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菜園の野菜にアブラムシがつき始めました。
花にもつきますが野菜は口に入れるものなので、出来る限り農薬を使わずに油虫を退治できないかと思い、ネットで検索してみました。
無農薬油虫退治の方法は牛乳・石鹸液などが主でした。

しかし牛乳をかける方法は鉢花で試してみたことがあるけれど、葉に汚れが残って汚いし、後が臭うんですよね。
それに菜園のたくさんの野菜にかけるには、よほどの量がなくてはならず・・・
石鹸液も試してみたのですが、効果は今一。
木酢液は使ってみて「やや効果ありかな?」と思ったものの、金額の点でチョット尻込みをしてしまいました。

そこでとある掲示板に書いてあった方法を試してみることにしました。
掲示板には
「水50に対し食用油1。そこに石鹸液少々を垂らす。」と・・・

何より家にいつもあるもので材料費としては格安だし、牛乳の「油分を利用する」点と、石鹸液の展着剤としての利点がうまく働けば・・・と考えたからです。

石鹸液少々の割合がわからなかったけれど、私流に・・・
自己流アブラムシ退治液 まずはご覧ください。
途中特定農薬について、私自身細かい部分が良くわからなかったので調べ、自分にわかるようにまとめてみました。 ↓特定農薬とは?



2004年6月29日
ナスについたアブラムシです。
判りやすいように定点撮影することにします。
まずは噴霧したところ。

ありがアブラムシを育てるので、もしかしたらアリが嫌うかも・・と思い、根元にも散布しておきました。

家にある噴霧器と、材料を配合した2リットルのペットボトル
某掲示板に書かれていた 配合割合は、水(50);食用油(1)、石鹸少々と言うことでしたが・・・

私はまず食用油(50t)を2リットルのペットボトルに入れ、計量カップを洗うついでに台所用洗剤(10cc位)を入れ、後は水を入れてシェイク シェイク!

つまり私流油虫退治液の配合割合は、食用油(1t)に対し水(40cc)洗剤(0.2t位)と言うことになります。

この液を噴霧器に入れて吹きかけたところ・・・

注 台所用洗剤について下に詳細

朝、行ってすぐ吹きかけておきました。

これは帰る頃(その間3時間位)して撮影したものです。

ビニールの上の枯れ葉は、ナスの枝を3本残して摘み取ったものです。
(3本仕立てにするため)

どうです、この威力!
しかも葉には噴霧した後など微塵も残らず、極自然でしょう。
においは嗅いで見ませんでした。特に気がつかなかったので・・・

とにかくいつでも手軽に大量に作れるので、又アブラムシがついたら噴霧してやれば良いこと。

無農薬で安くて効果絶大!
原材料が明確なので私は素手で葉裏をひっくり返し、満遍なく散布してやりました。
その結果、手荒れの心配はゼロ!

これなら鉢花にも適用できそうです。
私はとても気に入りましたよ♪


・・・・・と書いて記録終了のつもりでしたが、まだ数回の実験で結論を出すのは時期尚早の感がいたしますので、もうしばらく経過観察をすることに・・・

経過観察 その後(8月1日)

梅雨が明けず(翌2日、梅雨明け)雨の日や風の強い日が多かったのですが、その後は葉裏に若干のアブラムシがいたけれど、それがあまり増えないんです。
ナスやピーマンの生育がとてもいいんですね。

雨が多いからアブラムシが飛べないからかな?
それともついでの思いつきで、根元にも同じアブラムシ退治液を蒔いたのが効いて、ありもアブラムシを連れて来ないのかな?
と思ったりしていたのですが・・・

8月1日
思いがけないことに気がつきました!
以前から見かけてはいたのですが、てんとう虫、およびその幼虫がたくさんいるんです。
もしかしたらこの虫がアブラムシを食べてくれていたのかも・・・
もはや油虫たいじ液を噴霧せずとも、アブラムシはいなくなっていました。

てんとう虫は害虫だと言う人もいますが、今のところ、このてんとう虫での食害の気配はありません。

そして何よりアブラムシを大事にするアリの姿が見えないのです。
思いつきで根元にもアブラムシ退治液を散布しておいたのが良かったのでしょうか。


そんな訳でまとめ

@日常使っている食用油と台所洗剤を混合しても、人体に悪影響がある化学反応は起こさないと確信できます。
手あれの心配は全く無くて安心!

Aその後の成長振りを見たところ、葉にも茎にも全く害を与えた様子が無いことから、植物にも悪影響は無いと言い切れます。

B効果の持続性があるかどうかはわからないけれど、以後に再びアブラムシの繁殖の様子が見え無い事と、てんとう虫が良い働きをしていると思われることから、虫の植物連鎖も良い方向に向いているのでは・・と思いました。

Cナスの根元にも同じ液を撒いておいたのですが、これがアリを寄せ付けなかった可能性があります。

Dそしてなんとなんと、ネットでこのページを知って試してみたという方が、「絶大な効果あり!」と掲示板へ書き込みをしてくださったのです。

このことから
自作のアブラムシ退治液は効果があった!
と言えます。
なんてったって原材料がいつでもどこでも手に入り、安価なので経済的負担を感じず、大量に作ることが出来るのは魅力ですよね。

今後アブラムシがついたら、同じ方法で試してみて再度報告します。
ただ現在は特定農薬の問題があるので、これを農薬としては使えません。
あくまで売買を目的としない家庭菜園での使用と言うことで・・・

あっ! これを見て試して下さる方は、結果をメールでも掲示板でも良いので、ぜひお知らせくださいね。

と書きましたら、「台所用洗剤使用」に対して後日2名の方から
「折角無農薬をうたっているのに、合成石鹸液を使うのは良くない。」
「直接食する部分に掛ける人も居ることを考えると石鹸を使うべき。」
とのご指摘を戴きました。

当初は「水2リットルに対してわずか0,005パーセントの洗剤なので、そんなに悪影響は無いだろう。」と考えていたのですが、確かにエコライフの点から考えると、環境に優しいと言われる石鹸使用のほうがよいでしょうね。
またブロッコリーなど口にする蕾の部分に掛ける人は、不安感があるかもしれませんね。

これについては、実際に無農薬栽培をポリシーとして野菜栽培をなさっている、小池農園ののぶえさんが石鹸液で試してくださって、農作業日記(2005年5月13日)「効果あり」と書いてくださっています。
我が家も今後は石鹸液を使う事に致しましょう。

やむなく台所用洗剤(合成洗剤)を使用する方は、散布後3時間位して油虫が死滅して動かなくなった頃、綺麗な水で洗い流して下さい。

なお更に「自分でEM石鹸を作ろうと思う。」と言う方も現れ、大変興味深く思いましたので、その作り方を教えていただきました。
その作り方をこちらに載せておきましたので参考にしてください。
この石鹸を溶かせば石鹸液が出来ますね。

EM石鹸でなくとも普通の廃油石鹸の作り方なども、ネットで検索すれば出てくると思います。
ともあれ環境に優しく、かつ安全である事を第一と考えを改めました。

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 追加情報

採種用の大根の茎に沢山のアブラムシがついていました。
1ヶ月ほど前に使ったアブラムシ退治液の残りがあり、その作り置きの古い液を散布してみました。
しかもその古い液は、てんぷらの残り油を利用したものです。
その結果・・・。
散布前

一杯うごめいています。
散布後2時間  
そのままかたまって死滅。
どうやら作り置きの古い物でも効果はあるようです♪
うごめくアブラムシ 効果のほど
11月16日   鉢花にも使用
寒菊にビッシリついていたので、やはり散布してみました。
使用直後 
ウヨウヨうごめいています。
噴霧直後なので葉も蕾も濡れていますね。
使用3時間後 
アブラムシは固まって動きません。
落ちたのもあるのか、数も少なくなっています。
寒菊にうごめくアブラムシ 効き目あり
12月5日  20日後

アブラムシ退治液の悪影響は何も無く、無事開花に至りました。

しかも綺麗でしょう?

大成功! (^_^)v
開花した寒菊
しか〜し、問題がありました。
古い油を使って作った液を、この年の冬季の室内で散布したところ・・・

臭うのです。(>_<) 
屋内ではやはり新しい油を使うべきです。

それに冬季は狭い室内に沢山取り込む為、密集して置いてある鉢物では
葉裏まで満遍なく散布してやる事が出来ませんでした。

その結果どうしてもどこかで生き残ってしまうのですね。
また葉焼けを起こす種類の植物もあるようです。
これは2005年5月に「ハカラメ」を上から撮った写真ですが、中心の2枚の葉は、4月に屋外で満遍なく思う存分散布し、その後出てきた健全な葉です。

その周囲の葉がいじけていますね。
それが被害にあった葉です。
また果樹に散布しようとした時、既に葉が巻き込んだ状態のものでは、アブラムシに直接液が掛からず、葉の中のアブラムシは生き残ってしまいました。

したがってアブラムシに直接掛けられる状態であってこそ効果があります。

既にアブラムシが巻き込んでしまった葉は、摘み取って捨てるしかありません。

初期防除が大切ですね。
それに種類によっては葉焼けを起こすものもあるようです。
これは油虫を退治し切れなかった、やや肉厚の葉「ハカラメ」ですが、葉が黄色くなってしまいました。

ハカラメに限っては今後の油虫対策には、口に入れることはない花なので、根から浸透する殺虫剤を使うことにします。


特定農薬とは?

さて特定農薬については私は解っている様でわかっていないので、ネットで調べたものを、自分にわかるようにまとめて見ました。
今までの農薬取締法では、国が認めていない(登録していない)農薬を、売ることだけを罰していた。
改正された農薬取締法では、売ることだけでなく、使うこと、外国から輸入すること、勝手に作ることの全てを禁止した。
(違反者は懲役3年以下、もしくは100万円以下の罰金)

又新たに特定農薬が加えられた。(特定防除資材と呼んでも良い)
特定農薬とは、農薬と同じような働きをするもので、安全が認められているもの。
以下の3品目。
@食酢
A重曹
B身近にいる天敵(アブラムシを食べるてんとう虫など)
これらはいまさら登録しなくても使ってかまわないし、農薬と同じような効果があるものとして売っても良い。

これ以外の木酢液、牛乳、植物抽出液などは効果が不明であるとして、その取り扱いを検討中。
特定農薬の候補一覧
天敵生物以外のもの 天敵生物など
@植物、カビ、細菌
(木酢液、薬草、米ぬか、植物油、果実酢など)
A動物由来のもの
(牛乳、粉ミルク、発酵乳、キチン、キトサンなど)
B化学製品
(硫黄、消毒液、石灰、ナフタリン、木工用ボンド、洗剤など)
C鉱物質、金属
(ケイソウ土、銅、銀など)
Dその他食品産業で製造される食品
(酒類、食酢、重曹、砂糖など)
E電解水、機能水
(酸性・アルカリ性電解水、海水、海洋深層水など)
@昆虫・ダニ、類
(てんとう虫などの捕食性昆虫、ダニ、寄生ばちなどの寄生性昆虫)
A脊椎動物
(相賀も、アヒル、すずめ、鯉、カエルなど)
B甲殻類
(カブトエビ、ホウネンエビ)
C細菌・カビ・ウイルスなど
(昆虫病原糸状菌、細菌、ウイルス、植物ウイルスなど)

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