岡割りとはお茶で割った焼酎のことで、他の地域ではお茶割りと言っています。さすが茶どころの静岡だな〜と思って私も注文しました。
さあ、今すぐ静岡に行って静岡割りとおでんで一杯やりましょう!
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