B級グルメでちょいと一杯 生ぎもが食べられなくなる?
大阪の飲み屋では当たり前のようにメニューにあるのが「生ぎも」。すなわち牛の生レバーのことです。ところがこれが食べられなくなるのではという危機に立たされています。厚生労働省の調査で病原性大腸菌O157が検出され、規制がかかるかもしれないと食肉業界が揺れているからなのです。
今年(2011年)のユッケの食中毒問題が発端となっているようですが、生肉類のリスクというのは昔から言われていることであり、それを承知で客も注文していると思います(少なくても私はそうです)。食中毒の影響があるのかどうか、11月に大阪に行ったとき、生ぎもが健在であったことを喜びつい注文しました。
胡麻油が上からかけられており、ニンニクやショウガといっしょに醤油をつけて食べると、レバーの臭みもなく、案外さっぱりとした感じでおいしくいただくことができました。見るからにスタミナがつきそうな生ぎも、大阪の食文化として何とか残していってほしいものですよね。
※2012年 厚生労働省が生レバーの提供禁止を通達しました。日本の食文化が消えた!残念!
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