杉山塾 塾長 杉山賢司
杉山塾は大人数の集団授業ではなく、一人一人の勉強プロセスを
ていねいにみることで自分に自信を持てるようになる塾です
たとえ1対1でも一律の教え方しかしていなければ、個別指導ではありません。
私は35年前から中学生、高校生の個別指導を行っていますが、生徒達は一人一人とらえ方が違うということにいつも気づかされます。ですので、授業のときはその生徒さんの理解力や性格、クセなどをつかんで最もふさわしい教え方をするように常に心がけてます。たとえ形式だけ1対1になっていても、その先生がどの生徒にも同じ教え方しかできないのならば、それは個別指導とは言えない、と私は考えています。
中学生・高校生の子どもを持つお父様とお母様へ
私が塾の仕事を始めた頃は、多くの人が「少しでも偏差値の高い学校へ」という基準で志望校を決めていたように思います。ところが、長い間中学生や高校生の生徒達と接していくうちに、そのような考え方が少しずつ変わってきました。少子化により大学進学が以前より易しくなり、入試のやり方も多様化しているので、ただ偏差値という基準だけではなくより幅広い視点に立って学校選びをする必要がありそうです。また、高校受験においても、その先の進学までを考えて、自分に合った高校を選ぶ生徒さんが増えています。私たちは大手の塾や予備校のデータを参考にしながらも一人一人に合わせて本人に役立つ情報を提供することで、その生徒にとって最良の選択ができるようにお手伝いをさせて頂いています。
私たちは問題に取り組む姿勢や、正解に至るプロセスを大切にしています。
大手の塾で教えていた頃の私は、成果を出すことで自分と生徒を認めることができ、成果が出なければ失敗である、という考えを持っていました。すると生徒達は、成果が出ている時や成績が上がっている時は気分良く勉強しているのですが、成果が出なくなるととたんにやる気を失ってしまい、時には他人のせいにすることもありました。当時の私の考え方が生徒の状態を作っていたのだと思います。その時に「ただ正しい答えを出して○をもらうことだけで満足していては、本当の自信はつかない。問題に取り組む姿勢や、正解に至る道すじ(プロセス)に注目して、認めてあげることで本当の自信が生まれてくるのだ。」と気が付きました。そこで私は大人数の集団授業ではなくて一人一人の勉強のプロセスまで見ることができる個人指導の塾を始めようと決意したのです。
おかげさまで、杉山塾も創立20年目を迎え、下諏訪駅前の教室を今年からもう一部屋増やして、さらに良い環境が提供できるようになりました。私は今ここでもう一度初心に帰ってあらためて生徒たちと卒業生たちにこう伝えたいと思います。
「あなたが達成してきたことは素晴らしい。しかし、そこに至るまでの努力や姿勢があなたの本当の価値なのです。これからも他人と比べることなく、自分の持てるベストを目指そう。」
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