B級グルメでちょいと一杯 博多の冬定番のもつ鍋
博多名物の鍋といえば、思い出せるものは二つあります。一つは水炊きです。鶏肉を煮た鍋でとても美味しいですが、これはどちらかというとこじゃれた料理屋でいただく上品なグルメという感じ。B級と名がつく鍋といえばやはりもつ鍋を挙げなければなりません。牛や豚の内臓を使った鍋料理で、博多では定番中の定番ともいえますね。
同じもつ鍋でも、店によって味付けは千差万別のようです。あるお店では、しょうゆ味のとてもさっぱりとしたもつ鍋を食べさせてもらい、博多屋台で出してもらったもつ鍋は、唐辛子がたっぷり入って油もギタギタ浮かび、いかにも効きそう(?)という感じでした。みそ仕立てや韓国風のチゲ鍋といった、いろいろなバリエーションが楽しめるのも特徴的といえます。
もつと愛称のいい野菜のキャベツやニラ、もやしとともに煮込み、日本酒でもビールでも焼酎でも酒なら何にでも合うもつ鍋。満腹感にひたりたいなら、シメには中華麺がぴったり。最近では一人用の鍋を用意してくれる店も増えてきており、ひとり旅の私にはとてもありがたいことです。
さあ、今すぐ博多へ行ってもつ鍋を食べながら酒を飲もう!
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